鬼滅の刃・柱稽古編のアニメが放送開始されました。まだまだ気が早いのですが、今回は「無限城編の戦い①」ということで、童磨戦について解説していきたいと思います。
童磨戦は2部構成。胡蝶しのぶ、栗花落カナヲ、伊之助が戦う。童磨戦はやっぱり映画かな。一つ前の動画も絶対観てくださいね。
ということでチャンネル登録やらコメントは絶対です。概要欄からブログも見てね。
では参ろう。
無限城編
まずは無限城編から見ていこう。柱稽古編の最後、産屋敷邸でのお館様の自爆に気づいた柱達は、急遽屋敷に向かう。
爆発により負傷した鬼舞辻無惨。そこへ珠世が奇襲をかける。浅草の旦那の血鬼術を使い、無惨を拘束することに成功。そして無惨の身体へ薬を打ち込んだ。
「鬼を人間に戻す薬」
この薬が無惨の命運を分けることになる。そして、前もってお館様の覚悟を聞かされていた唯一の柱、悲鳴嶼行冥が無惨の頸を破壊する。
しかし、死なない無惨。無惨は頸を斬られても死なない鬼だった。混戦の中、柱と炭治郎が屋敷に到着。各々が最速の技を繰り出そうとした瞬間、足元に扉が開き中に引き込まれてしまった。
「無限城」
無惨のピンチを鳴女が救出。無惨は安全地帯へ。柱と炭治郎はそれぞれの敵が待つ場所へ招待された。この時、伊之助や善逸、カナヲ、玄弥、他にも多数の一般隊士が無限城の中に引き込まれている。
胡蝶しのぶ vs 童磨
無限城に引き込まれた鬼殺隊。中では無数の鬼が待機していた。禰豆子の太陽克服を知り、虎視眈々と準備をしていた無惨。それぞれが下弦クラスの実力を持つ強敵。
お館様の死を知った柱は、怒りに燃える。必ず鬼舞辻無惨を討つ。
最初の戦いは、胡蝶しのぶ。因縁の対決。しのぶの姉、胡蝶カナエを殺した鬼。鬼の特徴を姉から聞かされていたしのぶは、一瞬で童磨が姉の仇だと気づいた。
そして、童磨の話を聞く間もなく刀を突く。しのぶの力では上弦である童磨の頸は斬れない。しのぶの武器は毒。一突きで童磨の全身に毒が回っていく。
しかし、倒れない童磨。那田蜘蛛山で使った毒が情報共有されており、童磨はその情報をもとに毒を解毒した。
ただ、ここまでは想定内。しのぶは毒を調合し続け童磨に攻撃を加え続ける。童磨は、弄ぶように次々と解毒をしていく。
ここでしのぶに異変が現れる。息が続かない。大量の汗。これは童磨の血鬼術によるもの。
血鬼術・粉凍り(こなごおり)
目視することができず、初見では気づくことが難しい。そして、吸ってしまったら即アウト。肺胞が壊死して呼吸をすること自体に危険が伴っていく。呼吸で力を底上げする鬼殺隊士にとっては致命傷となる血鬼術だ。
しかし、諦めるわけにはいかない胡蝶しのぶ。最小の呼吸により、連撃で大量の毒を打ち込む作戦に切り替える。しかし、カウンターの斬撃を浴び、その場に蹲ってしまった。
そこに現れたのは姉の胡蝶カナエ。しのぶに戦ってほしくないと言っていたカナエが、今度は立ちなさいと言う。
「倒すと決めたなら倒しなさい。勝つと決めたなら勝ちなさい。どんな犠牲を払ってでも勝つ。私ともカナヲとも約束したんでしょう」
「しのぶならちゃんとやれる。頑張って」
涙を流しながらの、姉の最後の言葉。
胡蝶しのぶは立ち上がる。肺胞が壊死した状態で呼吸すらつらい状態。鎖骨も肺もあばらも斬られ 、出血多量で死亡寸前の状態。肺に血が入り、想像を絶する痛みがしのぶを襲う。
しかし、姉やカナヲとの誓い通り、しのぶは責務を全うする。
蟲の呼吸・蝶ノ舞・百足蛇腹
ここにきて、しのぶの速さが童磨を上回る。低い姿勢から童磨の頸、急所を突いた。やれることはやった。急所から毒が回っていく童磨。
しかし、倒れない。童磨に毒はもう効かない。
次の瞬間、しのぶは童磨に抱きしめられていた。童磨は感動したと、頸を斬れない華奢な体でよくここまで頑張ったと、しのぶの努力を称えた。そんな童磨にしのぶは一言。
「地獄に堕ちろ」
そこに現れる栗花落カナヲ。師である胡蝶しのぶは負けた。童磨に吸収されていくしのぶ。カナヲが斬りかかるも吸収は止まらない。そして、髪飾りだけを残し、しのぶは完全に吸収され死亡した。
栗花落カナヲ vs 童磨
ほとんどの隊士が上弦とは初めての対峙となる。立っているだけで震える。童磨に比べたら、他の鬼は赤子。今のカナヲは、姉たちを殺された怒りだけで立っていられた。
花の呼吸で斬りかかるカナヲ。しかし、童磨には全く歯が立たない。氷の血鬼術の前に徐々に追いつめられていくカナヲ。そしてとうとう刀を奪われてしまう。
そこへ繰り出される血鬼術・散り蓮華。
細かな蓮華の花弁状の氷を発生させる技。全てはよけ切れないと判断したカナヲは、最小限のダメージで済む場所を探す。しかし、見極めることは困難。絶体絶命。
その時だった。
伊之助参戦
天井から突入してくるのはイノシシ。嘴平伊之助。上空からの獣の呼吸でカナヲのピンチを救う。カナヲの表情から、しのぶの死を知った伊之助。伊之助もカナヲと同様、怒りに燃える。
相変わらず童磨は遊んでいるものの、伊之助は成長していた。煉獄杏寿郎が死んだ時、何もできなかった悔しさをバネに。童磨が気づかない間に カナヲの刀を奪い返した伊之助。
そして、伊之助の変則的な技によって童磨の顔に傷を与えることに成功。しかし、今度は伊之助の気づかぬ間に被り物を奪われた。伊之助もカナヲも目視できなかったほどの速さ。これが童磨の本気。
童磨の本気には、伊之助も歯が立たない。母親を殺した鬼、そしてしのぶを殺した鬼。怒りだけでは勝てない。カナヲと2人で戦うも、もはや勝負はついていた。
童磨は猗窩座が殺されたことを知り、その場を後にしようとする。自分と同じ程度の技を出せる「結晶ノ御子」を残して。
しかし、次の瞬間。
37キロの毒
童磨の顔が突如崩れ出した。
きたきた。カナヲは確信した。胡蝶しのぶとの約束。しのぶの体重にも及ぶ37キロの毒。しのぶはあえて童磨に喰われることで、大量の毒を打ち込んでいた。前もってそれを聞かされていたカナヲは、童磨の変化はしのぶの毒だと確信した。
好機到来。
童磨に毒は効いている。血鬼術も維持できていない。しかし、童磨がこれで死ぬとは限らない。カナヲと伊之助は童磨の頸を狙う。
しのぶの命は無駄にしない。
しかし、ここにきての童磨の大技。
自身の危機と判断した童磨は全力の技を繰り出してきた。
しかし、カナヲもまだ奥義を隠していた。
決着
花の呼吸・終ノ型・彼岸朱眼
全集中の呼吸の血流を、眼球へ収束することで、カナヲの超視覚をさらにブーストさせる技。相手の動きがスローモーションに見えることで、より的確な後の先を取ることができる。
しかし、デメリットも大きく、視覚への負荷が大きすぎるため失明のリスクが伴う。しのぶは心配していた。カナヲの失明を。カナヲは思っていた。命をかけた姉が、どうして自分の失明を心配するのか。
命に比べたら眼球ぐらい。
決意したカナヲは、彼岸朱眼で攻撃をかわし、童磨の頸もとに刀を振った。しかし、童磨の血鬼術により凍てつき、体が思うように動かない。
そこへ伊之助。
獣の呼吸・思いつきの投げ裂き
伊之助の二つの刀が、カナヲの刀を後押しした。そしてとうとう、童磨の頸が斬れる。
頸を斬られても死なない鬼もいる。しかし童磨はそうではなかった。長きに渡る因縁は終結した。
胡蝶姉妹の因縁。それには栗花落カナヲも含まれる。そして伊之助の因縁。思わぬところで母の仇を討った。
自分に母親はいなかったと豪語していた伊之助。しかし、ここにきて記憶を取り戻す。母のぬくもりを、確かに思い出した。
そして、姉の仇を討ったカナヲは、完全に感情を取り戻す。2人の姉を想い、生まれて初めて号泣した。
まとめ
扉絵にもあるように、2人はしばらく涙が止まらなかった様子。これ、アニメで観たら涙腺崩壊して、こちらが失明してしまいそう。
これは絶対映画向きですよね。アニメで放送したとしても、絶対その後映画にするべき。過去に童磨との因縁を持つ三人の戦い。涙なしでは見られない。
やっぱり無限城編は面白い。最近、無限城編と最終決戦はどっちが面白いんだろうと考えるのですが、どちらも属性が違うというか。無限城編はそれぞれの感動の連続、最終決戦はヒートアップした一連の戦いといった感じ。
無限城編や最終決戦は世界中が盛り上がるはずだから、今のうちに徹底的にアウトプットして頭に叩き込んでおきます。皆さんも、思ったことはアウトプットして頭に叩き込みましょう。アウトプットすることで、記憶に定着します。
ということで、今回の記事は以上です。それではまた。
鬼滅の刃 無限城編のワールドツアーは胡蝶しのぶvs童磨|つまり映画館でしのぶと童磨の死闘が観れる【きめつのやいば】 #鬼滅の刃 #無限城編 #柱稽古編 #胡蝶しのぶ #童磨
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