呪術廻戦 237話 復習
呪術廻戦237話で、万の残した呪具「神武解(かむとけ)」を手にした宿儺。鹿紫雲一の術式「幻獣琥珀(げんじゅうこはく)」に手こずる様子を見せるも、ここにきて受肉による変身を再開。
完全体と化した宿儺は、腕が4本、目が4つ、口が2つの異形の姿をしている。単純に腕が4本ということで、手数は2倍になる。目が4つということで、攻撃を見切る能力も倍増。口が2つというのは、どのようなアドバンテージがあるのか不明。
平安時代に誰も勝てなかった、両面宿儺が現代に降臨した最悪の状況。ほぼ間違いなく、鹿紫雲一ひとりでは勝ち目はないでしょう。
呪術廻戦 238話 考察
完全無欠の両面宿儺
4つの目で、鹿紫雲一を睨みつける宿儺。「完全無欠」。およそ欠点のない完全体の状態の宿儺が、鹿紫雲一に相対する。
宿儺の4本の腕の利点は、2本の腕を空けた状態で掌印を結べるということ。掌印とは、主に領域展開で使用する特殊な手の形を指す。通常は両の手を使用するため、不意の攻撃に対処しづらくなる。しかし、両面宿儺は4本の腕で、その隙を無くしているのです。
また、2つの口というのも、これまた領域展開を唱える際に優位に働く模様。腕と口が常人の倍あるということは、呪術師にとってこれ以上ない優位性となるのです。また、宿儺は異形の姿をしていながら、一切の身体能力を損なっていません。まさに完全無欠。
1000年以上前の生前・平安時代では、無敗を誇っていた宿儺。両面宿儺という名は、仮想の鬼神である両面宿儺と似ていることから付けられた。今はまだ本名は不明ですが、この先明らかになるでしょう。
宿儺は、異形の姿をしているものの呪霊ではありません。カテゴリーとしては、人間の呪詛師にあたります。出世についても今は不明で、本人は忌み子だったであろうと推測している。
完全体宿儺の強さの秘密
前述の肉体に加え、全盛期の宿儺は呪具を二つ駆使して戦っていた。ひとつは237話で登場した「神武解(かむとけ)」。主に雷撃を放つ呪具のようだが、未だ詳細は不明。そしてもう一つの呪具が「飛天(ひてん)」と呼ばれるもの。これは呪術廻戦117話の表紙で既出。
神武解・飛天ともに未だ詳細は不明だが、宿儺を無敗にしてのけた一因の呪具。 相当に強力な呪具であることは間違いない。 今は神武解だけを手にしていますが、この先飛天も手にすることになるでしょう。 言わばまだ、宿儺は完全ではない。 飛天を手にして完全と成る。
鹿紫雲一は、宿儺の異形の姿・能力を察知し「なんて美しいんだ」と見とれています。 そして突如、二人の対決が始まる。 単純に考えて、腕が4本というアドバンテージは大きい。格闘では宿儺が一枚上手。鹿紫雲を圧倒します。
神武解を口にくわえながら格闘する宿儺。口に呪具をくわえながらも、詠唱や会話が可能というアドバンテージも大きい。
そして術式・解を発動。発動のための言葉を発しながら、同時に「避けろよ」と2つの口で発する宿儺。ここでも2つの口のアドバンテージが見て取れる。
解という術式は、五条悟の胴体を真っ二つに斬った術。「世界を断つ斬撃」。宿儺に斬れないものなし。これを鹿紫雲は既の所でかわす。宿儺の猛攻は続く。
鹿紫雲一 死亡
鹿紫雲には効かずとも、隙を作るための神武解の雷撃を浴びせる宿儺。次の瞬間、宿儺は鹿紫雲の背後に回る。そして、腕をつかみ4本の腕による容赦ない攻撃を当てていく。
鹿紫雲を放り投げた宿儺。鹿紫雲が受け身を取る前に、宿儺は斬撃を繰り出した。一本の斬撃ではない。網目状に張り巡らされた斬撃。鹿紫雲は勢いよく投げられた状態で、これを躱すことは不可。そしてここから鹿紫雲の回想が流れ始める。
鹿紫雲が切り刻まれる様子は描かれていないものの、回想が流れるということは死亡したということ。回想で宿儺に愛を説かれ、鹿紫雲一は死亡した。
虎杖悠仁・日車寛見 参戦
鹿紫雲一が倒れた瞬間、秤金次の領域展開が崩れる。出てきたのは裏梅・秤金次、そして虎杖悠仁・日車寛見も現れた。宿儺と虎杖の因縁。日車の領域展開がどう出るか。また、裏梅と秤金次の動きも見逃せない。ここから戦いは更に激化していく。
238話 考察 まとめ
呪術廻戦237話で、体は完全体と成った宿儺。強さの秘密が明らかになり、残すは飛天という呪具を残すのみ。江戸時代の最強・鹿紫雲一を圧倒した宿儺は、次の敵と相対する。虎杖悠仁・日車寛見の参戦で、戦いはどうなっていくのか。裏梅と秤金次の戦いも気になるところ。次週にも期待!