知らないとヤバい主題歌『夢幻』とオープニングのリンク
アニメ鬼滅の刃・柱稽古編。いよいよ始まりましたね。今日は火曜ですが、もう日曜が待ちきれません。来週の柱稽古編のために学校や仕事も頑張れるというもの。
さて今回は、オープニングについて徹底考察していきます。前回の動画でも少し触れましたが、今回はさらに深掘りした内容をお伝えします。今回の動画を最後まで観ることで、毎回オープニングを深く楽しむことができます。
今回のオープニングは、OP主題歌である『夢幻』とも深くリンクしている内容。これ知ると、マジで鳥肌立ちます。
それにしても、今回のオープニング曲は本当にいい。最高にノレる。
ということでチャンネル登録やら何やらコメントは絶対です。概要欄にブログのリンクを貼っておくので、そちらに今までの考察がたくさん眠ってます。ぜひ見てみてください。
今回のオープニング解説は、ネタバレなしではとても解説できません。ご注意ください。
では参ろう。
鬼殺隊
まずは鬼殺隊の最高管理者である産屋敷耀哉のもとへ、鎹鴉・あまね、そしてお館様の子供5人が集まる。
この家族。それぞれの最期を知っていると本当に泣ける。子供については、左から長女のひなき、次女のにちか、そして最終選別にいた四女かなたと長男の輝利哉。一番右にいるのは三女のくいな。
もうパッと見、誰が誰やらわかりません。髪飾りと着物の模様がヒント。ひとまず、左の2人は屋敷で自爆。右の3人は最終決戦で共に戦うと覚えておきましょう。黒髪の子・輝利哉は男なので、自動的に耀哉の跡を継ぐことになります。
そして、産屋敷家の周りには、元水柱・鱗滝左近次や、刀鍛冶の鋼鐵塚、鉄穴森の姿も。あとひょっこり村田さんや三人娘、隠の人も。ここまで来るとキャラも出そろってきて、いよいよ大詰めに突入していく感があります。
このオープニングを観た時、いつもと違う感覚を感じたのは、おそらくキャラが出そろってきたことによる歴史への感慨深さといいましょうか、そういったものを感じるからでしょう。壮大な物語を感じる。
そして、手前には柱が集結しています。ここでは亡くなった炎柱・煉獄杏寿郎の姿はありません。ここにいるのはあくまでも、今生きている者達です。
そして、一般隊士がずらりと並び、その後ろには炭治郎達かまぼこ隊。いやあ、この時点でもう感動レベルなのです。この内最後まで生き残るのはたったの数名。。
冒頭の歌詞とのリンク
実は歌詞には鬼滅の刃の1000年の歴史について、深い意味が隠されています。今回の歌詞は、柱稽古編だけに関するものというよりは、長い長い鬼殺隊と鬼舞辻無惨との戦いを象徴しています。
まず冒頭の歌詞はこちら。
「永遠の意味。知らぬ君に、答えを示す時だ。夢幻に続く螺旋の先へ」
どうでしょうか。永遠といえば、お館様と無惨のあのシーン。二人が初めて対峙したあのシーンです。あのシーンの会話と、この歌詞はリンクしています。
まず、歌詞について触れる前に、2人の会話についてまとめましょう。お館様は無惨の心を読みこう言いました。
「君は永遠を夢見ている。不滅を夢見ている」
無惨はその通りだと言い、禰豆子を手に入れさえすればその夢は叶うと言いました。しかしお館様はそれに対し反論。
「君の夢は叶わないよ、無惨。君は思い違いをしている」
「永遠というのは人の想いだ。人の想いこそが永遠であり、不滅なんだよ」
つまり、お館様は真の永遠とは人の想いであり、無惨が夢見ているのは永遠ではないと言ったのです。その理由について、お館様は続けます。
「千年間、鬼殺隊はなくならなかった。大勢死んだが決してなくならなかった。その事実は今、人の想いが不滅であることを証明している。大切な人の命を奪った者を許さないという想いは永遠だ」
「君が死ねば全ての鬼が滅ぶんだろう?」
つまりこういうことです。お館様の言う人の想いとは、大勢死んだとしても、鬼への怒りを原動力に繋がっていくものであり、決して途切れることのない永遠・不滅。対して無惨の求める不滅とは無惨が死ねば終わる、まさしく夢幻。
夢幻すなわち「ゆめまぼろし」。儚く消える。
これを知った上で歌詞を観ると、もうお判りでしょう。
「永遠の意味を知らぬ無惨に、答えを示す時だ。無惨を倒せば無惨の夢見た不滅・永遠は間違いだったと証明される」
こうなります。
続く歌詞の「夢幻に続く螺旋の先へ」というのは、難しい歌詞ですが、これは無惨の行く先を示しているのでしょう。螺旋に終止符を打つ、つまり無惨を倒し負の螺旋を止める。
冒頭の歌詞の部分だけでも、これだけ深い意味がありました。違う解釈もあると思うので、ぜひコメント欄にあなたなりの解釈をアウトプットしてください。
ロゴのシーン
例のロゴのシーン。今回は炭治郎と柱5人が勢揃い。無一郎と蜜璃は刀鍛冶で既出なので、今回はこの5人ということです。このロゴのシーン。右を向いてたら死ぬというのが通説なのですが、今回は全員左向きで安心です。
ここまで観てくれてる人は分かってることですよね。無限城編は右を向くのがしのぶ・無一郎ということか。。最終決戦は蜜璃・小芭内・行冥の3人。もうロゴは完成してしまう。
カナヲ参戦
善逸や玄弥、一般隊士が走る中、Tシャツ姿で疾走するカナヲの姿が。そういえば、原作ではなかったと思うけど、カナヲも参加してるんですよね。ということは、炭治郎との絡みがアニオリであるかも。期待しましょう。
炭治郎の傷
炭治郎の上半身が見えるシーンでかなり大きな傷がありますよね。これは誰がつけたのか気になりました。
肩から腹にかけての傷は堕姫にやられた傷のようです。炭治郎が覚醒する要因となったあの時の傷です。
そして三本の爪痕のような傷は、半天狗の分裂体・空喜の爪でやられた傷。これは間違いないでしょう。
腕にある傷はいつのだろう。分かる人がいたらコメント欄へ。
妓夫太郎にやられたあごの傷は?という意見もありました。確かに、そこだけは完治したのでしょうか。結構ざっくり刺さってたけど。刺さっただけなので閉じて綺麗になったということでしょう。
無惨の歴史
上弦の姿が一瞬映った後は、無惨の歴史が分かるシーンへ。最初は平安時代。そして、黒死牟を鬼にした戦国時代。そして累のもとに現れたおそらく明治時代、次は大正時代の浅草。そして直近の上弦会議のベストを着た姿。
このように、時代が分かる姿で切り替わっていっています。累の生まれ年はハッキリと明言されていませんが、累は鬼になって20年弱とのことですので、明治時代だと考察できます。
大蛇
続いては、無惨とお館様が対峙するシーン。まるで本編のあのシーンを思わせる。お館様の言った人の想いが地面に刺さった刀で表されている。そして無惨は独りぼっち。
さらに、蛇に睨まれたカエル状態だと。これは皮肉が効いている。もう、お前は逃げられないぞと。
そして、無惨の歴史のシーンからの歌詞について考察。
「憎い、憎い、醜い、醜い、月を隠すほどの、黒く、黒く、淀む心、君さえ居なければ」
この歌詞は、鬼殺隊士達の心境を表しているのだと私は感じました。鬼舞辻無惨への怒りを表していると。一見無惨が発しそうな言葉に見えますが、最後の君さえ居なければの部分で、無惨に向けての言葉だと分かります。
オープニングにはありませんが、2番の歌詞を見るとよくわかります。怒り、怒り、燃やす心とありますね。無惨に対する怒り。
禰豆子
意味深な禰豆子のシーン。何が意味深かと言いますと、禰豆子の背後に上弦の肆・鳴女の目が浮かび上がっているのです。さすがに半天狗の目ではないので、鳴女の目でしょう。
これはコメント欄で教えてもらったのですが、禰豆子を探している鳴女を表しているとのことでした。確かにそう言われるとしっくりきます。
サビ
そして次はサビの部分。ここからそれぞれの柱が呼吸を繰り出していきます。悲鳴嶼さんは見えそうで見えない。でもこのシーンは無惨に向けたあの攻撃でしょう。
楽しみなのが、実弥と義勇の手合わせのシーン。実際にエフェクトが出て戦っているのが超レア。柱同士の手合わせは、しのぶと義勇の夫婦喧嘩ぐらいで、エフェクトが出るほどの戦いは見たことがありません。楽しみすぎる。
そして、チュン太郎、しのぶ、実弥と玄弥、水柱じゃない人と続き、柱達の和やかなシーンが流れ、最後に炭治郎が無惨に斬りかかるシーンでオープニングは終了。
それぞれヤバいほど意味があるシーンの連続なのですが、そこは次回に触れましょう!ここではサビについて考察したいと思います。
「ゆらいでいる、ゆらいでいる。花のように意思をつなぐ」
「奪っていく、奪っていく。嵐のように心を裂く」
まずこの二つですが、これは鬼殺隊と無惨を表していますね。先ほどの永遠の意味に繋げる形で、二つの対照的な歌詞を先に置いていると。
そして最後に「待つのは誰」とあります。これは「螺旋の先に待つのは誰」という意味ですが、夢幻の螺旋の先なので、無惨が行く先に待つのは誰という意味でしょう。
そして、歌詞とリンクして待っていたのは炭治郎。これは鳥肌が立ちました。夢幻の螺旋の先に待つのは炭治郎。そして、無惨を倒し夢幻の螺旋を断ち切る。
まとめ
いかがでしたでしょうか。正直、今回の歌詞は難しい。まだまだ考察しきれていない。ただ、サビの部分はめちゃくちゃリンクしていて分かりやすかった。
また歌詞については深掘りしたいし、まだまだオープニングについて語りつくせていない。時間がいくらあっても足りない。
あと、歌詞の中に「幾星霜」っていうワードが出てて、これは205話のタイトルにもあった幾星霜。コメント欄で教えてもらいました。ありがとうございます。
またそのあたりも考察します。皆さんの歌詞考察も参考にしたいので、ぜひコメント欄にアウトプットしてください。それではまた。