約束のネバーランド135話考察
こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「135話考察・ノーマンの真意」についてです。
2週間待った甲斐がありましたね!作者さんも復活してくれたのかな?
今回も面白かった「約束のネバーランド」
135話は気になる点が多かったので、いくつかに動画を分けました。
今回は、ドンとギルダ、ノーマン、ソンジュとムジカの辺りに焦点を絞ってみました。
それではどうぞ♪
ノーマンの真意
これはある程度予想通りの展開でした。
ノーマンは、ソンジュとムジカの旧知であるドンとギルダに、2人の捜索を依頼しました。
私は、ノーマンからの書状か何かを渡すのかと思いましたが、そこはドンとギルダに委ねたようです。
とはいっても、護衛につけた人物が特殊なので、そこは何とも言えないところです。
護衛のアイシェについては一旦置いといて、まず一番気になるのは「ノーマンの真意」ですよね。
ノーマンは、ラートリー家や王達に先を越される前に、ソンジュとムジカを探し出してほしいと言いました。
そして、保護してほしいとも言いました。ここに私は、少し違和感を感じました。
保護…?
ドンとギルダに、ソンジュとムジカを「保護」してほしいと言った部分です。
ノーマンが、どこまでソンジュとムジカの情報を知っているのかは不明ですが、ソンジュがドンとギルダに「保護」されるとは思えません。
保護というのは読んで字のごとく、護るという意味があります。
ソンジュとムジカは、700年前も前から逃亡生活を送っています。
しかも、ソンジュは作中最強説もあるほどの強者です。そんな彼らを護る必要があるのかどうか、といった点が気になりました。
なのでノーマンの真意は、保護と言いながらも「ソンジュとムジカを自分の手の内に置いておきたい」ということなのでしょう。
ノーマンの計画
ここからは、少し悲しいお知らせです。
ノーマンがドンとギルダに、ソンジュとムジカの保護を依頼した理由。
それは、エマが期限内に戻らなかった場合に、ソンジュとムジカを殺すためだと思われます。
エマが無事期限内に戻れば、ソンジュとムジカを保護する必要はありません。
王達の血を使って、退化しない鬼を生み出せるからです。
ですが、もしエマが期限内に戻ってこられなければ、王達と一緒にソンジュとムジカも殺さなければ、ノーマンの計画は完遂できません。
というのも、ソンジュとムジカが邪血を使い、退化しない鬼を生みだしてしまう恐れがあるからです。
しかも、王達を殺す前に退化しない鬼を増やされては、ノーマンとしては困ったものです。
なのでノーマンは、一刻も早くソンジュとムジカを保護しておきたいはずです。
ノーマンのもうひとつの真意
ドンとギルダは、ノーマンを完全に信用できないといった様子です。
しかしこれは、ノーマンが悪という話ではありません。
エマの計画が成り立たなかった場合、ノーマンの計画でいくしかないからです。
エマを信じて戻ってくるのを待ち、ソンジュとムジカを放置した結果退化しない鬼が増え、最悪食用児側の全滅という可能性もありえます。
そこまでの責任が、ノーマンにはあります。
ノーマンだって、誰よりもエマを信じ、帰りを待ちたい気持ちは強いはずです。
しかし、その感情的な決断によって、他の者を巻き込むことはできないのです。
ドンとギルダは、そこまで気づけていないようなので、ソンジュとムジカを守るという判断をとっています。
これが裏目と出るかどうか…。
まとめ的なもの
今回は、ノーマンの真意について考えてみました。
ドンとギルダは、ノーマンの本当の気持ちを分かってあげられていませんでした。
辛いものですね。
ノーマンはやはり、自分の心を犠牲にしているようです。自ら悪役を買って出ているようです。
ここで求められるのは、いち早いエマの帰還でしょう。それについても、また動画にしてみたいと思います。
護衛のことも気になるし…。
1週間空いた分、余計面白く感じてしまいます♪
それではまた次の動画で♪