鬼滅の刃

【鬼滅の刃】197話考察|伊之助の涙|柱達の犠牲【きめつのやいば】

2020年3月10日

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伊之助の涙。

この涙は、無惨に対する怒りと、仲間がやられたことに対する悲しみが、入り混じった涙です。

伊之助がここまで人の為に感情をあらわにし、人の為を想い戦おうとしているのは、初めての事なのではないでしょうか。

炭治郎と出会ったころは、同じ鬼殺隊の善逸をボコボコにしたり、炭治郎と力比べをしたり。

とにかく負けず嫌いで、仲間のなの字も知らなかったような伊之助です。

それが炭治郎たちと一緒に戦うようになってからは、段々と感情の変化・成長をしていきました。

杏寿郎の死に立ち会った際は、自分の無力さを痛感し、涙を流していました。

「死んだ者は土に還るだけ」

伊之助はその時そう言っていました。

でも今は、そんな簡単な言葉では済まされないほど、傷ついた仲間や死んでいった仲間のことを悼んでいます。

「返せよ。足も手も、命も全部返せ。それができないなら、百万回死んで償え!!」

伊之助は今、自分の無力さを悔しんでいるわけではなく、無惨が奪ったものを全て返せと、悲痛な叫びをあげています。

今回は仲間のことを口にしていましたが、伊之助の心の中には、琴葉の存在も大きくなっているはず。

童磨から真相を聞き、母親を想い涙を流していた伊之助。

琴葉は童磨に殺されたとはいえ、元はといえば元凶は無惨です。

無惨が鬼を生み出し、童磨を生み出したから、琴葉は殺されることとなった。

伊之助は「琴葉のことも返せ」と内心では思っているでしょう。

そして、それが叶わないことも理解している。

理解しているからこその、今の感情の爆発なのだと思います。

柱の犠牲

今回悲鳴嶼さんと義勇が、伊之助たちをかばったのだと判明しました。

そのため、悲鳴嶼さんは左足、義勇は右手を欠損することに。

このことについて、ネット上では少し物議をかもしています。

悲鳴嶼さんと義勇は、まず自分の安全を優先するべきだったのではないかと。

確かに、モブ隊士たちは柱がやられてはまずいと、自分の命を犠牲にしてきました。

「少しでも無惨と渡り合える剣士を守れ」

モブ隊士はそう言っていました。

これはごもっともです。

鬼殺隊最高戦力の柱が死んでしまっては、無惨に負ける可能性はグッと上がってしまいます。

なので、悲鳴嶼さんと義勇の判断は間違っている。

そう言われるのも無理はないでしょう。

しかし、私は悲鳴嶼さんと義勇が、他の判断をしたと考えました。

おそらく、悲鳴嶼さんと義勇が伊之助たちをかばわなければ、伊之助たちは死んでいたのではないかと。

それほど、伊之助たちが攻撃をまともに食らう状況だった。

なので悲鳴嶼さんと義勇は、自分が傷ついたとしても、伊之助たちを生かした方が戦力になるのではないかと考えた。

そして伊之助たちをかばい、自分たちは欠損。

悲鳴嶼さんに関しては、足をやられるという致命傷。

義勇に関しても利き腕をやられ、片腕の握力しか刀に込められないといった状況。

状況としては最悪ですが、守ってくれた柱に応えるように、伊之助たち若い戦力は今頑張っています。

このまま誰も死なずに、なんとか無惨を追いつめてほしい。

切にそう願います。

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