高羽史彦の生死
正確には、高羽史彦の生死は243話時点では不明。
ただ、私は死を確信した。
243話で、高羽の術式による羂索との魂の共鳴により、夢だったC-1(M-1)グランプリファイナリストの舞台に立った高羽。高羽のお笑い欲はここで満たされた。
そして、現実に戻った高羽は、コントに出てくる幽霊の姿をしている。これが死を意味するのか、それともただのギャグなのか。物議を醸している。
高羽の術式は『彼がウケると確信したイメージを実現させる』というもの。
満足した自分が幽霊の姿をして死んでいたら面白い。
高羽がもしもこのような事を考えていたら、それが実現して高羽史彦は死ぬ。高羽の術式で不可能なことはない。自分が死ぬことも可能とするだろう。
幽霊のような姿は、高羽の術式による事象の創造。いきなりコスプレをしたわけではない。
つまり、『幽霊=死』という事象の創造が発動しているということは、高羽史彦が自身の術式で死んだことを意味する。
まとめ
短い登場だったけれど、五条悟に対抗できるほどの超強力な術式を持っているということから、とても強く印象に残ったキャラクターだった。ここで退場は惜しい。
しかしながら、その強力な術式ゆえに、今後生きていると物語的に厄介だという考え方もできる。
何でも可能な術式ゆえ、宿儺を倒したり、死者を生き返らせたり何でもありになる。
作者も扱いに困りそうなので、退場の線が強いと個人的には思う。
呪術廻戦の中では異質の、死に方がとても綺麗な高羽。羂索と魂を共鳴し、お笑いを通じて分かり合えた希少な人物にもなった。個人的には今一番推せる人物だ。
羂索の目論見や、呪霊操術で取り込んだ呪霊の影響で、死体は安置できずに巻き込まれるかもしれない。もちろん、まだ生きている可能性は残されてる。244話にも期待!