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アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編に登場する上弦の鬼「玉壺」を徹底解説【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

2023年3月15日

アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編に登場する上弦の伍「玉壺」を徹底解説【きめつのやいば】ネタバレ・漫画

みなさんこんにちは。4月9日から公開される、鬼滅の刃・刀鍛冶の里編。刀鍛冶の里での迫力満点の闘いシーンが映像で見られると思うと、ワクワクが止まりません。今回は、そんな手に汗握る闘いを展開する鬼の一人・玉壺についてご紹介します。

1.プロフィール

玉壺は、十二鬼月の一角をしめる、上弦の伍の鬼。身長や体重は、壺の中か外にいるときでは違いがあり、身長は「150〜170cm」、体重は「40〜80kg」です。趣味は「壺作り」や「生き物改造」。生き物改造というのは、違う種類の魚を縫い合わせたりすること...。癖の強い人物像が早速明らかになりました..。

声優は鳥海浩輔さんが担当しています。

2.人物像

一言で「独特な感性をもった変わった性格」です。悪く言うと、変態で気持ち悪い奴。鬼舞辻無惨に頸を斬り落とされ、無惨の手のひらに頸がのっているときは、「いい...とてもいい......」などと、興奮気味に語っていました。

コミカルなキャラにも見えるし、変態的で気持ちの悪いキャラにも見える...。なんとも独特な人物です。一見面白そうな人物にも思えますが、それでも玉壺は上弦の鬼。極悪な面がないと、昇り詰めることの難しい領域です。

そのように本性は、下劣で非道。過去、魚で生き物改造をしていたように、鬼になってからは人間の死体を飾り付け、玉壺なりの芸術品として作り上げてしまうほど。その悪趣味がゆえに、人間の命さえも、軽く扱ってしまう人物なのです。

またプライドが高く、自分より優れたものに敬意を払うことができない、痛い性格でもあります。鋼鐵塚蛍が玉壺の攻撃を受けてもなお、刀を研ぎ続けるシーンでは、「私でさえここまで集中したことはない…芸術家として負けている気がする!」と、ただ自身が傷つき、鋼鐵塚の集中力をそごうと妨害をします。

自分より優れた相手を見つけたら、自分が努力して超えてやろうと対抗心を燃やすのではなく、相手の妨害をして引きずり降ろそうとするタイプのようです...。なんとも残念な人物です...。

3.過去

独特の感性をもち、魚で生き物改造をしていたということから、相当「ヤバい」過去のエピソードがありそうな玉壺。しかし、本編で玉壺の過去について触れられることは、一切ありませんでした。

あの半天狗でさえ、見開き2ページで過去が紹介されていたのに、玉壺は0ページ。それ以上に薄っぺらい人生を過ごしてきたのか...。それとも、グロテスクすぎて漫画で表現できなかったのか...。

しかし、公式ファンブックでは、その玉壺の過去が明らかにされました。本名は「益魚儀(まなぎ)」で、漁村で生まれたとのこと。親の魚好き?が、名前に反映されすぎてるような気もしますが...。ちなみに血鬼術では、魚を使った技を使いますが、これも幼いころの記憶がもとになっていると想像できます。

漁村で生まれた益魚儀は、自然豊かな場所でのびのび育ち、感性豊かな人物に育っていきます...というのは間違っていませんが、それは言葉が綺麗すぎます。おかしな方向に感性が育っていってしまったんです。

動物をいたずらに殺したり、違う魚を縫い合わせたり、壺に骨や鱗などをためて、芸術作品だと名乗ったり。完全にキ〇ガイです。

現実世界でも、奇怪な殺人事件の犯人は、昔に猫を殺して解剖していたりと、幼いころから異常な人物であったと明らかになることがありますが、益魚儀も同様。幼いころから、異常な感性の持ち主だったんです。

また、益魚儀は早い時期に両親を亡くしています。両親は漁に出かけた際、不運にも海難事故に遭ってしまったのです。そして残酷にも、益魚儀は両親の水死体と対面することになります。しかし、そのとき益魚儀が抱いたのは、「美しい」という感情。その水死体を眺めては、「美しい」と感動したのです。

通常、自分の親が亡くなったら、相当悲しいはずです。さらに、死体と対面する場面があるとするならば、号泣せずには居られないでしょう。

益魚儀の場合は違っていました。親の死体を見て感動した益魚儀は、本当に頭のおかしいヤツと認めざるを負えません。そして、この出来事も影響して、歪な感性はさらに目覚めていったと言われています。

これだけ異常な人物であれば、当然のようにからかう人も現れます。特に子どもなら、なおさらでしょう。そこで、益魚儀はからかわれたらどのような反応をしたかというと、その子どもを殺して、死体を壺に埋めてしまったのです。子どものころから、残虐な行為を繰り返していたのでした。無惨が玉壺を好むのもうなずけます。

そして、殺された子どもの親は当然激怒。益魚儀は報復され、瀕死の状態に。そこで、無惨がたまたま近くを通りかかり、その益魚儀の異常さを感じとってなのか、自分の血液を与えて鬼にしたのでした。

幼いころも鬼になってからも、行うことが根本的に変わらない玉壺。本編では描けないほどの異常な過去をもっていたと、みなさんおわかりいただけたでしょうか...。

4.血鬼術

ここからは、壺を使った戦闘スタイルを得意とする、玉壺の血鬼術をご紹介します。

千本針 魚殺(せんぼんばり ぎょさつ)

壺から呼び出した巨大な金魚二匹が、無数の毒針を飛ばす技。その毒をくらうと、徐々に全身の動きが鈍くなってしまいます。

水獄鉢(すいごくばち)

水で作った巨大な鉢の中に相手を閉じ込めてしまう技。水中なので当然呼吸技が使えず、鬼殺隊にとっては相当苦しい技です。

蛸壺地獄(たこつぼじごく)

壺から巨大なタコの触手を発生させる技。その触手で相手を強く締め上げるため、一回捕らえられるとなかなか抜け出すことができません。

一万滑空粘魚(いちまんかっくうねんぎょ)

鋭い牙をもつ、一万匹の魚を生み出す技。斬っても毒をまきちらすため、対応が難しい技です。

ここからは、玉壺が脱皮を行い、真の姿になった際に発動できる血鬼術を解説します。

神の手

手に触れたもの全てを魚に変化させる技。生物・無生物関係ありません。この技を受けると、一生魚として人生を過ごすことになるので、ある意味最悪の技です。

陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)

縦横無尽に素早く動き回り、相手を攪乱しながら攻撃を繰り出す技。「神の手」と併用して攻撃してくるので、大体の人は一瞬で魚になってしまうでしょう。

6.刀鍛冶の里編

そんな玉壺は刀鍛冶の里編で、霞柱・時透無一郎と壮絶な闘いを繰り広げます。

玉壺は、刀鍛冶を助けていた無一郎と森で遭遇。早速、その前に殺していた刀鍛冶を壺に埋めて作った「鍛人の断末魔」を見せつけます。それを見た無一郎は、「いい加減にしろよ、クソ野郎が」と怒りをあらわにし、斬りかかり戦闘が始まります。玉壺は壺間を素早く移動し、無一郎を攪乱します。

そして、玉壺は手ならしで「千本針 魚殺」を発動。毒針が無一郎と小鉄・鉄穴森鋼蔵の刀鍛冶2人にも襲い掛かってきます。そこで、無一郎は刀鍛冶2人をかばい、全身で攻撃を受け止めます。人を守ろうとする、無一郎の責任の強さや執念を感じる場面です。

しかし、毒で動きが鈍ったせいもあるのか、無一郎は一瞬の隙を攻められ、「水獄鉢」に閉じ込められてしまいます。無一郎は、肺に残っているわずかの空気で呼吸の技を使いますが、なかなか打ち破れません。

その間に玉壺は、鋼鐵塚蛍が刀を研ぐ、あばら家を襲撃。しかし、しゃべる玉壺に全く気づかないほどの集中力を見せる鋼鐵塚。苛立ちを隠せない玉壺は、攻撃を続けますが、まだまだ研ぎ続ける鋼鐵塚。恐ろしいほどの集中力です。

そして、無一郎のもとには、小鉄が鉢を破ろうと必死に助けにいきます。小鉄は近くにいた鬼からの攻撃を受けますが、それでもなお無一郎を助けようとし、鉢の中に自分の息を吹き込みます。そして無一郎は、その空気を吸って繰り出した呼吸の技で、鉢を粉砕。脱出することに成功します。

そして、あばら小屋に戻り、再び玉壺と対峙。

痣の出現した無一郎は、毒を受け続けていたのにも関わらず、鋭い攻撃をみせます。玉壺は「蛸壺地獄」を繰り出し、無一郎を締め付けますが、今の無一郎は覚醒状態。無一郎は、触手をすぐに斬り落としてしまいます。さらに攻撃を続ける無一郎は、玉壺の頸をかすめるほどに。

そして、ここからは挑発合戦。お互いの罵り合いが続きますが、無一郎が玉壺の壺を「下っ手くそだなぁ」と言ったところで、プライドの傷つけられた玉壺はぶち切れ。「一万滑空粘魚」などを繰り出し、一気に攻撃を仕掛けます。しかし、素早い攻撃で玉壺の技をかわし、攻め立てる無一郎。

そしてついに玉壺は、壺の中から出て真の姿で現れます。しかし、無一郎は無反応。どこか、この2人の闘いにはポップな面もあります...。

その表情を見た玉壺は、無一郎を血鬼術で再び攻め立てます。縦横無尽に襲い掛かりますが、このときの無一郎は本当に強い。玉壺以上に無一郎は素早く攻撃を繰り出し、霞の呼吸「漆ノ型・朧」で玉壺の頸を斬ることに成功。玉壺は最期に負け惜しみを言い続けますが、無一郎に頸を真っ二つに割かれ、あっさり戦闘終了。

痣が出現してからの無一郎は、ほぼ無傷で上弦の伍の鬼・玉壺を圧倒しました。「あれ、強すぎない無一郎...?」と、読んでいる側もびっくりするほどのスピード感でした。

最期に

今回の物語から、私は「現状の自分に満足することなく、努力し続けることの大切さ」を感じました。

玉壺は、確かに鬼として強い存在です。しかし見ての通り、自分の力に慢心して、全て自分が正しいと思い込み、一切反省することなく生きてきました。一方の無一郎はどうでしょうか。鬼を根絶したいという想いを胸に、いつも厳しい鍛錬を続けてきました。

玉壺は鬼として、無一郎は鬼殺隊として、お互い才能があったのは確かです。しかし、その後の考え方・行動の違いで、無一郎が圧勝するという結果になったのは、必然的だともいえます。

プロ野球選手の世界でも、似た話を聞くことがあります。高校時代に自身の才能を活かすことで活躍できたが、プロになってからはその才能に慢心して練習を怠り、結果として目立って活躍できず、プロの世界を去ってしまう...。

このように、才能だけに任せて謙虚に生きないことは、結果むなしい人生に繋がるということを、玉壺と無一郎の闘いが教えてくれたのではないでしょうか。みなさんも謙虚さをもち続け、努力を続ける生き方を、改めて心がけてみてはいかがでしょうか。

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