ソシャゲ化した鬼滅の刃にありがちなこと
皆さまは、鬼滅の刃にアプリゲームが存在することをご存知でしょうか。
ゲーム名は「鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル」。2020年内配信予定だったとされるこのゲームは、2020年末に配信の延期を発表して以来、何の音沙汰もありません。
延期の理由は「品質向上のため」とされていますが、詳細や具体的な配信時期は不明です。
漫画、アニメ、劇場版と、とにかく前例のない人気を誇る鬼滅の刃ですから、半端なクオリティのゲームではユーザーが離れてしまいます。
だからこそ、品質の向上が重要であることは理解できますが、そろそろ続報が欲しいところです。
さて、今回の記事では、そんな鬼滅の刃のソーシャルゲームに着目。
登場するキャラクターやストーリー展開など、ゲームの内容について考察します。
血風剣戟ロワイアルのリリースを待ち望んでいる方も、一緒に想像を膨らませて楽しみませんか?
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あなたが鬼滅の刃のソーシャルゲームに望むことも、是非コメント欄で書き込んでください。
では参ろう。
登場が予想されるキャラクター
まずは、鬼滅の刃のソーシャルゲームに登場が予想されるキャラクターを見ていきましょう。
ガチャ産最高レアキャラクター
ソーシャルゲームには基本的にガチャと呼ばれる、キャラクター入手システムが導入されています。
鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアルでも、公式ホームページの文言からガチャは存在するようです。
まずは、最高レアリティとして排出されそうなキャラクターを予想してみます。
初めに思い浮かぶのは、やはり主人公・竈門炭治郎と柱、上弦の月でしょうか。
漫画原作のソーシャルゲームは、基本的に有名キャラ・強キャラを高レアリティに設定する傾向があります。
言うまでもなく、そのキャラクターが人気であればあるほどガチャが回る…つまり運営側の利益になります。
そう考えると、500億の男・煉獄杏寿郎や猗窩座、遊郭編で活躍した宇随天元などは、まず間違いなくSSRが実装されるでしょう。
ソーシャルゲームでは、同一のキャラクターが名前や状態の異なる姿で登場することもあります。
分かり易く例えると、「鬼殺隊士・竈門炭治郎」と「ヒノカミ神楽・竈門炭治郎」と言った感じです。
同じ炭治郎でも、ヒノカミ神楽の方がレアリティは高そうです。
同じ要領で、例えば「痣者・不死川実弥」や「赫刀・時透無一郎」など、痣が発現した状態の柱や、赫刀を振るう柱キャラクターは、確実にSSRとして実装されることでしょう。
性能も他のキャラクターとは比べ物にならない程に高そうです。
登場しそうなキャラクター
続いては、レアリティは低くとも、登場することが予想されるキャラクターについて考察します。
善逸や伊之助、カナヲなどのメイン級キャラクターは、高レアリティでの実装は確定的。
ともすれば、最高レアリティで実装されてもおかしくありません。
柱や十二鬼月も、実装される場合は高レアリティに設定されるはずです。
その他のキャラクターとしては、鬼殺隊隊士の村田やサイコロステーキ先輩、刀鍛冶の鋼鐵塚さんなどでしょうか。
鬼サイドも実装される場合、パワハラ会議で非業の死を遂げた下弦の鬼達も、名前と共に血鬼術が明かされるかもしれません。
また、作品開始時点では既に故人だった、真菰や錆兎の実装も期待されます。
ゲームオリジナルキャラクター
鬼滅の刃がソーシャルゲーム化するにあたって、ネックとなるのがキャラクターの少なさです。
ソーシャルゲームの売り上げの要は、何といってもガチャ。
ガチャを回転させるためには、魅力的なキャラクターを多数登場させる必要があります。
原作の存在しないオリジナルゲームであれば、魅力的な新キャラクターを投入していくことで解決します。
しかし原作が存在するゲームでは、そういうわけにもいきません。
鬼滅の刃は既に完結している作品ですから、原作サイドでの新キャラ登場は基本的に見込めません。
だからこそ、オリジナルキャラクターに頼らざるを得ない場面が出てくるのではないかとも思えます。
しかし、アニメにしてもゲームにしても、安易なオリジナルキャラクターの投入は悪手にもなりかねません。
そこで期待されるのが、「水柱・錆兎」や「痣者・煉獄杏寿郎」などの、死亡したキャラクターの「もしも」の姿です。
このような形であれば、ゲームオリジナルではあるものの、ガチャが回ることは容易に想像できます。
イベント限定ガチャ
「ソーシャルゲームあるある」とも言える文化が、イベント限定ガチャです。
夏休みやハロウィン、クリスマスなど、大きなイベントに便乗する形で行われる、期間内にしか手に入らないキャラクターの実装。
限定という言葉の響きは、多くの消費者を惑わし、ガチャの回転数を底上げします。
もし鬼滅の刃のソーシャルゲームに限定ガチャが登場した場合、排出されるのはどのような姿のキャラクターなのでしょうか。
他ゲームのよくある例としては、水着や和装、ハロウィン衣装などです。
鬼滅の刃に登場するキャラクターは、性別を問わずとにかく魅力的。
水着姿を始めとした、作中で見られなかった衣装を纏ったキャラクター達は、人気を博しそうです。
時代背景が大正であるだけに、和装は特に馴染みそうです。
原作では絶対にありえない要素として、鬼殺隊の隊服に袖を通した十二鬼月にも期待してしまいます。
似合う似合わないは置いといて、隊服を着て日輪刀を持った猗窩座は、想像するとシュールですが魅力的。
イベント限定ガチャは、消費者のお金が吹き飛ぶ悪しき因習ですが、魅力的なキャラクターが登場することもまた事実です。
果たして血風剣戟ロワイアルで、限定イベントは実装されるのでしょうか。
プロデューサーの舵取りにも注目です。
ゲーム最強キャラクターは誰?
続いては、ゲーム内キャラクターの内、最強となるであろうキャラクターについて考察します。
まず間違いなく強いのは、継国縁壱です。
言うまでもなく、縁壱は作中最強のキャラクター。
自尊心の高い鬼舞辻無惨をして「化物」と言わしめる程ですから、ゲーム内でも最強キャラクターとして君臨してくれるはずです。
作中基準で考える場合、「鬼の王」として覚醒した炭治郎も、最強キャラの一角に食い込みそうです。
鬼の王・炭治郎は、鬼殺隊に敗れた鬼舞辻無惨が、自身の全ての力を炭治郎に与えたことで生まれました。
ヒノカミ神楽こと日の呼吸の使い手である炭治郎に、鬼の始祖の全ての力が渡ったのですから、弱いはずがありません。
事実として鬼の王・炭治郎は、自力で太陽を克服。
無惨や上弦を含む他のどの鬼よりも、鬼としての素質に優れていたことを証明して見せました。
作中で登場したキャラクターの中で、抜きん出て強いキャラクターは以上の2名程度でしょうか。
鬼殺隊最強の柱・悲鳴嶼や、長年にわたって上弦の壱の座に君臨し続けた黒死牟なども、高い性能を持つキャラクターとして実装されそうです。
また、他のソーシャルゲームを見ると、イベント限定キャラクターや、ゲームオリジナルキャラクターなどは、高いステータスで実装される傾向があります。
和装や水着などの特殊衣装キャラクターや、痣者・煉獄杏寿郎などのオリジナルキャラクターは、高い性能として実装されるのではないでしょうか。
理想のパーティー編成
ソーシャルゲームの醍醐味の一つは、何と言ってもパーティー編成。
ガチャで集め、手塩にかけて育てたキャラクターを組み合わせて編成し、ダンジョンやクエストに挑む。
そんな作業の繰り返しが、ソーシャルゲームの何とも言えない楽しさです。
さて、鬼滅の刃のソーシャルゲームがリリースされた場合、どのようなパーティーが理想なのでしょうか。
パーティーを組む際に重要視したいのは、火力とバランスです。
基本的に火力が高過ぎて損をすることはありませんが、防御が薄いのは考えものです。
そこで、以下のようなパーティーはいかがでしょうか。
- 継国縁壱
- ”鬼狩り”継国縁壱
- ”少年期”継国縁壱
- ”浪人”継国縁壱
- 継国巌勝
最強キャラクターをご紹介した際にも述べた、作中最強・継国縁壱の欲張りセットに、兄弟バフ要因の兄上・巌勝を編成したパーティーです。
恐らく縁壱は高いレアリティで排出されるはずですから、編成難易度は高いことでしょう。
しかし縁壱+兄上で構成されたパーティーが、まず弱いはずがありません。
ソーシャルゲーム化した鬼滅の刃では、継国家染め編成が、環境最上位として猛威を振るうのではないでしょうか。
ダンジョンとボス
ソーシャルゲームの楽しみと言えば、ガチャで強いキャラクターを集め、高難度ダンジョンに打ち勝つことです。
コレクター層は別として、ゲームを楽しみたい層は、ダンジョンクリアや周回の為にガチャを回します。
つまりダンジョンとボスの存在は、ガチャの回転数…すなわち売り上げに直結する要素です。
ここではダンジョンに登場するであろう、ボスキャラについての考察をします。
小ボス・中ボス枠
ゲーム序盤のボス枠としては、朱紗丸や矢琶羽、響凱などの名前付きの鬼が。
中ボス枠として累や魘夢、その他下弦の鬼達が実装されると思われます。
轆轤、病葉、零余子、釜鵺と、それぞれ名前だけは判明している下弦の鬼たち。
血鬼術や強さ、バックグラウンドなどがゲームで明かされ、意外なキャラクターが人気を獲得するかもしれません。
特に零余子は、十二鬼月内でも数少ない女性鬼の一人。
ルックスも魅力的ですから、ゲームでの活躍が期待されます。
大ボス枠
続いては大ボス枠の考察です。
上弦に位置する鬼達は、百年以上にわたってその座を維持し続けた猛者ばかり。
ゲーム内でも強い敵として立ちはだかることでしょう。
例えば上弦の陸戦は、堕姫を倒すと妓夫太郎が現れ、その後は同時に倒すまで復活してしまう鬼畜システムに。
上弦の肆・半天狗戦は、複数の分裂体と同時に戦う鬼畜システムに。
上弦の壱・黒死牟戦は、弾幕ゲームのように無数の斬撃を避けながら戦う、これまた鬼畜システムに。
…と言った具合に、高難易度ダンジョンはいくらでも作ることが出来そうです。
いざ文章にしてみると、上弦の鬼が持つ性能は鬼畜ゲームそのもの。
鬼殺隊士の多大な苦労が垣間見えます。
ゲームオリジナルの鬼
既に述べた通り、鬼滅の刃は完結済みの作品であり、総キャラクター数は決して多いとは言えない値です。
キャラクターを敵に絞ると、その数はさらに減少します。
ある程度の性能を持った敵キャラクターとなると、それこそ上弦の鬼に限られてしまいますから、運営は巧くキャラクターを使い回す必要がありそうです。
キャラクター数の問題を解決するためには、新規投入が一番手っ取り早いですが、人気作品にオリジナル要素を取り入れるのはリスキーです。
個人的には過去の上弦の鬼などが気になりますが、「上弦の陸・累」や「上弦の弐・魘夢」など、もしもシリーズのキャラクターを実装する方が無難でしょうか。
あなたが鬼滅の刃のソーシャルゲームを運営するなら、どのようなキャラクター、ダンジョンを実装しますか?
オリジナルストーリーが展開される
昨今のソーシャルゲームの売り上げを左右する内容として、「ストーリー」も挙げられます。
ゲームの戦闘システムが余程革新的でもない限り、魅力的なストーリーで確実に集客を行う必要があります。
しかし鬼滅の刃のソーシャルゲームを遊ぶ層は、基本的には原作ストーリーを知っているはず。
「追体験」と謳ってストーリーを使い回すだけでは、狙った集客は見込めないでしょう。
そこでオリジナルストーリーの展開です。
ゲーム内でしか体験することの出来ないストーリーが展開されれば、熱心なファンも呼び込むことが出来るのではないでしょうか。
しかし、もしストーリーの質が悪ければ、言うまでもなく逆効果となってしまいます。
理想の形は、吾峠呼世晴先生完全監修。
それが難しければ、せめて集英社の監修は欲しいところです。
欲を言うと、吾峠呼世晴先生の新規書き下ろしストーリーの収録が一番の理想です。
各柱が柱になるまでのストーリーや、もしものストーリーなど、まだまだ鬼滅の刃の世界は拡張できるはず。
原作程の完成度とは言わずとも、オリジナルストーリーには期待してしまいます。
ゲーム内アイテム
続いては、鬼滅の刃のソーシャルゲームに登場しそうなアイテムについて考察します。
作中で登場した重要アイテムを挙げてみると、狐の面や煉獄の日輪刀の鍔、藤の花の香炉に青い彼岸花と、意外と数が多いのです。
狐の面は、鱗滝一門の強化素材に。
煉獄の日輪刀の鍔は、炭治郎の強化素材に。
青い彼岸花は、鬼の超強化素材に使えそうです。
また藤の花の香炉は、鬼除けの効果を持つアイテムとして価値が高そうです。
珠世のもとでダンジョン攻略に役立つ薬、毒が購入できる要素なども実装されるのではないでしょうか。
武器強化
ゲーム内アイテムに関連して、各キャラクターの強化手段についても考察してみます。
鬼殺隊隊士が使う武器と言えば、ズバリ日輪刀。
作中には刀鍛冶も複数登場していますから、ゲーム内でも、「刀鍛冶の工房」で日輪刀を強化することが出来そうです。
例えば所定の武器突破素材を集めることで、通常の日輪刀を赫刀に進化させることが出来る、などいかがでしょうか。
また鬼のキャラクターは、日輪刀の代わりに血鬼術を強化できる要素が実装されそうです。
例えば無惨の血が物質化したアイテムや、前述した青い彼岸花を用いることで、段階的に血鬼術のレベルが上がっていくシステムです。
武器や能力の強化によって、自分の推しキャラクターが成長していく様子を眺めるのも、ソーシャルゲームの醍醐味の一つです。
まとめ的なもの
以上、鬼滅の刃がソーシャルゲーム化した場合の内容について考察しました。
限定衣装や「もしも」のキャラクターを登場させることで、ある程度のキャラクター数は担保できそうです。
とはいえ、限定要素は集金目的が透けて見える商法ですから、運営陣の巧い舵取りが重要になりそうです。
一年近く音沙汰がないものの、おそらく開発が続いているであろう「鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル」。
今回予想した、ソーシャルゲーム的な要素がどれほど含まれているのか、リリースされる日が待ち遠しいです。
あなたはソーシャルゲーム化した鬼滅の刃で、どのキャラクターを手に入れたいですか?
是非コメント欄で教えてくださいね。
今回の記事は以上となります。
それではまた♪