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【鬼滅の刃】柱稽古編 つまらない│刀鍛冶の里編 つまらない【きめつのやいば】ネタバレ・アニメ・漫画・考察

2023年6月29日

【鬼滅の刃】柱稽古編 つまらない│刀鍛冶の里編 つまらない【きめつのやいば】ネタバレ・アニメ・漫画・考察

テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編はつまらない。このワードは次のアニメの話題になると、必ずグーグルのサジェストに上がってくるワードです。

刀鍛冶の里編の時もそうでした。「刀鍛冶の里編はつまらない」と一部では酷評を受けていました。その主な理由として、人気キャラの善逸と伊之助が登場しないことや、敵である上弦の鬼が 魅力に欠ける点などが挙げられています。

確かに、善逸や伊之助が好きな人には物足りなかったかもしれません。しかしどうでしょう。「善逸と伊之助が登場しないから 鬼滅の刃のアニメは一切観ません」という人が、どれぐらいの割合でいるのか。個人的には、大半の鬼滅の刃好きは、好きなキャラがいない章でもアニメを観るような気がします。

上弦に対する意見については、確かに玉壺・半天狗ともに どうしようもないクソ野郎で、これといった特別な過去のエピソードもありません。感情移入が全くできない 魅力に欠ける鬼。ごもっとも。

ただ、そんな胸糞悪い上弦がいてくれたからこそ、鬼殺隊の正義が際立った。また、柱や炭治郎達を応援する気持ちも より一層強くなりました。玉壺・半天狗は、この上ない程いい引き立て役となったのです。

刀鍛冶の里編の視聴率に関しては、遊郭編より少し数字を落としたものの、平均で7.3%と、未だアニメとしては高水準。つまらないと言われるほどの数字ではありません。

やはり面白かった刀鍛冶の里編。アニメは序盤からヒートアップしていき、過去の回想では泣かされた。竈門兄妹最後の戦いに、同期組として鬼喰い玄弥も参戦。二人の柱は今までにない程の、柱としての偉大な強さを見せつけました。

圧倒的な作画に、程よいアニオリ。それらを統合して「刀鍛冶の里編は本当におもしろかった」。胸を張って言うことができます。そして、最後の感動のフィナーレ。禰豆子の太陽克服に加えて、アニオリの心を燃やせ。あれで泣かない奴はまさに鬼だろう。

ということで、今回の本題である「柱稽古編はつまらないのか」について。つまらないと言われる理由と、そんなことはない と思い直させる部分を掘り下げていきましょう。いいねとチャンネル登録・共有ボタンもプッシュ。では参ろう。

柱稽古編がつまらない理由

柱稽古編はつまらないと聞くと、耳を塞ぎたくなってしまう。確かに、つまらないと感じる人が 今までより多いのは確かでしょう。しかし、内容は全くつまらなくない。

ただ読み流すだけなら、物足りなさを感じる章ではある。しかし、内容を深く理解することで、柱稽古編の魅力は引き出されていきます。

私はこのチャンネルで、柱稽古編の魅力をどんどん発信していきます。そして、一人でも多くの人に、柱稽古編をアニメで観る楽しさを理解していただく。というわけで、まずは柱稽古編がつまらないと言われる理由を、ネットの意見から見ていきましょう。

話数が少ない

柱稽古編は、今までの章と比べて圧倒的に話数の少ない章です。竈門炭治郎立志編は53話。無限列車編は13話。遊郭編は31話。刀鍛冶の里編は30話。そして、柱稽古編は多くても12話と、今までで最小の話数となります。

短いからつまらない、というのは根拠になっていないような気もしますが、内容が薄くなってしまう というのは事実としてあります。ただ、ここに関しては以前の動画で触れたように、小説の話をアニメ化するなどして、アニオリで盛っていけば充実していくはず。製作者の腕に期待が懸かる。

敵がいない

柱稽古編には鬼が一切登場しません。鬼滅の刃のメインイベントは、やはり鬼殺隊と鬼との熾烈な戦い。それが一切起きない柱稽古編は、どこか物足りなさを感じる。それは致し方なし。

思えば、今までの章では必ず敵キャラが存在し、章を追うごとに敵の強さもレベルアップしてきました。竈門炭治郎立志編では、十二鬼月以下の鬼との戦い、そして下弦の伍・累との死闘がありました。

そして無限列車編では、下弦の壱・魘夢に加え、上弦の参・猗窩座という強者が立ちはだかりました。遊郭編では上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との対決。刀鍛冶の里編では上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺の二体の上弦が襲来しています。

柱稽古編では上弦どころか、鬼一体すら敵として登場しません。考えられるのは、アニオリの鬼の登場。しかし、ここは賛否両論わかれるところ。アニオリで無理やり鬼との戦いを描いてしまうと、かえって面白さが半減してしまう可能性があります。

アニオリだと、どうしても十二鬼月以下の雑魚鬼の登場となってしまいます。アニメ無限列車編1話に登場した、切り裂き魔の鬼。そして遊郭編1話に登場した、カマキリのような手を背中に生やした鬼。いずれもアニメオリジナルの鬼です。

これらの鬼は、今までの敵と比べると やはり見劣りしてしまう。ストーリー的に、十二鬼月をアニオリで出すわけにはいかないので、どうしても強者感を演出できない。そのため、魅力的な鬼に仕上げることは難しいといった印象。

それならいっそのこと、まったく鬼は出さない原作通りの進行で、柱の深掘りをより深くしてほしい。下手にアニオリのバトルでテンポを悪くするよりは。私はそう思います。

戦闘がほとんどない

敵がいない=戦闘がない。鬼殺隊士同士の手合わせはあるものの、柱稽古編には鬼との戦いが一切ありません。戦闘描写がないということは、いつものハイクオリティな作画は見られません。

次週はあの戦闘シーンが見られる、というワクワク感もありません。やはり戦闘シーンを楽しみにしている方も多いので、視聴者が減ってしまう可能性は高いと言えます。ここは否定できない。

柱稽古編がおもしろい理由

柱稽古編はつまらない、と言わせたままでは終わらせない。柱稽古編は、知れば知る程おもしろい。その理由、見どころをまとめてみました。

主要キャラが勢ぞろい

刀鍛冶の里編は、善逸と伊之助が不在ということで「つまらない」と言われました。ならば、主要キャラが勢ぞろいする柱稽古編はおもしろい。そうなります。

炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助・玄弥・カナヲの同期組・かまぼこ隊。そして柱は、炎柱・煉獄杏寿郎以外の柱が全員登場します。煉獄さんも完全に登場しないというわけではなく、刀の鍔や反復動作のくだりで存在感を表しています。

柱稽古編は柱が活躍するということで、煉獄さんにもスポットを当ててほしい。ということで、煉獄零話のアニメ化も少しだけ期待。ただ、煉獄零話は柱稽古編とは全く関係のないストーリーなので、期待値としては低めかも。

個性豊かな柱稽古

柱稽古編のメインコンテンツは、やはり柱稽古。音柱の基礎体力向上から始まり、恋柱による地獄の柔軟。霞柱の高速移動の稽古。蛇柱による太刀筋矯正。風柱による無限打ち込み稽古。そして岩柱による筋肉強化訓練。

稽古名だけ聞くと、ほとんどは一般的な稽古のように見える。しかし、内容はどれも地獄のような稽古内容です。

音柱の基礎体力向上は、ひたすら山を走って上り下りする訓練。スピードが遅いと、天元から竹刀でぶっ叩かれ、休憩すらも許可なく許されない。

霞柱の高速移動の稽古は、比較的柔らかい稽古内容。無一郎の指示通りに動くことで合格を貰える。炭治郎は5日でこれをマスターし、笑顔で無一郎に見送られた。

指示通りにできない者に対しては、これ上ない程に冷たくあしらう無一郎。この時の無一郎は、記憶のない時の無一郎に戻っています。

恋柱の地獄の柔軟は、蜜璃の怪力による地獄の柔軟。もう一つ地獄なのが、レオタードを着た上でバレエを踊らさせられるということ。辱めを受けた上で、さらに無理やり開脚させられるという、二つの意味で地獄の稽古となっています。

蛇柱の太刀筋矯正は「木に縛り付けられた人達に当たらないように、柱の小芭内に打ち込みを入れる」という異常なもの。縛り付けられた人達は、稽古を突破できなかった人達です。

一見ただの恐ろしい稽古にも見えますが、実はそうではない。人に当てないように極度の緊張感を持つことで、正確な太刀筋を習得できる。炭治郎は四日程で小芭内の羽織の袖を斬り、稽古を突破。

風柱の無限打ち込み稽古は、その名の通り、ただひたすら実弥に向かって打ち込み続けるというものです。実弥は複数人を相手にしているため、実は風柱にとっても訓練の効果がある。実弥の炭治郎への当たりは強く、これでもかという程ボコボコにされています。

そして最後の、岩柱の筋肉強化訓練。これが内容としては一番過酷な稽古です。まずは異常に冷たい滝に打たれながら、念仏を唱え続ける。そして次に、とてつもなく太い丸太を三本担ぐ。最後は、岩を一町先まで押すという訓練。一町先とは約109メートルです。

結局作中では、炭治郎のみが最後まで突破。善逸と伊之助は、岩を押す訓練までで 無限城に引き込まれたため途中で終了。

悲鳴嶼さん自身もこの訓練を行っており、自身は丸太三本に岩をぶら下げて、地面に火をつけて裸足で耐えていました。また悲鳴嶼さんは、他よりも大きい岩を押している。やはり悲鳴嶼行冥は最強。

作中では悲鳴嶼さんの稽古が最後となっていますが、実はもう一つ稽古はあったようです。水柱・冨岡義勇の稽古です。内容は明確ではありませんが、小説の内容からおそらくは、稽古の総まとめとしての手合わせ。

どんな技にも対応する水の呼吸相手に、打ち込んでいく稽古。悲鳴嶼さんの稽古を突破できたのは炭治郎だけだったため、結局最後は師弟の訓練だけで終わった模様。訓練に誰も来ないのを、義勇が寂しがっている様子を想像すると面白い。

水柱・冨岡義勇の過去

柱稽古編・序盤で描かれる、冨岡義勇の過去。自分は水柱じゃないと言い、柱稽古には参加しないと考えていた義勇。炭治郎の言葉に錆兎との過去を思い出し、柱稽古に参加することを決意します。

原作では錆兎との過去がメインで描かれていますが、ファンブックでは義勇の幼い頃の話も明らかになっています。鬼に襲われた過去から、育手の鱗滝の元に行くまでの流れなど、ここをアニメ化してくれると嬉しい。

岩柱・悲鳴嶼行冥の過去

柱稽古編では、水柱と岩柱の過去が明らかになります。悲鳴嶼さんの悲しい過去。鬼に襲われてから投獄され、お館様に救われるまでの流れが描かれました。ここに登場するのは例の裏切り者と、沙代という女の子。

この沙代に関しては、私も色々考えました。16巻のおまけページでは、あの時のことを謝りたいと言う、14歳になる沙代の姿が描かれています。もしかしたらアニメでは、沙代が謝るシーンも描かれたりするかも。だとしたらめっちゃ嬉しい。

不死川兄弟

刀鍛冶の里編では、玄弥の過去に実弥の姿もありました。過去の優しかった兄といった印象で、少し好感度を上げた実弥。しかし、柱稽古編では再度、好感度をブチ下げます。

これは、無限城編のための演出。あえて実弥の好感度を下げ、二人の仲の悪さを際立たせることで、あのシーンの感動を大きくする狙いがあります。原作勢は理解する、アニメ勢はまた実弥を嫌いになる。何とも面白い。

まとめ的なもの

今回は以上です。まだまだ、細かい部分の見どころは沢山あります。柱稽古編は無限城突入部分まで行くと思いますが、そのあたりについては、また今後の動画で深掘りします。

先ほど柱稽古編の原作を読んでいて、ふと思いました。柱稽古編は140話までいくのではないかと。というのも、お館様が自爆してから、泣きながら戦いに向かうシーンというのがあるのです。

そこまでを描いてから、しのぶが童磨の元へ到達したところで柱稽古編は終わる。そして劇場版の特報、という流れがいいのかなと。このあたりも意見をお待ちしております。今回の記事は以上です。いいねとチャンネル登録・共有ボタンもプッシュ。それではまた。

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