禰豆子は人間に戻ったのだから、爆血は使えないはず。
爆血が使えないから、無惨の血の影響を取り除いたり、治癒のようなこともできないはず。
だとすると、この先禰豆子が炭治郎の元へ駆けつけても、炭治郎の危機的状況を救うことはできない。
普通ならそう思ってしまいますよね。
でも禰豆子の爆血は、元は自身の血を使った血鬼術です。
自身の血を燃やし、爆ぜさせる能力です。
そこで私は考えました。
禰豆子の血を使えば、炭治郎や無惨の血の影響を受けた人も、救えるのではないか。
禰豆子の血には元から特別な力があった、もしくは一度鬼になったことで、特別な力が禰豆子の血に宿った。
特に根拠はないのですが、一応こういった線も考えることはできます。
炭治郎に禰豆子の血を飲ませることで、無惨の血の影響を解消し炭治郎は生き延びる。
可能性としては薄そうですが、予想はいくつ出しておいても損はないので、こういったことも一応頭に入れておきましょう。
竈門家
禰豆子の血に関しても気になりますが、もう一つ残された伏線のようなものがあります。
それは、禰豆子が眠って体力を回復していたということと、竈門すやこがよく眠る人だったということ。
この設定の解説は、私が知る限りありません。
どうしてここに繋がりがあるのか。
禰豆子とすやこの共通点といえば、女性であるということだけ。
竈門家の女性はみんな、よく眠る人だったのでしょうか。
ここは結構重要なポイントのような気がするのですが、未だに謎のままです。
禰豆子といういかにも寝ないような名前と、すやこといういかにも寝そうな名前。
二人ともよく眠る人なのに、名前は対照的です。
名前を考えるとさっぱりワケが分からないのですが、このあたりが、禰豆子が無惨の呪いを自力で解除し、太陽を克服した理由につながっていそうな気もします。
そして太陽といえば、青い彼岸花も関係がありそう。
炭治郎の走馬灯に彼岸花があったことからも、竈門家と彼岸花には、何かしらの関連性があると思われます。
彼岸花は食用として用いられることもあったり、薬として用いられることもあるそうです。
なので古くから竈門家では、彼岸花を摂取する習慣があったのかもしれません。
でも、それが青い彼岸花なのかどうかは、今のところ不明です。
彼岸花を食したり薬として用いるのは、花や茎の部分ではなく鱗茎の部分です。
鱗茎とは、地下にある球根のようなものです。
ここをすり潰して長時間水にさらすことで、無毒化、食用として用いることができます。
また、すり潰して外用薬に用いられることもあるそうです。
もしも竈門家が、彼岸花の影響で特別な体質になっているのだとするなら、それは彼岸花の鱗茎を食用として用いていたから。
そういうことになりますよね。
でもそう考えると、特別な体質を持っていたのは禰豆子やすやこだけではなく、炭治郎や竈門家全体が、特別だったということにもなります。
つまり禰豆子が特別な体質なら、炭治郎もまた、特別な体質かもしれないということです。
ということは、炭治郎が鬼になっても、禰豆子と同じようなことになっていた。
なんだかこのあたり、ここから先重要な意味を持つような、持たないような…
まとめ的なもの
禰豆子が特別なのは間違いないのですが、ナルコレプシーのような眠りの症状を出していたすやこは、いったいどんな存在だったのか。
ここについては、今後全く触れられない可能性もあります。
詳しい解説はなく、物語は終わっていくという可能性も十分あります。
全ては青い彼岸花の伏線回収次第。
そんな気がします。
あと、もしも炭治郎も特別な体質を持っているのであれば、無惨の血の影響を克服しちゃうなんてことも、あったりするかも?
細かいことを考えると、いろんな妄想が繰り広げられてとても楽しいですね。
今後もまだ、鬼滅の刃が終わるまでは私なりに、いろいろと考えていきたいと思います。
それでは今回はこのあたりで♪