約束のネバーランドも、いよいよクライマックス。
最後の最後で、一気に主要人物が亡くなっていきました。
ピーターラートリーに引き続き、今度はイザベラまでも…
分かってはいました。
イザベラはいつか、亡くなってしまうのだろうと。
エマたちのために体を張り、どこかで亡くなってしまうということ。
私の頭の中では想像ができていました。
イザベラの愛情は本物だった。
今回改めて、それを知れて良かったです。
農園にいる間は、できる限り幸せな人生を送ってもらおうと、最大限の愛情を注ぎ続けたイザベラ。
その結果、フルスコアという優秀な子供を生む結果となり、最後は鬼の農園システムを、無くしてしまうところまできました。
イザベラは、過去に農園の子供を出荷してきたことに対し、ずっと罪悪感を抱いていました。
しかし、イザベラはその罪を全て浄化できるほどの、功績を残しました。
イザベラが育てた、フルスコアやグレイスフィールドの子供達。
その子たちのおかげで、食用児の苦しみはなくなり、みんな人間の世界へ帰ることができます。
イザベラというママが、優秀な子供達を生み出さなければ、これは叶わなかったでしょう。
だから、イザベラは今まで犠牲にしてきた子供達にも、胸を張っていいのではないでしょうか。
お母さん
血は繋がっていなくても、グレイスフィールドの子供達は皆、全員イザベラの子供です。
でもやっぱり、レイだけは特別。
最後はレイを呼び、イザベラが謝っています。
イザベラの死は悲しいことですが、最後にこうして二人が会話できて、本当に良かったと思います。
イザベラが生きていてくれて、レイと最後に会話ができて。
最後は二人とも気持ちが、通じ合ったのではないでしょうか。
これでようやくレイの心のしこりが、解消できたような気がします。
この先
さて、問題はこの先です。
残されたのは、エマの代償とノーマンの発作。
このままいけば、エマは何かを失うことになり、ノーマンは発作によって倒れてしまう可能性があります。
ノーマンの場合は、アダムの体を研究した薬か何かが、既にあるかもしれません。
確かアンナ達が、アダムの体を研究していたはず…
私は多分そこは大丈夫だろうと考えているのですが、問題はエマの代償です。
エマの代償だけは、あのお方の能力により、防ぐことはできないでしょう。
それが目なのか脳なのか、はたまた記憶なのか。
私は以前に記憶だと予想をしており、引き続きその線で考えていこうかなと思います。
今回の、イザベラの愛情をたっぷり受けて育ったというシーンからも、もしかしたらあのお方は、その愛情の記憶を狙っているのかも?
人間の世界
もう一つ、この先どうなるかという点で、気になる部分があります。
それは、人間の世界がどうなっているのかについてです。
私が以前妄想していたのは、人間の世界は「シンギュラリティ」が起きているのではないかということです。
シンギュラリティというのは、AIなどの技術が、人間の脳を超えることを指します。
通常シンギュラリティは、悪い事ではありません。
人工知能が発達することで、世の中は飛躍的に便利になっていくからです。
しかしその一方で、SF映画のように人間が、ロボットに支配されるような世界も想像できます。
そして現在、私たちの世界でそれが起こると言われているのは、2045年です。
今の約ネバは2047年頃ですので、ちょうど時期が被るのです。
これはただの偶然か、それとも最初から仕込まれていた事なのか。
もしもシンギュラリティが起きた以降の世界で、とても便利な世の中になっているのか、はたまたロボットに支配されてしまっているのか。
非常に気になるところです。
そしてこのシンギュラリティ説には、もう一つ参考となる点があります。
それは、レイがグレイスフィールドで一番新しい本だと言っていた「機械工学と人類の歩み」です。
この本は、2015年に出版された本なのですが、まさにこれは、シンギュラリティを思わせるようなタイトルです。
そしてこの本以降、グレイスフィールドには本が届いていない。
これは機械に詳しくなりすぎては困るという、鬼側の采配という可能性もありますが、果たして…
まとめ的なもの
約ネバも、もうすぐ終わりを迎えそうな感じがします。
しかし人間の世界に行き、世界が違う方向へ、進んでいくことも考えられます。
一番気になるのは、やはりエマの代償についてでしょうか。
みなさんはどう予想されていますか?
コメント欄で教えてくださいね。
それではまた、次回の記事で♪