テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編も、いよいよ7話まで進みました。もう既に折り返し地点を超えています。このままいけば「11話あたりで最終回」となるはずですが、もう一度ここでアニメの構成予想をし直します。
アニメ4話・5話・6話は、構成の予想難易度がかなり高めでした。というのも刀鍛冶の里編は、玉壺戦と半天狗戦の二つの戦いが存在し、目まぐるしく展開が入れ替わっていきます。さらにアニメオリジナルシーンの挿入、原作とは違う順番でのストーリー進行。それらにより難易度が一層上がっているのです。
ただ、それも7話で一旦沈静化するのではないかと思います。ここからは原作通りの順番で進んでいくはず。というわけで、チャンネル登録がまだの方は今のうちにお願いします。鬼滅の刃のアニメ完結までお付き合いください。いいねと共有ボタンもお願いします。では参ろう。
アニメ「刀鍛冶の里編」6話
アニメ6話の終わり。哀絶の激類刺突から炭治郎を庇った玄弥。体中が穴だらけに。玄弥は自分では頸を斬れないと、炭治郎に半天狗の討伐を託します。想いを受け取り走り出す炭治郎。見つける半天狗の本体。そして追い詰める。全力で刀を振る。燃える爆血刀。ここでアニメ6話は終了です。
アニメ「刀鍛冶の里編」7話
原作116話~118話
アニメ7話は原作3話分のボリューム。半天狗本体の頸を斬れると確信した炭治郎。しかし、爆血刀の効果が切れてしまい頸を斬れない。後ろには新たな敵・憎珀天が迫る。
積怒が他の分裂体を吸収し変化した、半天狗最強の分裂体・憎珀天。背中に憎と書かれた連鼓を背負い、手には獣の牙を施した二本のバチを持っている。そのバチで太鼓を叩くことにより「石竜子」という木の龍を出現させる。石竜子の噛みつきは、禰豆子の足を喰いちぎる程の威力を持つ。
憎珀天は本体を石竜子の中に隠してしまう。そして炭治郎達を「弱者をいたぶる極悪人」と称した。これに炭治郎が激怒。自分が何百人という人間を喰った極悪人でありながら、まるで自分が正義のように振る舞う憎珀天。
「捻じ曲がった性根。絶対に許さない。悪鬼。お前の頸は俺が斬る」。炭治郎は痣を発現し、本気のバトルモードに入ります。
ここで場面は変わり、時透無一郎のパートへ。水獄鉢に捕らわれている無一郎。霞の呼吸で脱出を試みます。しかし、刃こぼれしている刀では水の壁を打ち破れない。諦めてしまう無一郎。死に際に見るのは炭治郎の幻。
一方、鋼鐵塚がいるあばら家。侵入した玉壺や負傷する鉄穴森には目もくれず、ただひたすら刀を研ぎ続ける鋼鐵塚。玉壺は自分に気づかない鋼鐵塚に苛立ちを覚え、死なない程度に攻撃を加える。
鋼鐵塚のお面が割れ、素顔が現れる。イケメン鋼鐵塚の登場。傷を負っても尚、刀への集中力を途切らせない鋼鐵塚。玉壺はさらに苛立つ。「この男に刀を放棄させたい」と、何やら妙なことを考える玉壺。
ここで再度 場面は無一郎へ。炭治郎の幻が語りかける。炭治郎から言われたことのない言葉。一体誰の言葉なのか。そして、もういよいよダメかというところで、小鉄の最後のあがき。包丁で水獄鉢を破ろうとする。無一郎が斬れないのに小鉄が斬れるはずもない。
しかし諦めない小鉄。玉壺の壺鬼に攻撃されながらも決して諦めない。無一郎は「君にできることはない。早く逃げろ」と心の中で叫ぶ。いや、そんなことはない。小鉄は水獄鉢に息を吹き込む。
水獄鉢は呼吸を封じる技。吸い込む空気がないため十分な力を発揮できない。それを知ってか小鉄は、ありったけの空気を水獄鉢の中に送り込みます。刀で斬れない水獄鉢も、空気だけは通した。
無一郎はその空気を使い、霞の呼吸・八重霞によって水獄鉢を撃破。脱出に成功します。ひどくせき込む無一郎。脱出はできたものの、前に喰らった毒針の影響も大きい。
無一郎の頭の中の霞がさらに晴れていく。そして、時透無一郎の過去。7話のメイン。ここはまた次回の動画でしっかり深掘りします。
そして過去の回想があけると、そこには痣を発現した無一郎の姿がありました。アニメ7話はここで終わるのがしっくりくる。「お前は自分ではない誰かのために、無限の力を出せる選ばれた人間なんだ」。
アニメ「刀鍛冶の里編」8話
原作119話~121話
ここからはサクッといきます。アニメ8話も原作3話分のボリューム。無一郎と玉壺のバトル2回目。無一郎は鉄穴森から新たな刀を受け取る。そしてここから、無一郎の霞の呼吸と、玉壺の血鬼術の技の応戦が始まる。
無一郎優勢。玉壺の攻撃はひとつも無一郎に当たりません。そこで玉壺は真の姿に変化。神の手降臨。神の手は、触れたものを全て魚に変えてしまう凶悪な技。しかしながら、目覚めた無一郎が最強すぎる。玉壺の攻撃は一発も当たることなく戦いは決着します。
玉壺が真の姿になってから、たった1話の出来事でした。神の手も強力ですが、相手が悪すぎた。霞の呼吸・朧により玉壺は頸を斬られ消滅。上弦を一人で打ち破った無一郎が本当に強すぎる。
アニメ「刀鍛冶の里編」9話
原作122話~124話
アニメ9話も原作3話分のボリューム。無一郎と玉壺の戦いが終わると、今度は炭治郎達の場面へ切り替わります。分裂体の全ての能力を使える憎珀天。木の竜により攻撃範囲が拡大。威力も増幅しており、炭治郎達はまったく攻撃することができません。
そこへ現れた救世主・甘露寺蜜璃。憎珀天にあばずれと言われたり、雷鳴の攻撃を斬ってみせたり、コミカルなシーンが蜜璃らしい。刀の説明があり、憎珀天とやりあう蜜璃。しかし、判断ミスで憎珀天の攻撃をまともに受けてしまいます。
ここで流れる蜜璃の過去。見合いが破談し自分を偽るようになった過去。これでいいのかと自問自答した日。お館様の言葉。蜜璃覚醒。無一郎に続いて痣を発現します。正確には炭治郎・無一郎に続いて。
覚醒した蜜璃は憎珀天を一人で足止め。その間に炭治郎達は本体撃破を狙います。ここでようやく玄弥の鬼喰い能力も明らかに。炭治郎・玄弥・禰豆子の協力により、半天狗本体のいる場所を斬る。しかし本体はいない。
炭治郎は叫びます。「貴様、逃げるな。責任から逃げるな。お前が今まで犯した罪、悪業。その全ての責任は必ず取らせる。絶対に逃がさない」。過去を思い出す半天狗。お奉行様の姿。
ここでアニメ9話は終了かと思われます。原作では大木を引っこ抜いて投げつける玄弥のシーンで終わります。しかしアニメの引きとしては、炭治郎の叫びで半天狗が過去を思い出すシーンで終わるのがしっくりくる。
アニメ「刀鍛冶の里編」10話
原作125話~127話
アニメ10話も原作3話分のボリューム。パワーアップした玄弥は、大木を引っこ抜き投げまくります。そして禰豆子も追撃。炭治郎は雷の呼吸を応用し、一気に半天狗本体との間合いを詰めます。本体の頸に刀が掛かる。しかしここで恨の鬼が登場。炭治郎危うし。
玄弥と禰豆子に助けられ、半天狗本体をジワジワ追い詰めていく。半天狗の体力も限界寸前。体力回復のために人間を狙います。半天狗の頸に刀が刺さったままなので、炭治郎は刀がない状態。ここで例のシーン。無一郎が例の黒刀を炭治郎に渡します。
鋼鐵塚激怒。炭治郎はその刀を使い、雷の呼吸とヒノカミ神楽を合わせた「円舞一閃」にて半天狗の頸を斬りました。しかし決着のついていなかった半天狗との戦い。夜が明ける。陽が射すと禰豆子が危ない。炭治郎は選択を迫られます。
禰豆子を守るか刀鍛冶の里の人を守るか。半天狗は体力を補給するため刀鍛冶を襲っています。燃え始める禰豆子。決断できない炭治郎。ここで禰豆子は炭治郎を蹴り上げます。半天狗を倒せと。炭治郎は泣きながら半天狗を追います。
一瞬入る透き通る世界により、半天狗本体の居場所を特定。今度こそ半天狗本体の頸を斬る。完全決着。しかし禰豆子は。いや、禰豆子は生きていた。太陽を克服した。奇跡。
誰も死ぬことなく戦いは決着。しかしながら、裏では大変な事態が起きていました。禰豆子が太陽を克服したことを、鬼舞辻無惨が知ってしまったのです。無惨最大の目的である太陽克服。禰豆子を巡って、これまで以上に苛烈で大きな戦いが始まる。
ボロボロになりながらも、全員で勝利した鬼殺隊。抱き合うみんな。ここからエピローグが流れ刀鍛冶の里編は終結。なのですが、話はもう少し続くはず。アニメ10話は終了。最終回の11話へ続く。
アニメ「刀鍛冶の里編」11話
最終回 原作128話~129話
アニメ11話は原作2話分+アニメオリジナルのかさ増しと予想。刀鍛冶の激闘が終わり、いつもの蝶屋敷の展開へと入っていきます。そして柱合会議。痣の秘密が明らかに。そして炭治郎の元へ、鋼鐵塚が磨き上げた刀が届きます。漆黒の刀に煉獄さんの鍔。最強の刀が爆誕。
鋼鐵塚が去った後、伊之助が乱入。「強化強化、合同強化訓練が始まるぞ!」。ここです。ここで刀鍛冶の里編はフィニッシュ。柱稽古編へと繋げるこのやり方。1期から無限列車編へと繋がった、あのやり方と同じ手法でくると思います。
1期の最後は、無限列車に乗り込むところで終わりました。今回も柱稽古の話が出たところで終了となるはず。これならキリよく収めることができる。
まとめ的なもの
7話からの流れはこうなるはず。7話~10話は原作3話分ずつ進んでいき、最終回の11話だけ、原作2話分と、エピローグらしくアニメオリジナルのかさ増し。
今回は予想が当たるはず。キッチリ原作の終わり部分とはいかないかも。少しずつズレる可能性はありますが、大体の流れはこうなるはず。刀鍛冶の里編・最終話の特報も気になります。次の柱稽古編の特報があるのかどうか。
無限列車編のように力を入れて映画にするパートでも無さそうなので、無限列車編のアニメのような形で放送するのか。そのあたりの情報も待ち遠しい。ということで今回の記事は以上です。チャンネル登録といいね・共有ボタンをプッシュ。それではまた。