刀鍛冶の里編 時透無一郎 玉壺 鬼滅の刃

アニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編8話|時透無一郎の過去・有一郎の想い|鉄井戸と新しい刀【きめつのやいば】ネタバレ・漫画・玉壺・上弦

2023年5月27日

テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編8話。もう間もなく放送です。いよいよ待ちに待った、時透無一郎の過去が描かれる。不死川玄弥の過去ではアニメオリジナルシーンもありました。今回の無一郎の過去にも期待が懸かる。淡々と原作通り進むのではなく、今回も新鮮な体験をさせてくれるはず。

ということで今回は、アニメ刀鍛冶の里編7話を振り返った後、8話を徹底先取り解説します。いいねとチャンネル登録・共有ボタンも押してください。では参ろう。

アニメ7話

アニメ7話の冒頭では、ついに半天狗最強の分裂体・憎珀天が顕現。とてつもない威圧感。絶対的な強者を前に、怯んでしまう炭治郎と玄弥。しかし、憎珀天の捻じ曲がった性根に対し、炭治郎は今までにない程の怒りを見せる。ここから熾烈な戦いが始まる。

一方 時透無一郎サイド。依然 水獄鉢に捕らわれたままの無一郎。玉壺はあばら家を襲撃。玉壺に攻撃をされても、鉄穴森が死にかけていても、鋼鐵塚はひたすらに刀を研ぎ続ける。玉壺は鋼鐵塚の集中力に嫉妬し「この男に刀を放棄させたい」と謎の欲望を漲らせる。

その間に無一郎サイドにも進展あり。小鉄が必死に無一郎を救出しようとする。鬼に襲われながらも、水獄鉢の中に口から空気を送り込むことで、無一郎に呼吸を使わせることに成功。無一郎は水獄鉢を脱する。ここでアニメ7話は終了です。

ひとつ思ったのは、水獄鉢は突き技では破りにくいということ。最初に使用した技・垂天遠霞は突き技。一点集中の技では水獄鉢は破れない。しかし、八重霞は多方向に連撃を繰り出す技。これが功を奏したのかもしれない。ちなみに八重霞という言葉は実在している。「幾重にも立ちこめる霞」という意味です。

時透家

アニメ7話は、ちょうど原作117話の最後で終わりました。原作118話、水獄鉢を脱出した無一郎は酷く咳き込みます。窒息寸前までいったのですから、相当に苦しい思いをしたことでしょう。

そして、毒針を抜いていく。これも痛々しい。毒針の影響で体が痺れている。無一郎は、もう自分はろくに戦えないことを実感。

痛みから、過去の記憶を鮮明に思い出していく無一郎。死ぬ思いをしたことから父を思い浮かべ、毒のことを考えるとお館様の顔を思い出す。そして、肺の痛みからは肺炎で亡くなった母を思い出した。

時透家、無一郎の父は杣人。無一郎は、木こりで生計を立てる父の仕事を手伝っていた。ある日、母が肺炎で倒れてしまう。元々家族のために自分を顧みず働く人だった。そして、父は母のために薬草を探しに出かける。嵐の中だったため、その道中、不運にも崖から転落し死亡。その後母も亡くなっている。

両親が一度に亡くなる最悪の日。無一郎が10歳の頃だった。ここで無一郎は思い出す。一人になったと思っていたが、そうではなかった。一人になったのは11歳。それまでは兄がいた。

時透兄弟

無一郎は双子だった。兄の名前は有一郎。急に両親を失くしてしまった時透兄弟。二人は杣人を続けながら必死で生きた。兄の有一郎は、両親が亡くなったことで厳しく無一郎に当たるようになる。

「情けは人のためならず」。有一郎は言いました。誰かのために何かしてもろくなことにならないと。対して無一郎は、人のためにすることは、巡り巡って自分のためになると言います。

意見の食い違い。いや、これ実は、二人の意見は同じです。「情けは人のためならず」という言葉の意味は、人のために情けをかけておけば、巡り巡って自分のためになるという意味。「情けは人のためだけではなく、自分のためにもなる」という意味です。

この言葉は、多くの人が誤解しやすい言葉です。有一郎については、まだ子供であるが故の間違いでしょうか。それとも作者さんの勘違いか。はたまた、有一郎なりの無一郎へのメッセージだったのか。

時透有一郎の真意

人のためにすることは、巡り巡って自分のためになる。この言葉は父がよく言っていた言葉。それに対し有一郎は、人のために死んだ人間の言うことは当てにならないと言う。馬鹿の極みとまで言った。とことん両親を侮辱する有一郎。

さらには無一郎の名前まで侮辱する。無一郎の無は無能の無。無一郎の無は無意味の無。有一郎はなぜ、ここまで無一郎に冷たく当たるのか。無一郎はこの時の有一郎が、自分を嫌っていると感じていた。しかし、それは真実ではない。

有一郎は必死だった。大切な弟を守るために。父は母のために死んだ。そして母も、家族のために病になり死んだ。有一郎の真意は、弟だけには死んでほしくないというもの。なので、両親の取った行動を全否定しているのです。

無一郎の無が無能・無意味と罵ったのには、自分が人を助けられると思わせないため。全ては兄が弟を想う愛からくる行動だったのです。有一郎もまだ子供。こういった方法でしか弟を守れないと思ったのでしょう。

また、この時の有一郎のきつい性格は、記憶の無い時の無一郎とそっくりだった。「兄が守ってくれていたようで嬉しかった」。無一郎はそう語る。

始まりの呼吸の剣士の末裔

春頃、ある人物が時透家を訪れる。お館様の御内儀であるあまね。あまりにも美しい容姿から、無一郎は白樺の木の精だと錯覚している。

有一郎は、いつもあまねに暴言を吐いて追い返していた。これも全ては無一郎を守るための行動。弟は自分が守るという固い決意の表れ。

あまねは、二人を始まりの呼吸の剣士の末裔だと言った。始まりの呼吸の剣士といえば、それはそれは偉大な剣士。この事を知った無一郎は、人を助けるため剣士になりたいと言う。しかし、有一郎がそれを許さない。

「お前には何もできない。父や母そっくりの馬鹿。人を助けることは選ばれた人間だけができること。子供には何もできない。俺たちができることは犬死にと無駄死にだ。結局あの女に利用されるだけ。この話はこれで終わりだ」。

有一郎は一方的に全否定をし、それからというもの二人は口を利かなくなる。ただ一度だけ、有一郎があまねに水をかけて追い返した時に喧嘩をしたきり。

襲撃事件

季節は流れ、ある夏の日の熱帯夜。戸を開けて寝ていたら鬼が入ってきた。兄の有一郎は左腕を斬り落とされ重傷。鬼は声をあげる有一郎に「うるさい、騒ぐな。どうせお前らみたいな貧乏な木こりは 何の役にも立たない。いてもいなくても変わらない つまらない命なんだからよ」と罵る。

怒る無一郎。目の前が真っ赤になり、生まれてから一度も感じたことのない、腹の底から吹き零れ出るような激しい怒りを感じる。まさか自分の口から発せられてるとは思えない程の咆哮をあげ、無一郎は我を忘れて鬼と戦った。

気づくと鬼は死にかけていた。しかし、頭を潰しても鬼は死なない。間もなく朝日が昇り、鬼は塵になって消えていく。「早く有一郎の所へ行きたい」。そう思う無一郎でしたが、夜通し戦った疲労により体が思うように動かない。目の前の家まで行くのに、相当な時間が掛かってしまった。

何とか家に辿り着いた無一郎。有一郎はかろうじて生きているものの、もはや風前の灯火。兄は神仏に祈る。

「神様、仏様、どうか、どうか弟だけは助けてください。弟は俺と違う心の優しい子です。人の役に立ちたいというのを、俺が邪魔した。悪いのは俺だけです。バチを当てるなら俺だけにしてください」。

「わかっていたんだ。本当は、無一郎の無は無限の無なんだ。お前は自分ではない誰かのために、無限の力を出せる選ばれた人間なんだ」。

兄の最期の願い。弟だけは助けてほしい。生前は神様仏様を信じていなかった有一郎。だからこそ、自分が無一郎を守らなければと思っていた。有一郎いわく、自分には余裕がなく弟に優しくしてやれなかったとのこと。人に優しくできるのも、選ばれた人間だけだと。

痣と新しい刀

兄との記憶を完全に取り戻した無一郎。炭治郎と同じく、毒の影響もあり痣を発現。そしてあばら家に向かう。あばら家では、玉壺が執拗に鋼鐵塚を攻撃しています。片目を失う鋼鐵塚。しかし声も上げず、刀を研ぐのを止めない。

駆け付けた無一郎は玉壺に攻撃。鋼鐵塚だけに集中していた玉壺は、無一郎の気配には気づけなかった。これをポジティブに捉える玉壺。無一郎の気配に気づけなかったほど鋼鐵塚に集中していた。鋼鐵塚の集中力に嫉妬していた玉壺は、少しご機嫌な様子。

しかし、玉壺はすぐに無一郎の異変に気づく。まず顔の痣。痣は炭治郎にもあった。そして、毒針の影響はどうなったのか。無一郎は千本針の影響で体が痺れているはず。なのにも関わらず、先ほど戦った時よりも早い攻撃を仕掛けてきた。

玉壺の理解も追いつかないままに、無一郎は追撃を仕掛ける。玉壺は血鬼術・蛸壺地獄で反撃。無一郎は蛸の足を斬ろうとするも、弾力が強く斬れない。さらに刀を折られてしまう。破壊されるあばら家。外に放り出された鋼鐵塚はまだ刀を研いでいる。

無一郎と鉄穴森は、蛸の足に捕らわれてしまいました。今度は確実に潰して吸収する。そう言う玉壺でしたが、無一郎は何とこの状態から刀を振り、蛸壺地獄から脱出。新しい刀です。蛸壺地獄に捕まる前に、間一髪鉄穴森が無一郎に渡していたのです。

鉄井戸さん

ありがとう鉄穴森さん。無一郎は鉄穴森に感謝の意を述べる。記憶を取り戻したことにより、きちんとさん付けで呼んでいる。鉄穴森は「あなたの最初の刀鍛冶の書きつけ通りに作った」と言う。

無一郎は思い出す。自身の最初の担当刀鍛冶。名前は鉄井戸。心臓の病気で死んでしまった。ここで思い出す、鉄井戸との記憶。

「儂は心配だよ坊や。誰が分かってくれようか。お前さんのことを。お前さんがどれだけ手一杯か。どれだけぎりぎりと余裕がないか。物を覚えていられんことの不安がどれだけか。」

「そして血反吐を吐くような努力を、誰が分かってくれようか。儂はお前さんが使った刀を見ると涙が出てくる。儂はもう長くはない。命を惜しむ歳ではないが、どうにもお前さんが気がかりじゃ」。

鉄井戸は、無一郎の境遇から冷淡な性格の理由、血反吐を吐くような陰の努力まで、全てを理解していた数少ない人間。無一郎のことを、使った刀からも理解していたのです。そして、自分の生い先が短いことを悟り、次の刀鍛冶への手記を遺した。

その手記通りに鉄穴森が刀を打ち、新しい無一郎の刀が生まれた。記憶と痣、そして新しい刀を手に入れた無一郎。向かうところ敵なしの状態です。

アニメ8話の終わり

無一郎は、手にしっくりくる刀を振り、霞の呼吸・伍ノ型 霞雲の海を繰り出す。これをギリギリ躱した玉壺。と思いきや、玉壺は頸をかすめられていた。あまりにも速すぎて、斬られたことに気づくのに時差が生じる。それ程までにスピードが上がっている無一郎。

「次は斬るから。お前のくだらない壺遊びにいつまでも付き合ってられない」。そう言う無一郎に対し「舐めるなよ小僧」と返す玉壺。ここから熾烈な戦いが始まる。

アニメ8話はここで終わりではないでしょうか。これで原作2話分。原作3話分は続くという説は、最近不調です。特に回想シーンがある回では思ったように進まず。キリがいいところで言えばここなのかなと。

無一郎の過去の記憶の回想、そして新しい刀。この二つのセットがメインで、今回は終わり。次からは玉壺とのバトルが白熱していく。また、炭治郎サイドも少しは描かれる可能性もあります。私は8話はここまでと予想しておきます。皆さんはどう思いますか?

まとめ的なもの

いよいよ無一郎の過去が描かれる。有一郎の声優にも注目です。そして鉄井戸さんという渋い男も登場。サブキャラクターにしては貫禄のある男です。また、記憶を取り戻した無一郎は目にハイライトが描かれるようになりました。おそらくアニメでも同じ現象が現れるはず。

アニメも8話まで進んだということで、残すは5話程度といったところでしょうか。全13話だとするなら、終わりは7月2日です。まだ1か月はあるものの、段々と終わりが近づいています。最低13話、もう少し続いてくれたら嬉しい。

ということで今回の記事は以上となります。いいねとチャンネル登録・共有ボタンもプッシュ。それではまた。

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