みなさんこんにちわ、ここなです。
鬼滅の刃をもっと深くコーナー♪
今回は、竈門禰豆子ちゃんについて考察していく中で、気づいたものについて考えてみます♪
それではどうぞ♪
鬼と自我
今までの鬼を見ていると、鬼になったばかりの者は全員自我を失い、手当たり次第に人を襲うという行動をとっています。
不死川の母や、炭治郎もそうでしたね。
そしておそらく、鬼になったばかりの人は、ある一定の人を食らうことで、徐々に自我が戻っていく。
そういう事なのだと思います。
珠世に関しても、鬼になり自我を失い、家族を喰ってしまいました。
そして、自我を取り戻した時には、すでに自暴自棄になっており、たくさんの人を喰ってしまうという結果に…
では、禰豆子はどうだったでしょうか。
禰豆子は炭治郎に止められたことで、なんとか踏みとどまる事ができました。
その結果、知性は幼いながらも、他の鬼とは違う方向へ進むことができました。
この事から、人が鬼になる時、人を喰わせず何とか踏みとどまらせることができれば、禰豆子のように何とか制御できる可能性がある、という事も言えますよね。
珠世が愈史郎を鬼にしたときも、ここが関係していたのかもしれません。
違う観点から見れば、人から鬼になる瞬間、それは鬼の赤ちゃんに戻るという事になり、ある程度の人を食らう事で、知性も戻すことができると、そう考えることもできます。
禰豆子に関しては、珠世の言う通り、自身の意志で自我より他を優先したとも考えられますので、禰豆子だけが特殊だった可能性はあります。
どちらにせよ、最初に制御できるかどうかは、人によるのかもしれません。
脚のやつ
禰豆子が脚に巻いているもの。
皆さんご存じかと思われますが、これは脚絆と言います。
この脚絆は、江戸時代から使われていたものです。
大工などの職人や長旅をする人は、股引きというズボンをはいていたのですが、その裾が広がってどこかに引っ掛かったりしないために、巻かれていたのが脚絆です。
また、脚絆には他にも効果があり、長時間歩く際に足を締め付け、うっ血を防ぎ、足を疲れにくくするといった効果もあるといわれています。
禰豆子は最初脚絆を付けていませんでしたが、家族を埋葬して家を出る際には、脚絆をつけていました。
これは妹思いの炭治郎の優しさで、これからの長旅を気遣ってのものだったのでしょう。
禰豆子
禰豆子という名前について。
禰豆子の禰は、みたまや・おたまやなどの意味を持つ漢字です。
みたまや(おやまや)とは、御霊をしずめまつる所という意味で、先祖や貴人の霊をまつる殿堂、霊廟のことを指します。
禰には他にも「かたしろ」という意味もあります。
形代とは、神霊が依り憑く依り代(対象物)の一種のことです。
禰豆子の豆という漢字にも、特別な意味があります。
豆といえば、節分の鬼退治。
豆には魔除けの呪力が備わっているという信仰があり、語呂合わせで「魔目」となり、鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じています。
禰豆子の血鬼術は、鬼にしか攻撃能力を持たない爆血。
まさしく鬼を滅するためだけのもの。
禰は神秘的な漢字で神霊が宿る。
そして豆は、魔滅に通じる。
炭十郎と葵枝が、禰豆子の名前を付けたとき、どのような思いを持って禰豆子を名付けたのか。
炭十郎が鬼を知っていたかどうかは不明ですが、もしかしたら、もしかするかもしれないですね…♪
まとめ的なもの
こう考えてみると、まだまだ謎な部分って多くありますよね。
さすがに全部説明しつくすというのは、週刊誌では難しいとは思いますが、いつか説明があったりすると嬉しいかも。
あとは妄想してください、でもいいんですけどね♪
ということで、今回は禰豆子のことについて、今まで考えてこなかった部分についてでした!
それではまた♪