いよいよ始まりました。鬼滅の刃・柱稽古編。興奮を抑えきれず、今日は5時に起きてしまいました。
1話はワールドツアーで観たあの内容。今回も語りつくしちゃいます。もうね、冒頭のアニオリ部分だけで語ることが多すぎる。ということで今回は、アニオリ部分を徹底解説。皆さんが知らないことだらけだと思います。
では参ろう。
アニオリ
まず、柱稽古編1話は映画仕様ということで、オープニング曲は最初ではなく最後。冒頭は蛇柱・伊黒小芭内と、風柱・不死川実弥、そしておそらく、柱と行動を共にしていることから、鬼殺隊最上位の甲の隊士2人の姿。ちなみに柱は階級ではなく、その上の特別な位になります。
4人はとある城の前に立ちます。この城は何城なのでしょうか?分かる人はコメント欄へ。小芭内が『御一新で城が廃れた』と言っていますが、御一新とは明治維新のことです。
なぜ4人がここに来たかというと、里の者が鬼によって城に連れて行かれ、そこで姿を消すという事件が頻発しているからです。
これはまさに、刀鍛冶の里編で禰豆子が太陽を克服したことによる、鬼舞辻無惨の総力戦に向けた暗躍。戦力を溜め込むため、人を喰らってなるべく強い鬼を配備するため。若い女性を狙っているのは、若い女性が栄養価が高いからです。
そして4人の前に、女性を連れた鬼が現れます。すぐに救助に向かう4人。城の中に突入すると、多数の鬼が潜んでいました。そして、一人の鬼が一般隊士に奇襲をかけます。
ここで小芭内。変則且つ正確な斬撃で一瞬にして鬼の頸を斬ります。実は小芭内の戦いってものすごく貴重なんです。この先もなかなか見られない。今回の蛇・風のタッグは、同世代ということと、性格的な相性で組まれたようですが、蛇の戦いは活躍の少ない小芭内を気遣ってのものかもしれません。
そして、次々に鬼を倒していく小芭内と実弥。小芭内が一撃で多数の鬼の頸を斬るシーンがすごい。実弥は一刀一刀といった感じですが、小芭内は広範囲に渡って一瞬で斬っています。これ、小芭内ってかなり強いですよね。特に雑魚鬼戦で通常攻撃による殲滅力が強い。しかも正確に頸を斬っているのです。
あらかた雑魚鬼を倒した4人でしたが、一般隊士は足手纏いになっていたため、2人を帰します。そして、鬼が群れていることに違和感を感じる柱。通常、鬼は群れないようにされています。共食いや結束して反乱を起こさないためです
そして『助けて』という女性の声が城内に響き渡る。女性が目を覚ましたようです。実弥が上階に上がると、そこには無数の鬼が待ち受けていました。数が多いため、ここで実弥が風の呼吸を発動。
風の呼吸・弐ノ型『爪々・科戸風(そうそうしなとかぜ)』
ただただカッコいい。この技はあの時の戦いで使う技ですね。不死川は通常の攻撃は単発ですが、敵の数が多い時などはこのように呼吸を使って処理します。名前の由来に関しては『科戸の風』。意味は『罪やけがれを吹き払う風』。
そして、お次は蛇の呼吸。
蛇の呼吸・伍ノ型『蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)』
これも原作でこの先使われた技です。一足先に見れるのは嬉しい。というか蛇の呼吸のエフェクト、めちゃくちゃ気合い入ってますよね。伊黒小芭内に特別な力入れを感じる。これも嬉しい。
ただでさえ広範囲な小芭内の斬撃が、さらに広範囲になる。実弥もそうですが、2人とも正確に鬼の頸を斬るあたりが、さすが柱といったところ。ちなみに蜿蜿長蛇とは、うねうねと長く続いているものを指す四字熟語です。
そして、その強さに柱と気づいた女性を抱える鬼は、城の屋根の方へ逃亡を図ります。屋根にもうじゃうじゃと雑魚鬼。実弥と小芭内は、役割を分担することに。実弥は女性を助ける。小芭内は鬼の殲滅。
はい、ここでまた出ました。
蛇の呼吸・参ノ型『塒締め』
これは、あの時に使う技。いいのか、こんなところで見ることができて。城から飛び降りると同時に敵を締め付けるかのような斬撃を繰り出す。斬撃と呼ぶのかこれは。締めるように頸を斬る。いやいや、細かいことは気にするな。蛇の呼吸かっこよすぎる。
一方の実弥。目的の鬼を追いつめます。ここでもまた風の呼吸発動。
風の呼吸・肆ノ型『昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)』
これも原作に登場する技。空中へ向けて舞い上がる砂塵のごとく斬撃を放出する。返り血の雨を浴びる実弥がらしくてカッコいい。砂塵嵐とは、強い風によって多量の砂や土砂が空中に巻き上げられる現象のこと。平たくいえば砂嵐。
雑魚鬼を殲滅した実弥でしたが、鬼は自分が逃げるために女性を放り投げます。とそこは小芭内が女性を救助。しっかりしてますね。
すかさず鬼へ突撃する実弥。鬼は下の方へ逃げていきます。城の下へ飛び込んだ実弥と小芭内でしたが、そこには視聴者にとっては見たことのある光景が。
カラクリの城のような場所に無数の鬼。これは無限城。下弦の鬼が一掃された場所であり、上弦の鬼が終結していた場所。実弥や小芭内は初めて見たはず。
実弥は鬼への攻撃を繰り出しますが、扉が閉まると同時に城は消えてしまいます。実弥の剣は地面に刺さりました。困惑する実弥と小芭内。ここで冒頭のアニオリは終了です。
無限城で始まり無限城で終わる
いやあ、柱稽古編には戦いは期待していませんでしたが、まさか1話でこんなに素晴らしいアニオリを入れてくれるとは。映画向けということもあり、1話に力が入るのはいいですね。これからに期待が持てる。
無限城の存在を最初に示し、ただの箸休め的な章ではないことを示唆しているところも秀逸。こういった無限城を思わせる展開で始まり、最後も無限城で終わっていく。今回の柱稽古編はそのような構成なのでしょう。
オープニング曲
アニオリ以降の1話の中身については、違う動画でしっかり説明していきます。最後にオープニング曲について。例のロゴのシーン。右を向いている人がいたら死ぬ人なのですが、今回は全員左向き。さすがに柱稽古で死亡者が出たら問題か。
炭治郎・しのぶ・行冥・実弥・小芭内・義勇。蜜璃と無一郎は刀鍛冶で既出なので、ここには入らず。8人いたらさすがにパンパンだし。ロゴの前の炭治郎のシーンが少し長く感じたけど、皆を待ってる説が好き。そこにも注目して、もう一度オープニングを観てみてほしい。
というか今回のオープニング。まさかのHYDEさん起用。めちゃくちゃ好きなんです。これはぶち上がります。
次に印象的だったのは、無惨が過去から今の姿へ変化していくところ。1000年前から縁壱に斬られた時代、累の前に現れた時の姿。浅草の時の姿。そして最後は上弦会議の時のベストを着た姿。恰好だけは一丁前な無惨様。
そして後ろには、お館様こと産屋敷耀哉の姿が現れます。二人の関係性を象徴するようなシーンです。そして、周りには無数の剣と大蛇。これは、獲物こと無惨を鬼殺隊が喰らおうとしている構図でしょうか。1000年にも渡り繋いできた絆を剣で表しており、いよいよその時が迫っていると。
そして次は禰豆子が苦しむシーン。これは結構先のシーンですね。まだここでは言えませんが、原作を知ってる人なら分かるはず。今回、実弥や小芭内の呼吸もそうですし、先取り映像満載ですな。
そしてなぜか、背後には鳴女の眼が浮かび上がります。無限城に連れ去られる禰豆子?そんなシーンはなかったはずですが。何かあるのでしょうか。
そして、次々呼吸を繰り出していく柱達の映像が流れます。悲鳴嶼さんは繰り出す直前で切り替わる。惜しい。
そして、実弥と義勇の手合わせのシーン。ここでも呼吸のエフェクトが出てるのが新鮮。柱同士のエフェクトの戦いって確かなかったはず。いや、そう考えると楽しみになってきた。
次はしのぶが柱稽古に参加せず、決意を固める様子の後ろ姿。実弥と玄弥の因縁。俺は水柱じゃない。最後に柱が集まっている映像が流れていく。実弥が笑顔なのが良い。
そして最後は炭治郎の怒りのシーン。無惨に斬りかかる。これはあのシーンでしょう。ということは、柱稽古編はあそこまで話が続くと。
やばい、やばすぎる。
まとめ
というか、今回のオープニングは原作好きな想いがめちゃくちゃ込められてる感じがした。どのシーンも名シーンで、今までのオープニングとは一味違う。今度は歌詞と合わせてもっと深掘りしてみます。
ということで、始まりましたね。柱稽古編。1話はワールドツアーで既出とはいえ、これだけ柱の呼吸が満載だと何度見ても飽きない。アニオリのおかげで高まる期待感。
これで柱稽古編はつまらないわけがない。皆さんにもっともっと楽しんでもらうために、今回も深掘りしまくっていきます。
最後の大正コソコソ噂話では、原作の扉絵にもあった伊之助が怒られるシーンが。しっかり優しく怒るしのぶにホワホワする伊之助。蜜璃にそっとハンカチを渡すのも扉絵でありましたね。皆さん単行本で探してみてください。
そして、次回のタイトルは『水柱・冨岡義勇の痛み』。ああ、痛みね。わかるわかる。あの痛みね。ということで、2話も楽しみにしつつ、私の動画もぜひお楽しみに。今回は以上となります。それではまた。