いよいよ終わり?
今回はクライマックスで、次回は最高潮。
どちらも同じ意味なのですが、まだ完結と書かないあたり、ワニ先生と集英社の焦らし作戦は次週まで続きそうです。
23巻が9話収録なら、205話で完結となるのですが、10話収録にして206話で完結という線も、まだ考えられます。
それにしても、23巻がフィギュア付きで5200円とは…
フィギュアは欲しいので、特装版は手に入れたいところですが、これまた転売ヤーが狙っていそうですよね。
最悪通常版だけ手に入れられれば、私はオッケー。
ということで、本編の方を見ていきましょう♪
デコピン
まずは最初のシーン。
謝る炭治郎に禰豆子が「次謝ったらおでこはじく」と言っています。
禰豆子の得意技は「そろばん高速はじき」
これまでに、七つのそろばんを破壊しているそうです。
竈門家では炭治郎・葵枝の頭突きと並んで、禰豆子のデコピンは恐れられているのだとか。
つまりこれは「次謝ったらおでこにデコピンするよ」という意味ですね。
聞いた感じは可愛いのですが、威力を考えると恐ろしい。
抗体
炭治郎が人間に戻れたのは、禰豆子が持っていた抗体としのぶの薬。
この二つがあったからこそ炭治郎は人間に戻れたのだと、愈史郎は言っています。
人間には免疫機能というものがあります。
免疫機能とは、体内に異物(抗原)が侵入してきた際、その異物と結合する抗体をつくり、異物を無毒化する機能で「抗原抗体反応」と呼びます。
つまり、無惨の細胞という抗原に対し、禰豆子には抗体があった。
抗体は血液や体液に存在しているものなので、炭治郎が禰豆子を噛んだ時、血液と一緒に抗体も炭治郎の体に侵入した。
その抗体としのぶの薬がセットで、ようやく無惨の細胞を無毒化することができたと。
まとめるとこんな感じです。
愈史郎
炭治郎は愈史郎に対し「死なないでくださいね」と言いました。
この言葉、実は深い。
だって、鬼は普通には死ねないから。
愈史郎は日輪刀で首を斬られるか、日に当たらない限り死にません。
鬼殺隊も解散し、愈史郎が頸を斬られるという事はないと思うので、実質愈史郎が死ぬには、日に当たるという方法しかありません。
なので、愈史郎は自ら日に当たりに行かなければ、ずっと生きられるということになります。
つまり炭治郎が言ったのは「自殺しないでくださいね」ということになります。
自分から死を選ばないでほしい、ということです。
その後の愈史郎の表情は、図星をつかれたといった表情になっているので、これはまさにそのようなことを考えていた、という描写なのでしょう。
炭治郎はその後に「珠世さんのことをずっと覚えていられるのは、愈史郎さんだけです」と言っています。
この言葉を聞いて愈史郎は、何を考えどう動くのか。
茶々丸が愈史郎をまじまじと見ている感じ、愈史郎はこの時泣いていたのではないでしょうか…
まさか鬼の自分が、死なないでほしいと言われるとは思っていなかった。
そして、珠世のことまで気遣う炭治郎の、優しい言葉。
それを聞いた愈史郎は、思わず涙が出たのかもしれません。
愈史郎はずっと珠世と二人で、疎外感も感じて生きてきたでしょうから。
鬼殺隊
最後の柱合会議。
残ったのは二人。
無惨を倒すという宿願は果たしたけど、残ったのが二人というのは切ない。
誰もが予想をしていなかった、義勇と実弥の二人が生き残るという線。
意味深柱絵とか、過去のお話となりました。
それにしても、産屋敷家は偉大です。
呪いを抱えながら1000年以上滅びることなく、最後はきっちり鬼を滅ぼしました。
隊士の力も大きいけど、鬼殺隊という組織をまとめてきた産屋敷家も、本当に偉大です。
輝利哉様なんて、8歳なのにオールして指示を出し続けていましたしね。
そして、気になるのはこの先。
「産屋敷家の呪いは解けたのかどうか」についてです。
これがもし判明するなら、現代で判明するということになります。
産屋敷家の呪いは、30歳以上生きられないというものでした。
なので、現代に産屋敷家が残っており、30歳以上の長が登場すれば…
呪いは解けているという事になりますよね。
ここは現代に期待。
あと最後の、義勇と実弥の笑顔のやり取りも良かったです。
色んな人達
音柱。
それはワニ先生に一番愛された柱。
とでも言いましょうか。
天元は痣を発現していないので、この先寿命というものを考えなくても済みます。
腕をなくし隻眼にはなっていますが、痣の代償はないし嫁も三人いるし、柱としては一番優遇されていますよね。
まぁ今は元柱なのですが、いい時期に引退したなと。
元柱といえば、槇寿郎と炭治郎も対面での和解をしてくれて、本当に良かった。
これから槇寿郎は、千寿郎のいい父親になっていくでしょう。
鬼殺隊も柱もなくなってしまったので、千寿郎も特にプレッシャーもなくなりましたし。
刀鍛冶の里の人達や、隠の人達も登場していましたね。
鋼鐵塚さんや鉄穴森さん、小鉄くんなどなど。
実はそこに、コッソリ村田さんも混じっていたり( ´∀` )
毎日見に来るのは、ちょっとおもしろい(笑)
伊アオ
なんだか伊之助。
幼児化してて可愛い。
伊之助っていつもの服より、蝶屋敷で着てる服の方が似合ってる気がする。
そしてアオイ。
伊之助とアオイ。
なんだかいい感じですよね。
姉さん女房といった感じで、うまく伊之助をコントロールするような。
そんな感じで二人は結ばれるのでしょうか?
ここは現代で明らかになるかもしれないですね。
アオイってツンツンしてるように見えて、実は伊之助のお盆を用意していたりと、優しくて気の利く女性です。
そして伊之助は、そこに琴葉の母性を見た。
ここが恋愛にまで発展するのかどうか。
みんなに妄想させようとする、ワニ先生の策略。
まんまとハマってしまいそうです。
あとこの二人について、もう一つ気になった点が。
それは「アオイが伊之助の気配に気づく」という事です。
いつも盗み食いしているから警戒していた、というのもあるかもしれませんが、伊之助はアオイに対し「もしかして強いのか」と言っていました。
アオイが強いのかどうかについては、機能回復訓練の時点で善逸と伊之助に負けていたので、そこまで強いというわけではないでしょう。
だとしたら、触覚?
伊之助と同じく、アオイも触覚が優れている?
そうだとしたら、これはお似合いです。
触覚夫婦。
炭カナ
カナヲは随分と変わりましたよね。
本当に生き残ってくれてよかった。
ここは9割方、炭治郎と結ばれるでしょう。
二人が見ていた、初代花の呼吸の剣士が植えた桜。
なんだかカッコいい響き。
アニメで見ると、すごくきれいなシーンになりそうですよね。
カナヲの目は、どうやら微かに見えているようです。
炭治郎は機能していないと言っていないので、見えていないとは思います。
そして、鏑丸です。
実弥がカナヲに鏑丸を渡したようで、一瞬なんでカナヲに?とも思いましたが、鏑丸が生還できていて良かった。
小芭内の近くでダメージも負っていたでしょうし、生き残れたのは奇跡。
炭治郎は、鏑丸を見るたび小芭内を思い出すでしょう。
なんてったって小芭内は、炭治郎にとって命の恩人ですから。
実弥と禰豆子
まだハッキリとカップルとは言えませんが、伊之助とアオイ、炭治郎とカナヲに続き登場したのが、実弥と禰豆子です。
この流れでこの二人。
少し疑ってしまいますよね。
禰豆子もドキドキしてるし…
とはいえ実弥側から見れば、禰豆子が妹のように見えたのでしょう。
玄弥と被るような描写がありますし、玄弥と禰豆子は年も近いですしね。
もしも実弥が変な感情を抱いていたら、21歳が14歳に対して…
これはちょっとあんまりです(笑)
ただ、禰豆子側からはまんざらではないかもしれないので、あるといえばある?
でも、この先実弥が禰豆子と会う機会は少ないような。
単純接触効果というのもありますし、善逸と禰豆子になるのかも…?
善逸に関しては少し微妙なところなので、ここは現代を見てみない事には何とも言えない。
義勇と鱗滝
そういえば義勇は、ボサ髪と呼ばれる髪をバッサリ切っていましたね。
ここは賛否両論わかれるところですが、私は今の方が好みです。
なんかちょっと女子みたい( ´∀` )
ショートカットのボーイッシュな女性みたいな。
カッコ可愛い。
そういえば、鬼殺の流も髪が短かった。
意図してか偶然か、右腕といい髪といい、さらに近づきましたよね。
ここから義勇は、鱗滝と一緒に生活することになるのでしょう。
もしも痣の代償があるなら、義勇は鱗滝さんより先に…
鱗滝さんも弟子に先立たれて、さぞかし悲しい思いをすることでしょう。
ただ、時代は現代に飛んだので、もうここが描かれることはなさそうですが…
あえてそうしたのかな。
善逸の羽織
善逸の羽織が、いつものとは違い黒くなっています。
これは、おそらく爺ちゃんの形見。
この羽織は、爺ちゃんが着ていたものと、獪岳に渡した物の二つがあります。
獪岳は袖を通さなかったそうなので、どこかにそれがあったのか、それとも爺ちゃんの物を善逸が受け継いだのか。
私は後者だろうと思っています。
爺ちゃんの遺骨も出てきていますし、そうなのだろうと。
黒の羽織もカッコいいですよね。
竈門家
1話以来の、三郎爺さんの登場。
炭治郎を救った、最初の救世主。
この人がいなければ、炭治郎は無惨に殺されるか鬼にされていたはず。
殺されていたなら痣者は生まれず、ヒノカミ神楽は途絶え、無惨を倒すことは難しかったでしょう。
鬼にされていたなら、愈史郎も言っていた炭治郎の鬼の資質によって、鬼殺隊は全滅させられていたかも…
三郎爺さんは、鬼滅の刃のMVP。
そして、亡くなった家族が埋葬されている場所に、咲いているたくさんの花。
これって実は、カラー版で見ると白い花なのです。
どうやら彼岸花のようですが、そうだとしたら白い彼岸花。
白い彼岸花にした理由は、花言葉が関係ありそうですよね。
彼岸花は、色によって花言葉が違います。
赤い彼岸花だと、情熱・独立・再会・あきらめ・悲しき思い出。
白い彼岸花だと、想うのはあなただけ・また会える日を楽しみにしてます。
推測ですが、ここを赤い彼岸花にすると「悲しき思い出」という花言葉になってしまうため、そこは避けたのではないでしょうか。
白なら「また会える日を楽しみにしています」となりますし、そちらにしたのではないかと。
青い彼岸花に関しては、よくわからない。
まとめ的なもの
最後の家が揺れている感じ。
サザエさんとか、そのあたりの漫画の感じがしますよね(笑)
そして現代へ…
現代の妄想は色々とありそうなので、また整理してから記事にしてみます。
今回は、204話について色々とまとめてみました。
みなさんも思うところがあるでしょうから、ぜひぜひコメントくださいね♪
それでは今回はこのあたりで♪