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アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編8話|時透無一郎の過去【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

2023年5月21日

アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編7話|時透無一郎の過去【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編7話。7話は憎珀天の登場と、時透無一郎の過去がメインの回。今回は先取り考察として、時透無一郎の過去の秘密や、その他の無一郎の秘話についてお話したいと思います。

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アニメ7話

7話の冒頭。炭治郎が半天狗本体を追い詰めたことで、積怒が他の分裂体を吸収し憎珀天が生まれる。今までの分裂体とは違う強烈な威圧感。憎珀天は炭治郎達のことを「極悪人」と呼ぶ。これに炭治郎は激怒。自分のことは棚に上げる憎珀天に対し「お前の頸は俺が斬る!」と宣言する。

場面は変わり時透無一郎サイド。玉壺の血鬼術・水獄鉢により捕らわれている無一郎。全集中の呼吸は、大量に酸素を取り込むことで身体能力を大幅に上昇させる呼吸術。空気の無い水獄鉢の中ではまともに技を発動できない。

無一郎は肺に残っている技一発分の空気を使い、霞の呼吸・壱ノ型・垂天遠霞を繰り出す。しかし、無一郎の刀は刃こぼれをしており、水獄鉢の壁を斬ることができない。「だめだな、終わった」。諦める無一郎。柱二人の応援を、お館様に願うことしかできない。

そして、終わったと諦める無一郎の前に、炭治郎の幻が現れる。幻は言う。「どうしてそう思うんだ?先のことなんて誰にもわからないのに」。無一郎は、炭治郎からこのようなことを言われたことがありません。「言ったのは誰だ?」。

これは、無一郎の記憶の奥底にある言葉。炭治郎の言葉が記憶を取り戻す最初のきっかけになったことで、無一郎の頭の中の霞を炭治郎が晴らしていく。しかし、記憶を取り戻しつつありながらも、無一郎の危機は依然変わらない。

「狭窄してきた、死ぬ」。狭窄とは、管の中が細く狭くなること。無一郎はとうとう肺の中の空気が無くなってしまい、死を確信。炭治郎の幻と会話をしながら目を閉じていく。

ここで小鉄が現れる。小鉄は包丁で水獄鉢の壁を斬ろうとする。ぐにぐにして斬れない水獄鉢。それもそのはず。無一郎の霞の呼吸でも斬れなかった水獄鉢。小鉄の包丁で斬れるわけがない。

背後に迫る鬼。小鉄は全身を斬り刻まれ、さらには急所である鳩尾にも致命傷を喰らう。しかし倒れない小鉄。無一郎は「君にできることはない!逃げろ!」と心の中で叫びます。

諦めない小鉄。水獄鉢の中に自分の空気を送り込む。刀鍛冶はもちろん全集中の呼吸を知っている。水中に空気を送り込めば、それで技を出せることも知っている。何もできないと思われた小鉄が、起死回生の一手を繰り出した。

炭治郎の幻は言う。「人のためにすることは、巡り巡って自分のためになる。そして人は自分でない誰かのために、信じられないような力を出せる生き物なんだ。無一郎」。まさに、小鉄のことを言っているこの言葉。無一郎が助けた小鉄が、信じられない力を出した。巡り巡って自分のためになった。

霞の呼吸・弐ノ型・八重霞によって、水獄鉢を打ち破った無一郎。しかし、毒の影響もあり弱り切っている。炭治郎の幻が言っていた言葉は無一郎の父の言葉だった。肺の痛みから肺炎で死んだ母を思い出す。徐々に覚醒していく無一郎の記憶。

時透無一郎の過去

無一郎は人里離れた山の中で、木こりとして生計を立てる家に生まれる。10歳になるまでは、父、母、そして双子の兄・有一郎の4人で過ごしていた。しかし、母は肺炎、父は薬草をとりにいった際に崖から転落するという不慮の事故で亡くなってしまう。

こうして有一郎と無一郎の、2人での生活が始まる。有一郎は、父が母を助けようとして結局2人とも亡くなってしまったことから「情けは人の為ならず 誰かの為に何かしても ろくな事にならない」と考えるようになる。

一方で無一郎は「人の為にすることは 巡り巡って自分の為になる」と有一郎と真逆の考え方をもっている。こういった意見の食い違いもあり、二人は次第に仲が悪くなっていく。有一郎は「無一郎の無は無意味の無」と言い放ったり、2人の溝は広がる一方。口すらきかなくなってしまいます。

そんなある日の夜、2人の家を鬼が襲撃。有一郎は鬼の攻撃を受け致命傷を負う。鬼は「いてもいなくても変わらないような つまらない命なんだから」と有一郎を侮辱。その言葉に無一郎は、未だかつてない激しい怒りを覚えます。一晩中応戦したのち、ついには鬼を討伐。そして最期に有一郎は、無一郎に一つの言葉を残します。

「無一郎の無は無限の無」。有一郎は、無一郎が無限の力を発揮できる、選ばれし人物であることがわかっていたのです。産屋敷あまねが時透兄弟を鬼殺隊に誘ったときは、有一郎が彼女を必死に追い返しました。

このとき追い返した背景は、「無一郎の無は無意味の無」でとても鬼殺隊に入れないから、ではなかったのです。「無一郎を危険な目に会わせたくない」。「どうしても守りたい存在」という気持ちで断り続けていたのです。

有一郎にとっても、無一郎はとても大切な存在だった。兄として弟を守らなければという、使命感にも必死だった。あえて「無一郎の無は無意味の無」と言い無一郎の自信を落として、鬼殺隊への道を閉ざすような言動を続けた。

有一郎もまだ幼い年齢です。大切な命を守るための手段として、冷たい対応をとることでしか対処できなくても仕方がありません。「嫌われている」と思うまで傷ついていた無一郎が、最期に兄の本当の気持ちを知ることができたのでした。

全てを思い出した無一郎。極限まで追い詰められた無一郎の体に、とうとう痣が発現します。特筆すべきはその数。無一郎の痣は顔に3つ出ています。そして、腕に出ているようにも見えます。

痣は血とよく似ているので、正直どれが痣なのか分かりにくいところではあります。痣と血の違いをよく観察してみると、痣は色がハッキリしていて、一部とがった箇所がある。血は色が薄い部分もあり、全体的に丸みを帯びているということが分かります。

顔の3つは確実に痣だとして、腕に出ているのは痣なのかどうか怪しいところです。腕の紋様は一瞬痣のようにも見えましたが、他のシーンでは薄くなっているので、おそらくこれは血でしょう。

私が注目しているのは痣の数なのですが、始まりの剣士と思われる人物は痣が一つ、炭治郎も痣は一つです。黒死牟は痣が二つ。私は最初、痣の数が多いほど強いのかなとも思いましたが、よく考えたら始まりの剣士が弱いとは考えられません。痣はバランスを考えて描かれているだけで、「痣の数」というのに特に意味はないのかもしれません。

装備の秘密

最後に、無一郎の装備について触れておきましょう。無一郎の日輪刀は白色。刀身には悪鬼滅殺と彫られています。無一郎の隊服は柱にしては珍しく、通常の鬼殺隊士と同じく背中に滅という文字が書かれたもの。脚絆もつけておらず、全体的にダボついた容姿になっています。

これにはきちんと理由があります。わざと大きな隊服を着ることにより、手の長さや向き、関節の向きなどを分かりにくくしているのです。

そうすることで、間合いや次の動作を悟らせなくするのです。反面蜜璃や天元などは、腕や足がもろに出ているので、そこが不利に働くこともあるでしょう。合理的な無一郎らしい選択です。

まとめ的なもの

いよいよアニメ7話が放送。無一郎と玉壺のバトルもどんどん激化していきます。霞の呼吸と玉壺の血鬼術の応酬。作画に期待が懸かります。刀鍛冶の里編もおそらく11話ぐらいで最終回。6月の中旬頃でしょうか。

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