みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「同期組と五感」についてです。
それではどうぞ♪
同期組
今回はおさらい動画となります。
同期組とは、炭治郎・善逸・伊之助・カナヲ・玄弥の五人の事で、同時期に鬼殺隊に入隊した者達の事を指します。
この同期組の五人には、それぞれ五感のうち一つだけ、秀でている部分があります。
炭治郎は嗅覚、善逸は聴覚、伊之助は触覚、カナヲは視覚、玄弥は味覚といった具合です。
玄弥の味覚というのは少し違うような気もしますが、五感を全員に当てはめるとするなら、このようになります。
ではここから、一人ずつ振り返ってみましょう。
炭治郎
炭治郎は五感の中で、特に嗅覚が優れています。
炭治郎の師である鱗滝も、嗅覚が優れていたようです。
鬼と人間の匂いをかぎ分け、物語の初期の頃は「隙の糸」を匂いから感知する事ができていました。
最近は隙の糸についての描写はありませんが、強敵との戦いでは、そんな簡単に嗅ぎ取れるモノではないという事なのでしょう。
さらに炭治郎は匂いから、人の感情や考えている事を、ある程度察知することができます。
しのぶが常に怒りを感じていた事や、実弥の玄弥に対する気持ちを言い当てた事もありました。
そして炭治郎は、伊之助の回想と炭十郎の回想を経て、透き通る世界が見えるようになっています。
そのとき伊之助の触覚についても触れているので、炭治郎は触覚についても、透き通る世界を通して強化されているものと思われます。
善逸
善逸は五感の中で、特に聴覚が優れています。
善逸が眠りに入っても戦う事が出来ているのは、聴覚により全てを把握することが出来ているからだと思われます。
そう考えると善逸の眠り状態は、悲鳴嶼さんの通常時と同じ状態だという事にもなります。
この、五感のうち視覚を閉じて、聴覚のみで戦うという行為は、おそらく透き通る世界を見るために必要な要素でもあります。
出来るだけ体の使う五感を抑える事で、透き通る世界を見れるようになると炭十郎は言っていたからです。
これは縁壱も使っていたと思います。
炭治郎は嗅覚により、鬼が近くにいる事を察知できますが、善逸は聴覚によりそれが可能です。
そして善逸は、人から聞こえてくる音によって、その人の人柄・心理状態なども読み取る事ができます。
この能力を活かせば女心も丸わかりで、善逸もモテモテになりそうな気はしますが…。
そんな日が来ることはあるのでしょうか。
伊之助
伊之助は五感の中で、特に触覚が優れています。
人間の触覚とは「肌に何かが接触した時に感じる感覚」の事です。
鬼滅の刃の世界での触覚は、それに加えて、殺気を肌で感じる事も含まれているようです。
なので伊之助は上半身裸になり、殺気を感じやすいようにしているそうです。
炭治郎は、伊之助の殺気を感じる優れた触覚をヒントに、透き通る世界への扉を開きました。
以前の動画で私は、伊之助が終ノ型を使うような事があり、触覚を失ったとしても、日常生活には支障が無いといった発言をした事がありました。
しかし、触覚を失ってしまえば肌への感覚が無くなるのですから、それはそれで大変な事になりそうです。
もし今後、伊之助の触覚が失われるような事があっても、せめて殺気を察知する能力が無くなるくらいで、済んでほしいところです。
カナヲ
カナヲは五感の中で、特に視覚が優れています。
具体的に言うと、静止・動体視力が特に優れているそうです。
それが最初に見れたのは、炭治郎達の機能回復訓練での事でした。
最終的には炭治郎に抜かれる事になるのですが、ここでもカナヲの視覚による影響があったと思います。
そしてそれは、戦いにおいても見ることができました。
カナヲは童磨との戦いで、童磨の動きを見ながら次の動作を予測する、といった離れ業をやってのけています。
そんなカナヲを見て童磨は「柱の娘より実力があるかもしれない」と言っていました。
そして、童磨との戦いでカナヲは、花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」を使う事により、さらに静止・動体視力を上げています。
ですがこの技の代償は大きく、無理矢理に視覚をブーストしているため、最終的には失明さえしてしまう恐れがあります。
童磨との戦いでは技を使っている時間が短かったため、カナヲは右目が少し見えなくなる程度で済みました。
しかし、今後またカナヲが終ノ型を使うような事があれば、片目はおろか、両目さえ失明してしまう恐れがあります。
できるなら、そのような事が起こらない事を願うばかりです。
玄弥
最後は玄弥です。
人間の五感で言うなら、玄弥には味覚が当てはまります。
しかし、味覚が優れているというのは、どこかおかしな表現です。
あくまで同期組五人に五感を当てはめた場合、玄弥には味覚が残されているという形になります。
おそらく味覚の代わりとなっているのは、玄弥の持つ咬合力という能力でしょう。
玄弥は、咬合力と異能とも呼べる消化能力で、鬼を喰らい、一時的に鬼の能力を得る事ができます。
得られる能力は、主に怪力・不死・超再生がメインとなります。
ただし、本来の鬼の能力よりは遙かに劣り、玄弥の場合、日輪刀以外で首を切断されても死んでしまいます。
さらにこの能力には「鬼を喰らうことで理性や判断能力が低下する」といったリスクがあります。
そして、黒死牟との戦いの際は、上弦の壱の黒死牟の髪の毛・刀の一部を喰らうことで、今までの鬼化とは少し違った影響が出ています。
上弦の壱ともなると無惨の血が濃いためか、玄弥の目は黒死牟のものとソックリな状態になり、痣まで黒死牟と同じようなものが発現しています。
さらには血鬼術も使えるようになり、もうほとんど「鬼そのもの」と言えるほど、鬼に近づいていました。
そうして最後には、鬼同様の消滅の仕方で、玄弥はこの世を去っています。
これは、強すぎる鬼を食べ過ぎてしまったことにより、人間に戻ることが出来なかったという事なのでしょう。
どこまでの鬼ならば人間に戻れるのか、非常に判断が難しい能力とも言えます。
しかし、この能力が無ければ、黒死牟を倒す事はできていなかったでしょう。
ずっと物語ではパッとした活躍がなかった玄弥ですが、最後の最後で見せてくれました。
ちなみに玄弥の使っていた血鬼術は、木の血鬼術です。
この木は、半天狗・憎珀天の木の竜を食べた事によるものなのではないかと、噂されています。
まとめ的なもの
今回は、同期組五人と五感の関係性について、サラッとまとめてみました。
カナヲが終ノ型を使った事により、視覚を失いかけたこと。
これが、他の同期組にも当てはまらなければいいのですが。
今のところカナヲは視覚の一部を失い、玄弥は命を失っています。
残る炭治郎・善逸・伊之助は、一体何を失ってしまうのでしょうか。
このまま無事であればいいと願いながらも、ワニ先生の恐怖に怯える毎日です。
皆さんも何かお気づきの点があれば、コメント欄で教えてくださいね。
それでは今回はこの辺りで♪