鬼滅の刃 新上弦の陸 獪岳
数々のクズエピソードで、何かと話題に上がるキャラクター・獪岳。
元鳴柱・桑島慈悟郎のもと、善逸の兄弟子として修行に明け暮れていた彼は、物語終盤で鬼に堕ちてしまいました。
異空間・無限城で繰り広げられた、鬼vs鬼殺隊の最終決戦にて、獪岳は上弦の陸として参戦。
黒死牟と同じ呼吸を扱う鬼となったうえで、かつての弟弟子・善逸の前に立ちはだかりました。
今回の記事では、そんな上弦の陸・獪岳について徹底的に解説。
寺で過ごした過去や、鬼となった経緯、鬼としての強さなどを見ていきましょう。是非最後までお付き合いください。
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獪岳という人物
まずは、獪岳が歩んできた過去から見ていきます。獪岳はどのように生き、どのような経緯で鬼化するに至ったのでしょうか。
身寄りのない幼少期
原作鬼滅の刃、17巻の145話にて、身寄りのない幼少期を過ごしていたことが明らかになっている獪岳。
それどころか空腹を凌ぐため、泥水をすすることすらあったようです。
詳細は不明ながらも、作中のキャラクターの中でトップクラスの不遇な過去を持つ獪岳。
恐らく、このような苦労を強いられた幼少期が、獪岳の性格を大きく歪める原因となったのでしょう。獪岳の性格についての詳細は後述します。
悲鳴嶼の寺での暮らし
孤独な幼少期を過ごした獪岳は、ある寺へと行き着きました。
そこは後の鬼殺隊 岩柱・悲鳴嶼行冥が運営していた、身寄りのない子供たちの集まった場所です。
血の繋がりのない子供たちが互いに助け合い、本物の家族かのように仲良く暮らしていました。
16巻135話では、悲鳴嶼の回想シーン内で、屈託なく笑う少年時代の獪岳が描写されています。
しかし、そんな寺での暮らしも長くは続きませんでした。なんと獪岳は、寺の中で盗みを働いたのです。
盗みは他の子供達にバレてしまい、責められた挙句、その日の夜に寺を追い出されてしまいました。
こうして獪岳は、意図せず夜の闇の中に追い出されてしまい、不幸にも鬼と遭遇します。
保身を第一に考えた獪岳は、なんと寺の子供達を食わせる約束をし、鬼を手引きしたのです。
寺には鬼が苦手とする藤の花の香炉が焚かれていましたが、獪岳がそれを始末。
かくして寺の中に侵入した鬼は、7人の子供を殺害し、悲鳴嶼や生き残った子・沙代に、とても深い消えない傷を残しました。
作中で現在の獪岳が、悪びれる様子は一切描かれていませんでしたが、この出来事についてどう思っているのでしょうか。
「生き残るためには仕方なかった」や、「自分を追い出した奴らが悪い」と考えていそうなところが、獪岳の恐ろしいところです。
桑島に師事 鬼殺隊へ
寺を追い出された後の獪岳は、どういった経緯か、元鳴柱の育手・桑島慈悟郎に師事し、鬼殺隊士を目指すこととなります。
剣士としての才覚を持っていたのか、善逸よりは優れていた様子の獪岳。
雷の呼吸の基本たる、壱ノ型だけ使うことが出来なかったものの、ひたむきで努力家だった獪岳は、桑島や善逸にとって特別な存在でした。
しかし善逸曰く、獪岳からはいつも不満の音がしていたとのこと。
善逸は、獪岳の決して満たされることのない心の中を、「幸せを入れる箱に穴が空いている」という表現で言い表しました。
なお、基本的に不愛想だった様子の獪岳は、他の鬼殺隊士の陰口の対象にもなっていたようです。
他者を信用できない性格ゆえに、敵の多い人生を過ごすこととなった獪岳。誰か一人でも心を許せる友人ができていれば、彼の人生は大きく変わっていたことでしょう。
黒死牟との出会い
雷の呼吸の使い手として、晴れて鬼殺隊士となった獪岳。
ある日の任務途中、彼は運命の出会いを果たします。そう、圧倒的強者である上弦の壱・黒死牟との出会いです。
「死ぬまでは負けじゃない」という考えの持ち主だった獪岳は、この時も自身の保身を第一に行動。刀を置いて丸腰となり、地面に頭をこすりつけて命乞いをします。
恥も外聞もかなぐり捨てた行動が実を結び、黒死牟から無惨の血を授かった獪岳。
未だかつてない恐怖を前に、細胞に至るまでの、全身が絶叫するかのような感覚に襲われながらも、獪岳は無惨の血を口にしました。
こうして獪岳は、晴れて鬼としての生を歩むことになります。
多くの人間を捕食したであろう獪岳は、無事血鬼術も会得。妓夫太郎と堕姫の死亡によって、空席となっていた上弦の陸の座に滑り込み、無限城決戦に参加するのでした。
なお、雷の呼吸使いであった獪岳が鬼となったことで、育手であった桑島は引責自殺をしています。
桑島は介錯をつけずに切腹に及び、長時間苦しんだ末に死に至りました。この出来事は、普段は軽いノリの善逸から笑顔を奪っています。
獪岳の性格
ここからは、獪岳の性格について考察を行います。ひねくれた描写の多い獪岳は、なぜあのような性格で育ってしまったのでしょうか。
愛情不足
悲鳴嶼の寺で引き取られるまでは、身寄りのない幼少期を過ごしていた獪岳。
親の愛情を受けることなく成長してしまったどころか、幼くして泥水をすするほどの苦労を強いられており、性格に歪みが現れたことも不思議ではありません。
悲鳴嶼の寺での盗み行為や、まともな人間関係を構築できない孤独な生き様は、養育者…つまり親からの愛情が十分に得られなかった人間の典型。
察するに獪岳は、愛着障害の傾向があったのではないでしょうか。
自信家で不遜な態度が目立つ彼ですが、作中では、自身が特別でないと気が済まないであろう描写が見られました。
恐らく、自分で自分の価値を見出せないがゆえに、「他者からの特別」を求めてしまうのだと考えられます。
また、他者を信用することが出来ず、被害妄想に陥ってしまう様子も、愛着障害の典型的な性格。
善逸が「雷の呼吸 漆ノ型 火雷神」を繰り出した際は、「やっぱりあの爺、贔屓しやがったな」と発言していました。
しかし、善逸が繰り出した漆ノ型は、善逸自身が生み出したオリジナルの技。桑島が善逸に贔屓をしたという事実はなく、単なる獪岳の被害妄想です。
桑島は善逸と獪岳、どちらにも贔屓することなく、平等に育手としての使命を果たしていたはず。
しかし獪岳は、そんな桑島のことを信用することができませんでした。
清々しいまでに、ねじれた性格が形成されてしまった獪岳。
おそらく作者の吾峠呼世晴先生は、意図して愛着障害の人物を、イメージしたキャラクターに仕上げたのではないでしょうか。
獪岳と善逸の差
無限城での戦いにおいて、熾烈な戦いを繰り広げた善逸と獪岳。
基本である壱ノ型しか使うことが出来なかった善逸に対し、兄弟子の獪岳は、壱ノ型以外の全ての型を使うことが出来ました。
雷の呼吸の後継候補だった2人の戦いは、善逸勝利で決着。獪岳と善逸、2人の差はどこで生まれたのでしょうか。
そもそも獪岳は努力を怠らず、強さに貪欲であり自信家な人物。一方の善逸は、積極的な努力は好まず、表面上は非常に臆病です。
しかし、そんな2人の運命を別ったのは、芯の部分の強さでした。
他者を信用し、他者の為に怒ることが出来た善逸の強さが、他者を信用できず、自分の為に鬼に堕ちた獪岳を討ったのです。
獪岳と善逸が足並みを揃えて、雷の呼吸の後継者となる世界線も、見てみたかったものです。
以上、獪岳の性格考察でした。
獪岳の強さ
ここからは上弦の陸として決戦に参加した、獪岳の強さを見ていきます。
鬼となってからそう日数が経たないうちに、上弦に大抜擢された獪岳。彼は鬼として、どの程度の強さを持っていたのでしょうか。
黒死牟と同じ剣士鬼
そもそも獪岳は黒死牟と同じく、鬼狩り上がりの鬼です。
呼吸を使うことが出来、鬼となって以降も刀を使い続けた獪岳は、剣士であることに強く固執していた様子。
黒死牟は、上昇志向が強い人物を好む傾向にあります。例えば彼は、猗窩座の成長を楽しみにしていた節がありました。
獪岳のような、ひたむきに強さを求めて鍛錬を怠らない人間は、嫌いではないのでしょう。
とはいえ黒死牟の口振りから見て、呼吸を使える鬼は黒死牟や獪岳以外にも存在している様子。
「稀に…鬼とならぬ体質の者も…」という発言から、それなりの人数の剣士を、鬼化させようとしたのだと推測されます。
もしかしたら黒死牟は、弟の縁壱が強すぎたために、自分より弱い弟分のような存在が欲しかったのかもしれません。
なおファンブックでは、獪岳の上弦昇格が、黒死牟の推薦によるものだったと明かされました。
一方の無惨は、獪岳を上弦として認めたものの、呼吸を使う鬼への興味は既に失っていたようです。
善逸に敗北
キャラクターの強さを語るうえで外せない要素は、作中での戦績です。
事実だけ述べるのであれば、痣も赫刀も発現しておらず、あろうことか2種の型しか扱えない剣士に負けてしまった獪岳。
果たして彼は、本当に上弦レベルの強さを持っていたのでしょうか。
末席とはいえ、上弦の鬼であるからには、下弦である魘夢や累よりは強いと認められているはずです。
しかし上述した通り、柱でもない一介の剣士・善逸に敗北してしまった獪岳。戦績が肩書と見合わないため、なかなか評価が難しいところです。
改めて戦闘内容を見返すと、獪岳に油断はなく、単純にスピードや決定打の点で劣っていただけに思えます。
勿論このような決着の背景には、善逸自身が柱稽古等を経て、大きくパワーアップしていた、という事実も関係しているでしょう。
しかし無限城編の善逸が、単騎で前上弦の陸の妓夫太郎・堕姫に勝つことが出来たかと問われると、恐らくは不可能だったと思われます。
結論を述べると、獪岳は穴埋めとして上弦の陸に抜擢されただけの存在であり、まだ上弦程の力はなかったのではないでしょうか。
獪岳は雷の呼吸使いという点で、鬼としてのポテンシャルは非常に高いはず。
愈史郎も「まだ自分の術や能力を使い熟せてなかった」と発言している通り、成長段階だったのではないかと思われます。
黒い雷の使い手
獪岳の攻撃手段は、黒く迸る稲妻のような技の数々です。
雷の呼吸の弐~陸ノ型を扱うことが出来る獪岳は、血鬼術によって技を強化させ、善逸に牙を剥きました。
非常に中二要素が強く、強者感がにじみ出ていた獪岳の技。
血鬼術の効果により、獪岳の斬撃を喰らった対象は、止まらないひび割れが発生してしまいます。
鬼となることによって、通常の雷の呼吸を超える力を身に着けたようです。
言うまでもなく強力な獪岳の戦闘能力。難点を述べるのであれば、決め手に欠けることでしょうか。
おそらく本来の雷の呼吸は、基本たる「壱ノ型 霹靂一閃」こそが決め技。
だからこそ獪岳は、弐から陸の型を善逸に食らわせましたが、倒し切ることが出来ませんでした。
繰り返しになりますが、「ひび割れ」の能力は非常に強力です。
しかし相手を確実に倒す手段としては、やや決め手に欠ける能力であり、対象を殺し切るまで時間もかかります。
強いことに変わりはありませんが、黒死牟の月の呼吸の殺傷力と比べると、どうしても見劣りしてしまいます。黒死牟と比べるのは流石に酷ですが…。
もし他の柱と対峙していたら
無限城内で善逸と遭遇し、図らずも弟弟子との対決を繰り広げることとなった獪岳。
もし彼の遭遇した相手が善逸ではなく、例えば悲鳴嶼・時透コンビや冨岡・炭治郎コンビ、甘露寺・伊黒コンビだった場合、どのような結果に終わっていたのでしょうか。
答えは瞬殺。念のため述べると、獪岳が瞬殺される側です。
血鬼術によって強化された雷の呼吸に加え、鬼ゆえの再生力や身体能力を持ち合わせた獪岳は、言うまでもなく強者。
しかし既に述べた通り、鬼として発展途上だった獪岳は、結果として善逸一人に敗北してしまっています。
そんな彼が、柱相手に勝つことが出来るとは考えられません。
相手の身体にひび割れを起こし続ける獪岳の攻撃は、強力そのものです。善逸にもその攻撃はヒットしており、重傷を負わせるに至りました。
しかしそんな強力な攻撃も、当てることが出来なければ意味がありません。
柱vs獪岳の対決は、ともすれば柱側が、無傷で勝利してしまう可能性すらあったのではないでしょうか。
実は悪運の持ち主?
「運も実力のうち」という言葉がありますが、作中の動向を見ていると、獪岳は非常に運が良いように思えます。
少年時代は、悲鳴嶼の寺を追い出された後に鬼と遭遇するも、寺の子供たちを身代わりにすることで、生き延びることが出来ました。
「獪岳がただ狡猾なだけ」と考えることも出来ますが、もし寺から大きく離れたところで鬼に遭遇していれば、その時点で獪岳は殺されています。
その意味で、寺付近で鬼と出会った獪岳は、悪運の持ち主だと言い換えることができそうです。
続いての悪運エピソードは、黒死牟との出会いです。
単独で上弦の壱と出会ってしまった獪岳は、即座に命乞いへと移ります。
この命乞いを聞き届けるかどうかは、あくまで黒死牟の気分次第。問答無用で切り捨てられても、何ら不思議ではありません。
しかし獪岳は、黒死牟から無惨の血を分け与えられ、生き延びるどころか鬼としての強さを手に入れるに至りました。
黒死牟と出会って生き延びたことに加え、無事鬼化することが出来たという意味で、一度に2度の幸運を得たと言っても過言ではないでしょう。
獪岳の悪運エピソードはまだ終わりません。
無限城決戦に参加した獪岳は、一介の剣士である善逸とエンカウント。
結局善逸に敗北してしまったものの、柱が相手であれば瞬殺していたであろう事を思えば、これも幸運だったと言えるでしょう。
孤独な生涯を過ごした獪岳は、自身を特別な存在として認識してくれていた弟分によって、その生涯を終えました。
獪岳自身は気付いていないものの、それなりに悪運と幸せに満ちた人生だったのではないでしょうか。
もし獪岳が成長していたら
鬼としてはまだまだ発展途上の段階で、無限城での決戦に参加した獪岳。
もし更に人を喰らって成長していた場合、どれ程の強さを手にしていたのでしょうか。
獪岳の強みは、何といっても雷の呼吸。黒死牟と同じく獪岳の刀は、彼自身の血肉から生成されていますから、刀が劣化することはありません。
また呼吸による剣技の数々は、血鬼術によって強化されており、ヒットした対象の身体にひび割れを付与することが出来ます。
呼吸を使う剣士として、他の鬼よりも幾分かアドバンテージを持っている獪岳。
今後の成長次第では、上弦の伍以上も狙えたのではないでしょうか。鬼として成熟した獪岳が、柱と剣を交える世界線も見てみたいものです。
獪岳が壱ノ型を使えない理由は?
善逸とは裏腹に、壱ノ型のみを使うことが出来なかった獪岳。
ひたむきに鍛錬を行っていた獪岳が、なぜ壱ノ型のみ使うことが出来なかったのか、それが作中で明かされることはありませんでした。
獪岳はなぜ、壱ノ型を使うことが出来なかったのでしょうか。
その答えは、本記事内で考察した獪岳の性格にあります。
自信家な素振りを見せている獪岳でしたが、内心の部分では自分に自信が持てず、格上に挑む気概を持っていなかった獪岳。
一方の善逸は、常に臆病な振る舞いを見せていながらも、他者の為に本気で怒ることの出来る強さを持ち合わせていました。
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃は、名前の通り霹靂の如く、一直線に相手に突っ込む技です。
本当の意味での強さの有無が、霹靂一閃の習得条件だったのかもしれません。
弐から陸ノ型までを習得していた獪岳は、間違いなく優秀な剣士です。
自分と他者を信じる強さを持ち、壱ノ型を習得することが出来ていれば、鬼殺隊を支える柱になる未来も広がっていたのではないでしょうか。
獪岳の功績
最後に、「クズ」として名高い獪岳が遺した、輝かしい功績を見ていきましょう。
雷の呼吸の型が判明
まずご紹介したい功績は、「雷の呼吸の型を見せてくれたこと」です。
作中に登場する現役の雷の呼吸使いは、壱ノ型しか使えない善逸のみ。
無限城編が始まるまでは、雷の呼吸にどのような技があるのか、全てが謎に包まれていました。
しかし、弐から陸ノ型を使うことが出来る獪岳が敵として登場したことで、晴れて全ての型が判明。
名前と共に技のビジュアルが解禁されました。
獪岳が登場しなければ、雷の呼吸の原型となる技は壱ノ型しか判明していなかった、という意味で、彼の無限城編での活躍は大きな功績だと言えそうです。
悲鳴嶼が剣士となるきっかけに
2つ目にして獪岳最大の功績は、悲鳴嶼が自身の強さに気付くキッカケを作ったことです。
本記事にて既にご紹介した通り、かつて獪岳は悲鳴嶼の寺で過ごしていました。しかし寺で盗みを働いたことが、他の子供達にバレ、追い出されてしまいます。
その直後に鬼と出会った獪岳は、保身のために鬼を寺へと手引きしました。寺に侵入した鬼は、沙代以外の寺の子供達を殺害。
悲鳴嶼は沙代を守る為に必死に鬼を殴り続け、自身の強さに気付くことになります。
日光によって鬼が消滅すると、一時は大量殺人犯と疑われ、投獄されてしまった悲鳴嶼。しかし彼は産屋敷輝哉に救われ、鬼殺隊として生きる道を選びます。
寺で過ごしていた頃の悲鳴嶼は、地域に伝わる鬼の伝承を信じ、夜は常に藤の花の香炉を焚いていました。
つまり悲鳴嶼は、獪岳と巡り合っていなければ鬼と対峙することはなく、永遠に自身の強さに気付かなかった可能性もあったのです。
後の鬼殺隊最強の柱に「強さ」を自認させるキッカケを作ったという意味で、少年時代の獪岳は大きな功績を残しています。
まとめ的なもの
以上、上弦の陸・獪岳についてご紹介しました。
雷の呼吸の使い手だった獪岳は、幼少期からずっと孤独に過ごしてきました。
もし彼が少しでも心を開くことが出来たのなら、人並の幸せを得ることも出来たように思われます。
ひねくれているがゆえに、どのキャラクターよりも人間味が強い獪岳。
なんだか親近感が湧いてしまうのは、私だけではないはずです。
あなたは獪岳についてどう思われましたか?あなたの獪岳像を、コメント欄に是非お寄せください。
今回の記事は以上となります。それではまた♪