秤金次 vs 裏梅
今回は245話の、秤金次と裏梅の戦いについて注目。宿儺たちと少し離れた場所にいる二人。裏梅の『氷凝呪法・霜凪(ひこりじゅほう・しもなぎ)』で手足を破壊されるも、驚異的な再生能力で復活する秤。
裏梅は本気モードに入る。地下の排水管を破壊し、氷の材料となる水を噴出させた。そして、裏梅の背後に氷?の球体が出現。
次回の二人の戦いでは、裏梅の全力攻撃に、秤がパチンコで対抗という形になる。この先の戦いを理解するためにも、二人の能力についておさらいしておこう。
秤金次の能力
ノッてる時は乙骨より強い
虎杖いわく『ざらついた呪力の持ち主』。呪力自体がヤスリのような性質で、単なる打撃でも異常な激痛を敵に与える。
術式・領域展開
『坐殺博徒(ざさつばくと)』
秤の術式には、領域がデフォルトで組み込まれている。つまり、日車寛見と同じく、最初に領域を展開することで術式が使用可能となる。
CR私鉄純愛列車(してつじゅんあいれっしゃ)の大当たり確率は『約1/239』。確変突入率は『約75%』。時短回数は『70回 or 30回』。
演出による攻撃は、『保留を投げる』・『扉で挟む』の二種類。『疑似練』によるダメージのリセットも可能。現実のパチンコと同様、緑色▷赤色▷金色と期待度が上がる。虹色演出・疑似連4回は大当たり確定。
これ以上、細かい演出を覚えても仕方がないので割愛。
秤金次の現状
肝心なのは、秤の今の状況。
237話で、裏梅に対し領域を展開した秤。中での様子は描かれていないが、245話の秤は不死身状態。つまり中で大当たりが確定し、今はボーナスラウンド中ということになる(4分11秒)。確変かどうかは不明。
裏梅の能力
宿儺専属の料理人
千年前の呪術師で、本職は宿儺専属の料理人。人肉を美味しく調理する技術を持っていたため、宿儺の隣に立つことを許された。
戦闘能力もずば抜けて高い。非常に高度な反転術式も習得している。
術式
氷凝呪法(ひこりじゅほう)
呪力を過冷却状態にすることで、対象を氷結させることができる術式。術式の規模・威力ともに凄まじく、日下部・脹相・虎杖・パンダ・加茂憲紀らを、一瞬で行動不能に追い込んだほど。一旦氷結させてしまえば、彼らの実力を以てしても簡単には解くことはできない。
霜凪(しもなぎ)
手のひらに息を吹きかけ、広範囲の敵を一瞬で氷結させる。離れていても一瞬で氷結させられるため、回避が難しい技。天与呪縛に完全覚醒した、禪院真希でも振りほどけないほどの拘束力を持つ(拘束力は呪力で調整できる)。
直瀑(ちょくばく)
足元に大量の氷塊を出現させ、対象に向かって放つ技。手練れが回避できないほどの技のスピードを誇る。描写的に少しわかりにくいが、相手を氷結させる効果を持つ。
ちなみに直瀑とは、落ち口から滝壷まで一気に落下する滝の名称。
裏梅の全力とは
全力で潰す
出典:芥見下々/集英社『呪術廻戦』245話 裏梅のセリフ
裏梅は、全力を出すと宣言。
極ノ番か
全力といえば極ノ番(ごくのばん)。極ノ番とは、呪術の奥義。まさに全力の技。
245話までに登場した極ノ番は以下の三つ。
裏梅の極ノ番
極ノ番は生得術式の奥義。裏梅の場合は『氷凝呪法(ひこりじゅほう)』の奥義となる。そのため、氷結系であることは間違いない。
裏梅の背中の球体を見るに、『うずまき』や『隕』と同じ性能ではないかと推察できる。
つまり圧縮形
圧縮した氷を相手に放つ技。
それでは捻りがない?
氷の塊をぶつけるだけでは、捻りがないように思える。『隕』のように、巨大隕石のようなインパクトもない。ただでさえ『霜凪(しもなぎ)』が強力すぎて、極ノ番が『ただの巨大な氷の塊』では迫力に欠ける。
裏返る?
裏梅は、羽織の先をつかんだ特殊な構えをとっている。この白黒の羽織に秘密がある?
『裏返る』がキーワード?
裏梅という名前からも、羽織を黒に裏返すような構えからも、『裏返る』がキーワードとなるかもしれない。
人格が変わるのか、それとも術式が変わるのか。みなさんの予想も、ぜひコメントしてください(下の方にコメント欄があります)。
まとめ
今回は、秤金次と裏梅の能力をおさらい、現状をまとめてみた。
- 秤金次はボーナス中の不死身状態(4分11秒)
- 裏梅は全力の奥の手を発動(氷結系・極ノ番?)
さて、この二人の激突はどうなるのか。次回はそちらを予想してみたい。