結局パギャとは何だったのか。現在は柱稽古編のアニメが放送真っ最中なのですが、この先の戦いが楽しみすぎて、少し気が早いですが、最終決戦の鬼舞辻無惨の技についてまとめておきたいと思います。
鬼殺隊が一時は全滅しかけた『パギャ』という轟音と共に繰り出された無惨の技。パギャってなかなか現実世界では聞かないというか、想像がしにくい音なので、一体どんな技なのかも想像に難い。
漫画では一コマでパギャってるだけで、技の軌道など詳細は描かれていません。次の瞬間には周りにいた隊士が全員吹き飛ばされ、一時は戦闘不能に陥っています。
とても強力なパギャですが、今回はそれらの技も含め、無惨の全ての技を解説していきます。
ということで、チャンネル登録やらコメントは絶対です。
では参ろう。
最終決戦とは
そもそも鬼滅の刃の最終決戦とは。今はみんな最終決戦と呼んでいますが、正式名称というわけではありません。単行本21巻から始まる、鬼舞辻無惨との決戦を最終決戦と皆は呼んでいます。
最終決戦には様々なドラマがあるので、今後一つ一つ深掘りして動画にしていく予定です。
肉体変化
まず、基本となる無惨の形態について。七つの心臓と五つの脳を持ち、さらにそれらの位置を自在にコントロールできる。
たくさんの心臓と脳を持つ動物は実際におり、例えばタコは心臓が3つ、脳が9つあると言われています。合計すると無惨と一緒の数になる。無惨は後述する触手のような管からも、タコ鬼と呼ぶにふさわしい。
無惨の再生能力は上弦の比ではなく、斬られた次の瞬間から再生していくため、実質頸を斬って落とすことは不可能。また、頸を破壊されても死ぬことはなく、日の光以外で倒すことは難しい。最強の縁壱ですら分裂して逃げられている。
最終決戦の無惨は人型で戦っていますが、無惨は肉体を自由に変化させることができるので、決まった姿形というものはありません。固定した姿でこちらが認識すると、思わぬ形態変化により一瞬でやられてしまう。
11本の管
両腕を変化させた極太の管2本に加え、背中から細い管が9本。通常は合計11本の管を武器とする。背中から生えている細い管には、先端に骨のような刃がついています。
管の射程は非常に長く、威力は周囲の建物や地面をズタズタに引き裂くほど。直撃すれば即死は免れない上に、掠っても傷口から無惨の少量の血を注入され、全身の細胞を破壊されいずれ死に至る。
また、通常の11本の管に加え、管はそれ以上に増やすことも可能。作中では実際に管を11本と認識させた後に、管を増やして不意打ちをかました。
実は、これこそがパギャの正体。11本かと思われた管に、追加で腿から8本もの管を生やした。腿から生えた管は柱達が目視できない程速く、重量のある悲鳴嶼行冥ですら吹き飛ばすほどの威力を見せた。
パギャ恐るべし。
全身の口
全身どこにでも牙のついた口を作り出すことができる。復活直後は手についた口で一般隊士を捕食していた。窮地に陥った際は、顔全体を口にして噛みつくといった使い方もしている。
風の渦
続いての無惨の技は、吸息による風の渦。全身についた口からの強烈な吸い込みによる、風の渦の発生。これはただの風の渦ではなく、触れた部分の肉が抉り取られるほどの凶悪な威力を誇る。
また、強力な吸い込みにより敵は体を引っ張られ、大ぶりな回避動作を取らざるを得なくなるため、通常の何倍もの体力を消耗していく。
この渦に加えて管での攻撃。管を避けたと思っても、一歩間違えると風の渦に吸い込まれ接触し重傷を負ってしまう。
マジでこれ、めちゃくちゃ敵としては厄介。吸い込まれる引力が他方からありながらの、一撃でも喰らったらヤバい無惨の無数の管による攻撃をよけながら戦わなければならないと。
無理です。最後まで戦った柱は本当にすごい。
空気弾
まだまだあります。全身の口から吸息した空気を、高圧で吐き出して攻撃する。ただの空気弾ではない。周囲の建物や地面にクレーターを作るほどの威力。
吸い込むときも風の渦を発生させ、吸い込んだ空気も吐き出して攻撃する。無駄がなさすぎる。
衝撃波
最後は無惨の最終奥義のようなもの。体を斜めに横断する形の巨大な口を開き、稲妻を伴う衝撃波を放つ。
まともに喰らえば大ダメージに加えて神経の動きを狂わされ、呼吸を維持できなくなる。これこそ無惨の血鬼術と呼べるもの。そのため、日輪刀を体に刺すことで神経の狂いは解除が可能。
衝撃波は、愈史郎の札を使っていた遠方の産屋敷輝利哉にまで影響が及んだ。
この大技は、無惨といえど連発は不可能。相当な体力を使う。9000年分の老いも重なり、作中で伊之助に放った際は地面に十字の傷を刻んだ程度の威力となった。
分裂逃走
敵わない相手に出くわした時や、窮地に陥った際は、分裂をして逃げる。縁壱に敗北した際は、1800もの肉片に分裂し逃走した。少しでも肉片が残っていればそこから復活することができるため、分裂を発動すれば確実に逃げられる。縁壱ですら1500しか斬れず、300は逃してしまった。
というか1500斬れたこともおかしいが。
肉の鎧
こちらは日の光を一時的に避けるための技というか肉体変化。全身の肉を分厚く盛り上がらせ、巨大な赤子の姿に変化する。無惨が赤ん坊の頃から感じている、死にたくないという気持ちがこの姿に表れている。
日の光を一時的に避けることはできるものの、徐々に体は妬けていく。まさに苦肉の策。最後は肉体を地面に潜らせようとまでした。
無惨の能力まとめ
上記の技に加え、力が全盛なら単純な戦闘能力も強い。もしも薬で弱っていなければ、全く歯が立たなかったでしょう。まず消耗戦で勝てない。
こんな無惨を縁壱は一撃で仕留めたわけだけども、おそらく、戦国時代に縁壱にやられてから、無惨は能力を強化したはず。
戦国時代にはまだ、全身の管やその他の技というのは無かったかもしれない。縁壱相手には2本の腕と、それについた口だけで戦っている。吸息は使えたかも。縁壱に一瞬でやられてるので、そこは何とも言えない。
ただ、今まで無敵だった無惨が、縁壱にやられて悔しくて能力を強化した、というのは物語的にはしっくりくる。
今回、あらためて無惨の能力について調べてみたけれども、驚異的すぎた。最終決戦は無惨の技の詳細を知っているか否かで見方も大分変わってくるでしょう。
一見触手を生やしただけの化け物にも見えますが、技はどれをとっても一撃必殺という驚異。最初は腿の管を隠していることからも、見かけで油断させるという策もあるのかも。人型にしてるのもそうかも。
ということで、大分先の話ですが、最終決戦の無惨の技についてまとめてみました。皆さんは無惨の技でどれが好きですか?無惨だからどれも嫌いですよね♪
今回の記事は以上です。それではまた。
【鬼滅の刃 考察】無惨はタコだけではなく、ある動物もモデルになっていた!【きめつのやいば】
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