テレビアニメ「鬼滅の刃」無限城編。少し気が早いですが、今回は無限城編についてまとめていきたいと思います。無限城編はアニメなのか、それとも待望の映画化なのか。映画なら劇場版3部作は実現するのか。数字をもとに探っていきます。
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無限城編
柱稽古編のアニメ化が決定したばかりで、まだまだ無限城編は先の話となりそうです。鬼滅の刃は、約1年毎に何かしらの大きなアクションがあります。そのため次の柱稽古編は、2024年という説が有力です。となると、その先の無限城編は2025年、という事になります。
無限城編のボリュームは、原作40話分。無限城に突入した140話から、黒死牟との戦いが終わる179話までで計算しています。ただ、無限城編というぐらいですから、無限城脱出まで描かれる可能性があります。その場合、183話までの44話分。
44話分では、2クールには足りないボリュームです。無限城編は主に7つのパートに分かれています。
童磨戦 前編
蟲柱・胡蝶しのぶと、上弦の弐・童磨との戦い。原作140話~143話の約3話分。ページ数は58ページです。
姉の仇を討とうと奮闘するしのぶでしたが、童磨に毒を解毒されてしまい敗北。しのぶがカナヲの目の前で吸収されて、童磨戦・前編は終了します。
獪岳戦
童磨戦の次は、我妻善逸と上弦の陸・獪岳との一騎討ちです。原作143話~146話の約3話分。ページ数は51ページです。
鬼になってしまった、かつての兄弟子。壱ノ型しか使えない善逸と、壱ノ型以外を使える獪岳。獪岳優勢かと思われましたが、善逸が編み出したオリジナルの技により決着します。
猗窩座戦
獪岳戦が終わると、次は猗窩座との戦いです。原作146話~157話の約11話分。ページ数は208ページです。
竈門炭治郎と、水柱・冨岡義勇のタッグ戦。激闘の末、透き通る世界を視た炭治郎は、猗窩座の頸を斬ることに成功。猗窩座の過去の回想が流れ、自滅する形で猗窩座戦は終了します。
童磨戦 後編
しのぶの死を目撃した栗花落カナヲと、上弦の弐・童磨との戦い。途中で伊之助も参入します。原作157話~163話の約7話分。ページ数は131ページです。
童磨の圧倒的な強さを前に、苦戦を強いられる二人。最後はしのぶの毒により、童磨が弱体化。カナヲの刀を伊之助が後押しする形で決着します。
鳴女戦
恋柱・甘露寺蜜璃、蛇柱・伊黒小芭内と、上弦の肆・鳴女との戦い。原作164話、ページ数は12ページです。
鳴女との戦いは、本格的な戦いではありません。蜜璃の可愛さと、おばみつを楽しむための戦い。童磨戦と黒死牟戦の間の、箸休め的なパートとなります。
黒死牟戦
鬼殺隊側の参戦人数は4人。霞柱・時透無一郎、不死川玄弥、風柱・不死川実弥、岩柱・悲鳴嶼行冥。対するは上弦の壱・黒死牟。原作164話~179話の約15話分。ページ数は293ページです。
上弦最強の黒死牟。柱の無一郎でも全く歯が立たない相手。4人がかりで何とか頸を斬るものの、黒死牟は頸の切断からの死を克服。万事休すと思われたが、黒死牟の一瞬の気の迷いにより決着していきます。
無惨戦
無限場内における鬼舞辻無惨との戦い。無惨が復活してから、無限城を脱出するまでのパートです。原作180話~184話の約4話。ページ数は79ページです。
復活した無惨は、鬼殺隊士を次々喰らい回復。最初に炭治郎・義勇が会敵し、小芭内・蜜璃も合流。無惨が鳴女を殺したことで無限城は崩壊。場内にいた者は地上に放り出されます。
無限城編 テレビアニメ化
無限城編は無限城脱出までで、原作約44話分のボリューム。2クールには足りず、1クールだと少しボリュームが大きすぎる印象です。2クールだと、最低50話分以上は欲しい。
1クールだと、平均3話ずつ構成しても、14話強と若干ボリューミー。アニメの1クールは、12話~13話が通常。実質3話ずつ構成というのも難しいと思うので、原作44話分のボリュームは1クールに収まらないと思います。
無惨復活までの約40話分であれば、平均3話ずつ構成で13話。これならいけそうな気がする。しかし、内容を濃くするためには、毎回原作3話ずつの構成はできないと思うので、やはり無限城編は1クールでは難しいと思います。
ここで考えられるのは、無限城編~完結までの2クール説。原作の完結は205話です。140話から計算して66話分。これなら2クールで一気にやれるボリュームです。
もしも無限城編がテレビアニメ化するとしたら、2クールにはボリュームが足らず、1クールではボリュームが大きすぎる。無限城編~完結までなら、2クールとして妥当なボリュームとなる。
無限城編 映画化
無限城編は映画で観たい。劇場版3部作で観たい。私もそう思います。ただ、映画だと1作2時間程度で終わってしまうため、アニメのように、毎週楽しめるようなことはありません。どちらがいいかと言われると、ここは難しい問題があります。
映画なら、3部作としても6時間~7時間ほどで終わってしまう。アニメなら、2クールとして5か月から6か月は楽しめる。みなさんはどちらがいいですか?コメント欄で意見をお聞かせください。
無限城編 劇場版3部作
無限城編が映画化するなら、劇場版3部作になる。まず、3部作というのは妥当なのかについて、考えていきたいと思います。ここでは、劇場版・無限列車編の例を参考にします。無限列車編は、原作13話分の内容でした。ページ数は256ページです。
無限城編では合計6つの戦いがあります。童磨戦・獪岳戦・猗窩座戦・鳴女戦・黒死牟戦・無惨戦の6つです。それぞれの話数とページ数は以下の通りです。話数は原作1話分である、19ページで割ったものです。
無限列車編 | 256ページ 13.5話分 |
童磨戦 前編 | 58ページ 3.1話分 |
獪岳戦 | 51ページ 2.7話分 |
猗窩座戦 | 208ページ 10.9話分 |
童磨戦 後編 | 131ページ 6.9話分 |
鳴女戦 | 12ページ 0.6話分 |
黒死牟戦 | 293ページ 15.4話分 |
無惨戦 | 79ページ 4.2話分 |
映画化するなら童磨戦に関しては、前編後編をまとめると思います。まとめると以下の通り。
無限列車編 | 256ページ 13.5話分 |
獪岳戦 | 51ページ 2.7話分 |
猗窩座戦 | 208ページ 10.9話分 |
童磨戦 | 189ページ 9.9話分 |
鳴女戦 | 12ページ 0.6話分 |
黒死牟戦 | 293ページ 15.4話分 |
無惨戦 | 79ページ 4.2話分 |
劇場版3部作が見えてきました。猗窩座戦・童磨戦・黒死牟戦の3部作。このいずれかに、獪岳戦と鳴女戦をくっつけます。やはりページ数の少ない、童磨戦にくっつけるのが妥当でしょうか。鳴女戦に関しては、流れ的に黒死牟戦の冒頭が妥当。
無限列車編 | 256ページ 13.5話分 |
猗窩座戦 | 208ページ 10.9話分 |
獪岳戦 童磨戦 | 240ページ 12.6話分 |
鳴女戦 黒死牟戦 | 305ページ 16.1話分 |
無惨戦 | 79ページ 4.2話分 |
1作目、猗窩座戦が10.9話分の208ページ。2作目、獪岳戦・童磨戦を合わせて、12.6話分の240ページ。3作目、鳴女戦から黒死牟戦までが、16.1話分の305ページ。
猗窩座戦は少しボリュームが少ないように見えますが、煉獄さんとの回想などで尺を伸ばすことができます。また、ここに煉獄外伝をプラスするというのも良いかもしれない。
煉獄杏寿郎外伝は、煉獄さんが柱になるまでの経緯をストーリー化したもの。最後には猗窩座との戦いのシーンが描かれているため、無限城編・猗窩座戦の前にくっつけても面白い。
童磨戦に関しては、無限列車編の数字と近く問題なし。黒死牟戦に関しては少しボリュームが大きい気はしますが、ボリュームが大きい分には問題なし。2時間半以上、3時間を超える映画もあるからです。黒死牟戦ともなれば、あっという間の体感時間でしょう。
問題は、無惨との戦いを入れるのかどうか。長尺の映画もあることから、黒死牟戦に入れることもできます。入れた場合は以下の通り。
無限列車編 | 256ページ 13.5話分 |
猗窩座戦 | 208ページ 10.9話分 |
獪岳戦 童磨戦 | 240ページ 12.6話分 |
鳴女戦 黒死牟戦 無惨戦 | 384ページ 20.2話分 |
無限列車編は原作13話分が、117分の映画となりました。約2時間です。原作20話分なら、3時間強で構成が可能な数字。また、無惨戦は入れないという選択もあり得ます。黒死牟戦が終わり、無惨が復活するのが180話。
無惨が「鬼狩りは今夜潰す」と言ったところで無限城編は終了。その場合は以下の通りとなります。
無限列車編 | 256ページ 13.5話分 |
猗窩座戦 | 208ページ 10.9話分 |
獪岳戦 童磨戦 | 240ページ 12.6話分 |
鳴女戦 黒死牟戦 無惨復活まで | 312ページ 16.4話分 |
無惨戦を入れると、どうしても容量がパンパンになるイメージです。ならば無惨戦を抜いて、内容を濃くした方がいい。そういった意味でも、無限城編は180話で終了するというのがいいのかもしれません。
まとめ的なもの
アニメ化の場合
もしも無限城編だけをアニメ化する場合、原作140話~180話あたりまでとなります。これは合計41話程度と、中途半端な数字です。1クールには多すぎ、2クールには足りないといった数字だからです。
有力なのはやはり、原作140話~205話の完結まで、一気に駆け抜けるといったパターン。合計66話分ということで、2クールのボリュームとしては妥当な数字です。
ただ、個人的にこれはないと考えています。今までの鬼滅の刃のマーケティング手法から、一気に駆け抜けるということはまずないと思うからです。間にイベントなどを盛り込み、収益を上げる必要もありますし、一気に駆け抜けてしまうデメリットが大きい。
なので私の中では、無限城編はアニメ化しづらいのではないかと考えています。つまり映画化、劇場版の可能性が高いと。
映画化・劇場版3部作の場合
猗窩座戦 | 208ページ 10.9話分 |
獪岳戦 童磨戦 | 240ページ 12.6話分 |
鳴女戦 黒死牟戦 無惨復活まで | 312ページ 16.4話分 |
私の最終予想はこの表の通りです。1作目が猗窩座戦。2作目は獪岳戦と童磨戦のセット。3作目は鳴女戦・黒死牟戦、無惨の復活まで。そして、最後の最後に特報として、劇場で最終決戦について触れられる。こういったパターンで予想しておきます。
また、劇場版で公開された後に、アニメ化で再度テレビ放送することで、視聴率も取れるし一石二鳥になります。アニメ無限列車編の際のように、1話はアニメオリジナルといったサプライズもあるかもしれない。
ということで、現時点での私の予想をまとめてみました。柱稽古編が終わると、また予想も変わってくるでしょう。皆さんの意見もお待ちしております。今回の記事は以上です。チャンネル登録・いいね・共有ボタンもプッシュ。それではまた。