こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「131話考察・後編」についてです。
前編では、七つの壁についてまとめてみました。後編では五摂家・女王について触れていこうと思います。
それではどうぞ♪
時系列
まず、今現在の時系列は、2047年11月だということが分かりました。
そういえば今更なのですが、エマ達の誕生日はお祝いのシーンがないですね。
みんな陰では祝っているのでしょうか。波瀾万丈すぎて、誕生日どころではないのかもしれませんね。
ちなみにエマの誕生日は、8月22日です。
シルエット
今回五摂家が全員登場したことで、シルエットの謎が判明しました。126話の五摂家のシルエットのことです。
これは左から、バイヨン、ノウム、プポ、ドッザ、イヴェルクのシルエットだったようです。
バイヨンに関しては、先代のシルエットになっています。
バイヨン
今回は、シルエットの左から順に見ていこうと思います。まずはバイヨンです。
現在のバイヨン家は、先代がいなくなったため、子供である当代バイヨンが継いでいるようです。
先代バイヨンも好きでしたが、私は当代バイヨンも雰囲気が好きです。服装もカッコイイです。
それに、なんか強そうですよね。先代より強いことを密かに期待しています。
ドッザは先代バイヨンのことを堅苦しいと皮肉っていますので、先代当代ともにお堅い鬼なのでしょう。
ちょっと違和感を感じたのですが、バイヨン以外は子供とは違う名前なのに、バイヨンだけは親子揃ってバイヨンと呼ばれています。
バイヨンは、日本で言う名字のようなもので、バイヨン家だけ名字で呼ばれているということでしょうか。
ノウス・ノウマの親はノウム、ルーチェの親はドッザのようです。
今更ですが気付いたことがあります。
ゴールディポンドで一番偉かったのはレウウィスです。その次に偉いと感じたのは、バイヨンでした。
レウウィスが偉いのは、五摂家よりも上の存在で、陛下である女王の弟だったからでした。
バイヨンが偉そうな雰囲気があったのは、バイヨンだけ親世代の鬼だったからなのですね。
ルーチェ、ノウス・ノウマは、子世代の鬼です。
ここでも先代バイヨン卿は、依然として失踪したことになっています。
前は村の鬼が言っていたので、貴族がバイヨン卿の死を隠すため、失踪したと嘘の噂を、平民に流していたのかと思っていました。
しかし今回は貴族同士の会話ですので、本当に死体は見つかっていないのでしょう。
崩壊前は死体が確認できているので、瓦礫に埋まっているのを発見できていないか、もしくは野良鬼か誰かに食べられたかになります。
野良鬼が食べていたとして、ゴールディポンドの鬼を全て食べた野良鬼が登場したら…めちゃくちゃ強そうですよね。
もうひとつバイヨン関連で気になったのは、ドッザが挑発した件についてです。
ドッザの息子であるルーチェや、ノウス・ノウマ、バイヨンが失踪したのは、先代バイヨンに原因があるといったような言い方を、ドッザはしています。
ドッザは、先代バイヨン卿が狩りの癖を持っていることに気付いており、ゴールディポンドで遊んでいたことも知っていたのではないでしょうか。
もしかしたら、ピーターラートリーにバイヨン卿の情報を流したのも、ドッザや他の貴族だったのかもしれません。
あと、ドッザのことを「下賤の成り上がり者」と呼んでいることから、バイヨンは元々貴族の出なのでしょう。
ノウム卿
次は、ものすごく小さいノウムについてです。
ドッザに小娘と言われているので、ノウムは女性のようです。
羽のようなものを身に纏っており、ほぼ裸だったノウスやノウマよりはオシャレさんなようです(笑)。
ノウスやノウマもそうでしたが、ノウム家の仮面は特殊ですね。ノウムに関しては、仮面というよりも貼り付けてあるような感じです。
そして、杖のような物も持っていますね。この風貌を見ると、魔法を使うとしか思えないです。
そういえばノウスもノウマも、頭や胸が光ったり、特殊能力がありそうな雰囲気でした。
結局ノウスとノウマから特殊な能力は見受けられませんでしたが、ノウムが何か能力を使う可能性はあります。
この体格でドッザにケンカを売るのですから、何か力を持っているというのが、私の推測です。
プポ卿
いかにも弱そうな鬼といった感じです。格好もかなり奇抜な格好をしています。
雰囲気的に、年を取っているような、取っていないような…。ハッキリとしない雰囲気です。
でも、シルエットでは一番真ん中にいました。と思っていたのですが、この真ん中のシルエット、プポとは少し違いますよね…?
プポの襟が、シルエットにはありません。これは女王なのでしょうか?
奥にいるのがプポ?分からなくなってしまいました。
プポ自体は、シルエットで真ん中に立つような雰囲気はないので、おそらく女王なのでしょう。ノウムとはまた違います。
プポのキャラ性が見えるのがこの場面です。
ドッザがバイヨンを挑発したときのシーンです。プポの頭の上にハテナマークが浮かんでいます。
もしかするとプポは、少しオトボケキャラなのかもしれません。
こういうキャラが強いということも漫画界ではあり得るので、ここはマークしておきましょう。
ドッザ
個人的には好きな鬼です。他に合わせない漢といった感じがいいですね。
これは強いでしょう。筋肉バカといった感じより、強くて漢らしい鬼といった感じを、個人的には期待します。
ルーチェの父親ということですが、ルーチェとはかなり対照的です。
これだけの筋肉があれば、アダムでも勝てなさそうです。
バイヨンには下賤と呼ばれているので、力だけで貴族にのし上がったのでしょう。それはそれでかなりスゴイことだと思います。
ここまで見てきて、これとギーラン卿が戦うのかと想像してしまいました。
勝てるのかな…?
ノーマンはどこまで五摂家の情報を把握しているのでしょうか。それ次第では、ギーラン卿もやられてしまいそうです。
そこはノーマンの策で何とかするのだとは思いますが、力比べでは、いい物を食べている五摂家が有利な気もします。
ドッザですが、可愛らしい一面も見れました。
バイヨンやノウムを挑発していたドッザですが、女王が現れた瞬間ひざまついています。この姿カワイイ♪
イヴェルク公
この鬼は、1巻から登場している鬼です。この中では一番偉いのが、このイヴェルク公です。
公というのは、大公のひとつ下の公爵のことですので、レウウィス大公のひとつ下の位ということになります。
このイヴェルクは、体も一番大きい鬼です。
1巻で見た時は、おじいちゃんのような雰囲気だったので、年寄りで力のない鬼だと思っていましたが、今回は背筋も伸びており、体も大きいので、強そうな感じに見えます。
マントを脱げば、ドッザよりムキムキかもしれません。
このイヴェルクですが、他の者はドッザを呼ぶとき敬称である卿を付けていませんが、イヴェルクだけはドッザ卿と敬称を付けています。
ここから感じたのは、イヴェルク公は本物の貴族だなといった印象です。
冷静で賢く、敵に回すとかなりやっかいでしょう。さらに力も強ければ…ギーラン卿達が本当にヤバイですね。
女王
出てきました。女王降臨です。名前はレグラヴァリマ。いくつか特徴的な部分があります。
まずは「爪」です。左手の人差し指だけ、爪が異常に伸びています。これは爪ですよね…?
それとも、指にはめて人を刺すような武器なのでしょうか?
爪を見ていたら気付いたことがあります。女王は、指が5本しかないように見えるということです。
まだ少ししか登場していないので、何ともいえないところですが、今回の登場シーンを見る限り、5本指です。
もしこれが本当に5本指なら、人間の形質も持っているということになります。
女王と呼ばれるくらいですから、何か特殊な存在であることは間違いないと思います。
親指の爪も人間のような爪をしていますね。
そして、腰の何か紋章のようなバックルも気になりました。太陽のような物の上に、紋章のようなマークが付いています。
エマ達が行った壁にも紋章のような物がありましたが、これとは少し違うようです。
最後に気になったのは「髪の毛」です。この、色が違う髪の毛を結っているという部分です。
オレンジっぽい色のほうがエマの髪の毛の色に似ています。
そして、もうひとつの色はノーマンやムジカ、ジェイムズ達の色ともとれます。
先程の人間の手かもしれないということも踏まえると、髪の毛の色違いを結っているということは、人間と鬼のハーフなのではないかと思いました。
例えば、エマの髪の色の部分は人間、もうひとつの色はノーマンの色。ノーマンは人間ではないという推測です。
あり得そうで無さそうな…。でも、何かこの髪の毛も意味がありそうですよね。
あとは、姉弟だからということもあり、女王の仮面はレウウィスの物とよく似ています。
この女王ですが、かなり性格悪そうな気がします…。針で五摂家を突っついたりしそうです(;´Д`)
次号で話すシーンが見れると思うので、次号がまたまた気になりますね!
まとめ的なもの
131話、面白すぎました。七つの壁の先も気になるし、五摂家や女王の能力、強さも気になります。
ここでノーマンが動いてくるのでしょうか?
ギーラン卿対五摂家。普通に戦えば、五摂家側が有利な気がします。
あと、女王は笑っていますが、内心かなり怒っているのではないでしょうか。
グレイスフィールドの上物に全て逃げられ、高級な肉にありつけていないはずです。
132話では、五摂家が怒られるシーンになるかもしれません。
また次週を待つとしましょう!