こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「131話考察・前編」についてです。
今週もやばすぎました。七つの壁に到達したエマ達と、五摂家と女王の登場。めちゃくちゃ興奮する展開ですよね。
五摂家が登場したことで、私はすこし嬉しかったです。
何が嬉しいかというと、まだまだ完結までは先がありそうな気配を感じたからです。
そちらは後編でジックリまとめてみたいと思います。前編は、七つの壁についてです。
それではどうぞ♪
天井絵
まず天井絵についてです。
今まで明らかになっていた天井絵は3枚です。そして今回、ようやく他の3枚が明らかになりました。
まずこちらの、ナイフで手を切り杯に血を入れる鬼と、杯を月に近づけている鬼の天井絵です。
これは、そのまま見たとおりの意味だと推測できます。
杯に月を近づけているのが、金の水に月を映し出すことだというのは、エマ達が実験して分かったことなのでしょう。
そして次の絵は、杯にヴィダを挿している鬼の絵です。
これは分かりやすく、見たとおりの意味と分かります。
そして、最後の天井絵がこちらです。
エマ達が見たのは、真っ黒な天井絵でした。真っ黒…。何も分かりません。暗黒?といっても、何がどうなるのかさっぱりです。
この天井絵は、何か意味をもって真っ黒なのか、それとも誰かが塗りつぶしたのかが気になるところです。
もしくは、月明かりや熱などによって、天井絵が映し出される、隠し絵のような仕組みになっているかです。
これはゆくゆく分かってくることだと思うので、次の情報を待ちたいと思います。
出発
いよいよ儀式の始まり。
まずはエマとレイが手をナイフで切り、金の水が入った瓶へ血を注ぎます。
血は、なんだか不思議な入り方をしています。血と水がすぐには混じり合わず、分離しているような様子です。
そして、次に血の入ったヴィダを瓶に挿し込みました。
天井絵と同じ要領です。この時点でもやはり、血は金の水と完全には混じっていません。
そして、ヴィダは血を吸い始め、花が開きました。完全に花が開いたと思った瞬間、エマやレイは突然姿を消します。
残されたのは、瓶に入った2本のヴィダだけでした。
扉
エマとレイが着いた先、ここがどこなのかは全く推測のしようがありません。
空は明るいので、夜ではなさそうです。
エマとレイが出発したのは、月が出ていた夜なので、昼の場所に移動したということになります。ここも何か意味がありそうです。
そして、周りには大木があり、1枚の大きな扉がありました。これ、神話に詳しい人ならピンとくるのでしょうか?
私は神話に詳しくないので、全然ピンときませんでした。
特徴としては、エマ達の3倍ほどある扉で、目のようなものが真ん中にあったり、羽のようなものが周りに付いていたりと、一見何が何だか分からない扉です。
よくよく見てみると、真ん中の部分は剣のようにも見えます。カッコイイ扉ですね。私の家の玄関もこれにしたいです。
そして、扉には文字が書かれています。
エマいわく「この先進むと引き返せない。引き返すなら、この扉を今すぐこの逆側の面から開けて帰るべし。入り口へようこそ」と書かれているようです。
扉を正面から開けると、扉から引き返すことはできず、入りたくない場合は、逆から開けて帰りなさいということです。
そして、歓迎の言葉。これはあのお方が言った「入り口からおいで」と同じ意味の入り口なのでしょう。
扉の前までは、ギルダやドンも来ていたようですね。そのときギルダとドンは、すごく意味深な発言をしています。
ドンはこの文字が読めると言い、ギルダは見たこともない文字なのに読めると言っています。
一度も見たこともない文字なのに、ギルダやドン、エマ、おそらくレイも読めているのでしょう。
どういうことでしょうか。あのお方が作った文字で、誰でも意識せずに読める文字ということでしょうか。
それとも、食用児が鬼の血を引いているからでしょうか?
かなり意味深ですよね。
そういえば天井絵には、鬼の絵しかありませんでした。天井絵のとおりに行うのなら、鬼の血というのが必要なはずです。
エマやレイ、ギルダやドンが成功しているということは、全員鬼の血が混じっているということでしょうか。
ちょっと深い話になってきましたね。
どうやって移動したのか
少し話を戻します。エマとレイは、天井絵の儀式を行い、どのように移動したのでしょうか。
仲間の前から姿を消し、荷物はそのまま持って行っていることから、精神世界ではなく、おそらく本体が移動したということでしょう。
説明は難しいですが、瞬間移動の類いではないかと思います。
神話を探る
私は神話に詳しくありません。なので、Google先生に聞いてみました。
そうすると、ちょっと面白いものを見つけたのでご紹介します。
単純に「神話、扉」と調べてみたところ、ヤーヌス神というローマ神話に登場する神が出てきました。
ヤーヌス神は、ローマ神話の出入り口と扉の守護神で、前と後ろに反対向きの2つの顔を持ちます。
物事の始まりの神でもあったため、過去と未来の間に立つという説明もされているようです。
いかがでしょうか。エマとレイが開けた扉との共通点が、多く存在していますね。
まず、出入り口と扉の守護神だということ。これはそのまま扉というワードが共通しています。
そして、前と後ろに2つの顔を持つという部分も、正面と裏という2つの入り口があることと共通しています。
そして、過去と未来の間に立つという部分。これが共通しているとすれば、エマとレイは過去への扉を開けたということになります。
過去編への突入。もしかしたらあり得るかもしれません。
まとめ的なもの
131話もめちゃくちゃ楽しめましたね!
もう、毎回驚かされます。短い1話の間に、何個も何個も放り込んできますよね(笑)。
後編では五摂家と女王などについて触れていきます。それと過去編の予想も動画にしてみたいと思います。
では今回はこのへんで♪