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鬼滅の刃 柱稽古編OP完全解説|主題歌『夢幻』には様々なキャラが隠れている【きめつのやいば】 #鬼滅の刃 #柱稽古編 #夢幻

鬼滅の刃 柱稽古編OP完全解説|主題歌『夢幻』には様々なキャラが隠れている【きめつのやいば】 #鬼滅の刃 #柱稽古編 #夢幻

アニメ柱稽古編のオープニング主題歌『夢幻』の考察動画を以前出しました。今回の主題歌・夢幻の歌詞には、様々な深い意味が隠されており、捉える角度を変えると全く別の意味に変化したりします。

オープニング主題歌を、ここまで考察したいと感じたのは初めてです。それは皆さんも同じ感想を抱いていらっしゃるようで、コメントでもたくさんの考察・意見を頂きました。

今回は、そちらの意見を参考にしながら、再度考察をしていきたいと思います。あなたの歌詞考察の意見も、ぜひコメント欄にアウトプットしていってください。最終的にはMAD化も考えています。

ということで、まずはコメント欄の意見を拾っていこうと思います。チャンネル登録とコメントは絶対です。概要欄からブログも見てね。

では参ろう。

考察コメント①

螺旋っていうキーワードは明らかにDNAの二重螺旋を示してるんじゃないですか?

そう考えると螺旋というキーワードは、人から人への想い、世代を超えて受け継がれていく命ということを示しているのでは?

そう考えないとどう考えても、これまでの鬼滅の刃の主題歌の歌詞と繋がりがなくなってしまいます。

考察コメント②

サビの前の「憎い 憎い 醜い 醜い」「黒く 黒く」と2回続くところは、無惨とお館様二人が思っていることと取れました。

HYDEさんとMY Firstさんが、無惨とお館様それぞれを歌ってる感じと「黒く 黒く」の所で無惨とお館様にスポットライトが当たるシーンなんかは鳥肌が立ちますよ。

考察コメント③

「憎い、憎い、醜い、醜い、月を隠すほどの、黒く、黒く、淀む心、君さえ居なければ」というのは鬼殺隊士の心というより、黒死牟の継国縁壱への想いと思うんだけど。

月の呼吸を隠すほどの漆黒の刀、それに対して「お前さえ居なければ」と淀んだ気持ちに支配された心ってことなのでは?

考察コメント④

オープニング「夢幻」の歌詞の解釈は、ほぼ的中していると思いました。足りない事と言えば「夢幻列車編」での煉獄さんとアカザのやり取りもまた、全く同じ意味だったという事ですね。

「鬼になれ杏寿郎。俺と永遠に戦い続けよう」と誘うアカザ。それに対して「老いる事も死ぬことも、人間と言う儚い生き物の美しさだ」「強さというものは肉体に対してのみ使う言葉ではない」という煉獄さん。

花が散っても種を残してゆくように、人も「想い」を継承してゆく。煉獄さんから炭治郎へ、錆兎から炭治郎、そして義勇へと。

考察コメント⑤

2番も含めて、全体に上弦の鬼の3人(黒死牟・猗窩座・童磨の順)が織り込まれていると思いました。 月と黒は黒死牟。鬼哭(浮かばれない霊魂が泣くこと)は猗窩座。万物は童磨。

第二話以降も楽しみでウズウズしてしまいますが、首を長くして待ちたいと思います!

コメントまとめ

まとめるとこんな感じです。

  • 螺旋はDNAの二重螺旋で人の想いである
  • サビはお館様と無惨の気持ちを表している
  • 憎い~君さえ居なければの部分は黒死牟の気持ち
  • 無限列車編の杏寿郎と猗窩座も関係している
  • 歌詞には上弦が密かに隠れている

螺旋はDNAの二重螺旋で人の想いである

「螺旋はDNAの二重螺旋であり、人の想いである」

私は夢幻の螺旋を、鬼舞辻無惨のゆめまぼろしの螺旋と捉えましたが、逆の考察もできるというわけです。

「夢幻に続く螺旋の先へ」を人の想いだと仮定すると「待つのは誰」の部分も少し解釈が変わってきます。螺旋が人の想いだとすると、待ち受けるのは無惨ということでしょう。

柱が集合するシーンからの炭治郎のところで『夢幻に続く螺旋の先へ』の歌詞が流れ『待つのは誰』の誰の部分で無惨がアップになっているということは、こちらの考察の方が正しいと言えます。

オープニングを観てみると見事にリンクしています。ぜひみなさんも、もう一度観てみてください。

サビはお館様と無惨の気持ちを表している

サビの部分はお館様と無惨の気持ちを表している。

例のシーンを観てみると『憎い、憎い、醜い、醜い、月を隠すほどの』の部分で、お館様にスポットライトが当てられ、まるで太陽が月を隠すような構図になっています。

そして、次のシーンでは無惨にもスポットライトが当てられ、自分も太陽を浴びたいといった願望が表れているようなシーンに。

しかし、再びお館様にスポットライトが当たり、まるで『その夢は叶わないよ、無惨』と言わんばかりの演出になっています。最後にお館様にスポットライトが当たってるのもポイント。最終決戦の結末を示している。

そして、無惨は太陽を浴びたいのに浴びられないという気持ちが、演出と共に『黒く、黒く、淀む心』という部分とリンクしています。

朝日は幸せホルモン・セロトニンの分泌を促してくれます。また、太陽光の紫外線はビタミンDを生成してくれたりと、日の光には体だけではなく、心の状態も良くしてくれる効果があります。

つまり、日の光を浴びることができない無惨は、ホルモンバランスが崩れ黒く淀んだ心になってしまっているのです。

憎い~君さえ居なければの部分は黒死牟の気持ち

これも面白い考察。確かに黒死牟の気持ちとマッチしています。

最強剣士・継国縁壱という太陽に隠された月。月の呼吸の使い手こと継国厳勝。人間時代の黒死牟の名前です。

『憎い、憎い』という歌詞は、縁壱に心の底から憎悪の気持ちを抱いた少年時代の気持ち。『醜い、醜い』というのは、鬼になってしまった自分の心、そして最後の姿。

月を隠されたと思い、黒く淀んでしまった心。本来月には月の役割があったはずなのに、太陽に嫉妬をして憎んだ。そして心は黒く淀んでいった。

『君さえ居なければ』というのは、縁壱さえいなければ、何事もなく自分が家を継ぎ幸せになるはずだった。しかし、縁壱の強さを知った父は縁壱を跡目にしようとする。

さらに、平穏に暮らしていた頃に再び現れた縁壱に惹かれ、鬼狩りへの道を進んだ。家も妻も子も捨てて。そして絶望した。

黒死牟こと継国厳勝。この歌詞とピッタリ合います。お館様と無惨を、縁壱と黒死牟に入れ替えてもマッチする。

無限列車編の杏寿郎と猗窩座も関係している

これまた素晴らしい考察。永遠の意味を履き違えていた猗窩座。

『俺と永遠に戦い続けよう』と言っていた猗窩座。永遠に生き続けることこそが正義と言わんばかりの猗窩座。

対して炎柱の煉獄杏寿郎は言いました。

『老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ』

『老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく、尊いのだ』

『強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない』

杏寿郎は、人の命の儚さこそ美しいものであり、それが繋がっていくからこそ尊いものになるといった。鬼の永遠の命は尊ぶべきものではないと。

そして、間接的に猗窩座のような肉体の強さだけを追い求める永遠・不滅は、真の永遠ではないとも指摘している。これはまさに、お館様が無惨に言ったことと同じ。

無惨が死ねば猗窩座も死ぬ。鬼は全員死ぬ。そんなものは永遠ではない。

歌詞には上弦が密かに隠れている

これも面白い考察。歌詞の中の上弦を探せゲーム。黒死牟は先ほどの歌詞にも隠れていました。

『それを強さと履き違えている』という部分は、杏寿郎が猗窩座に言った言葉そのもの。

『怒り、怒り、燃やす心』は、愛する人を奪われた猗窩座の怒り。

『万物』の部分は万物極楽教。

などなど、鬼と人間といった歌詞が散りばめられているので、ここはあのキャラが合うなど、いろいろな考察ができそうです。ぜひみなさんも、自分なりにここだと思う部分を考察してみてください。

見つけたらぜひコメント欄にアウトプットしてください。

まとめ

やはり深すぎる歌詞。この曲だけでも柱稽古編・無限城編・最終決戦と全部使えてしまいそう。これはいろんなバージョンのMADが製作できそうです。

ということで、いよいよ柱稽古編まできたことで、物語にも深みが出てきましたね。物語が進めば進むほど、こういった深い背景が浮き彫りになっていきます。歌の歌詞とのリンクも今までとは違ってくる。

無限城編・最終決戦が本当に楽しみすぎる。いや、まずは目の前のアニメ柱稽古編を楽しみましょう。

今回の記事は以上です。それではまた。

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