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テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編九話「上弦の鬼を倒したら」【きめつのやいば 遊郭編】

2022年1月26日

きめつのやいば 遊郭編

鬼滅の刃 遊郭編 9話 考察

ひゃっほう!いよいよやってきました。テレビアニメ鬼滅の刃・遊郭編第九話。サブタイトルは「上弦の鬼を倒したら」。これはあの名場面の事です。この動画を観れば、あのシーンの見方が完全に変わります。

ここについては後でタイトル回収するとして、みなさんどうですか?毎週日曜日にあんな刺激的な内容を放送されて、夜中にアドレナリン出まくりではないですか?寝れなくて月曜がしんどい。わかります。

僕は、昔鬼滅がジャンプで連載していた時を思い出します。日曜の夜中にジャンプを買いに行って、すぐに鬼滅を読んでは考察する。それが毎週の日課でした。早バレ問題などありましたが、当時を思い出すと懐かしく思います。

楽しい事もつらい事も、時が立てばいい思い出になるものです。人生はネタでできている。これも僕が鬼滅の刃から学んだ事です。というわけで、少しだけ8話について振り返っておきましょう。

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鬼滅の刃 遊郭編 8話 振り返り

まずは、アニメ8話をざっと振り返っていきましょう。アニメ8話は原作87話からスタートし、原作89話のラストまで話が進みました。

アニメオリジナルシーンやセリフも盛りだくさん。テレビアニメなのに、映画に負けず劣らずの作画。一度観ただけでは、とても脳みそが追いつかない内容でした。

バトルシーンは本当に圧巻。総勢6人の戦いが、リアルタイムで進行していく。帯と飛び血鎌が交錯し、家の倒壊もありながらのバトルシーン。これだけの作画となると、刀鍛冶にも期待が高まります。

アニメ8話は、宇髄天元の過去の回想から始まり、天元vs堕姫&妓夫太郎の戦いが始まります。宇髄天元の強さが半端ない。やっぱり柱って凄いんだなと。これで柱最弱と言われるのですから、他の柱はどないやねん。

強さの基準は様々ありますが、今回の天元の戦いを見てしまうと、現段階で柱最強にも見えてしまう。柱イチの俊足で力も強い。特殊な二刀流は鎖も使うことで、様々なバリエーションの戦い方が出来る。

そして爆薬丸による攻撃と、煙の中でも戦える天元の特性。良くも悪くも、心を殺し冷徹に戦える忍の経験。そして、同じく忍時代に培った統率力。天元はこれだけの能力を持っているのです。

これに加えて、まだあの最終奥義もあるわけですから…。とんでもない事です。評価を見直されるべきです。

そんな天元と上弦の陸の戦い。上弦の陸を相手に引けを取らない強さ。上弦は柱三人分と言われています。それを考えても天元の強さは異常。

そして、かまぼこ隊の登場。ここから、神作画のバトルへと展開していきます。上では堕姫vs善逸&伊之助の戦い。下では妓夫太郎vs炭治郎&天元の戦い。妓夫太郎が堕姫を操ることにより、上下入り乱れた乱戦となっていきます。

毒により段々と弱っていく天元。柱が倒れてしまうと、もはや絶望的。どうにか勝機を見出したい。炭治郎もダメージが大きいものの、なんとかこらえています。善逸と伊之助に関しては、堕姫の帯と飛び血鎌の猛攻により、それをかわすだけで精一杯の状況です。

そこに現れた雛鶴。藤の花の毒が塗られたクナイを、妓夫太郎に向けて放出。しかし、跋狐跳梁により弾かれてしまいます。ここで天元、一瞬の隙を狙って妓夫太郎の足を切断。

とここで、同時にクナイも妓夫太郎に向けて投げていたようです。アニメでも漫画でも分かりにくいのですが、角度的にこれは天元にしか無理でしょう。

そして、炭治郎が妓夫太郎の頸を狙い、もう少しで頸に刀が届く。とここでアニメ8話は終了です。では、アニメ9話はどうなっていくのか。徹底解説します。

鬼滅の刃 遊郭編 9話 前半

アニメ9話は、冒頭で前回の戦闘の振り返り、オープニングへと進み、原作90話から話が始まります。足を切断され再生のできない妓夫太郎。そこに炭治郎と天元が頸に目掛けて攻撃。

もう少しでした。もう少しで妓夫太郎の頸が斬れた。しかし、妓夫太郎は毒を分解。足を再生してしまいます。これはまずい状況です。炭治郎も天元も、頸を斬るために全力で刀を振っています。

攻撃に全振りしているため、隙だらけの二人。ここに妓夫太郎が血鬼術でカウンター。円斬旋回・飛び血鎌。腕の振りも、予備動作も無しに繰り出す血鬼術。炭治郎は天元よりも妓夫太郎に近づいていたため、もう間もなく血鬼術を喰らってしまう。

ここでまた天元です。宇髄天元が本当にヤバすぎる。まずは炭治郎を蹴りで後ろに吹っ飛ばし、血鬼術の攻撃範囲から逃がす。そして音の呼吸・肆ノ型・響斬無間によって、妓夫太郎の血鬼術をかき消してしまいました。

やはり強い、宇髄天元。妓夫太郎の血鬼術は血液による攻撃なので、斬撃での対処は非常に難しい。爆発なら一気にかき消すことができます。

他の隊士にも爆薬丸を持たせたらいいのでは?とも考えましたが、これを扱えるのは、忍の経験がある天元だからこそと言えるでしょう。

そして、爆発により血鬼術をかき消し、さらに追撃を加えようと天元。しかし、妓夫太郎の姿がありません。天元は一瞬で気づきました。雛鶴が危ない。

雛鶴は「私に構わず鬼を探してください」と言いかけるも、妓夫太郎に捕まってしまいます。ここでも妓夫太郎の性格がよく表れています。

妓夫太郎は「やられた分は必ず取り立てる」が信念。奇襲をかけた雛鶴に対し、取り立てを行おうとしたのです。よくもやってくれたな。俺はお前に構うからな。絶体絶命の雛鶴。

ここでタイトル回収です。「上弦の鬼を倒したら」。とある日の回想。雛鶴の言った「上弦の鬼を倒したら、一線から退いて普通の人間として生きましょう」という言葉。この言葉、かなり深い意味があります。

これは「上弦の鬼を倒したら隠居生活を送りたい」というだけの意味ではなく「それぐらい大変な事を成し遂げなければ、私たちの罪は許されない」という事。

100年以上倒されていない上弦。天元と嫁三人が、一生かかっても倒せるかどうか分からない。さらに上弦ともなれば、死者が出るのは当然。それぐらいの事をしなければ、自分たちの罪は許されない。そういう事です。

雛鶴はこうも言いました。「その時四人が揃っていなくても、恨みっこなしです」。もう既に覚悟の上なのです。嫁全員、覚悟はできていました。上弦を倒した時、一人でも生き残っていればいいと。

そして、このシーンから読み取れるものがもう一つあります。なぜ雛鶴がこのような事を言い出したのか。それは、天元が嫁三人に「お前らは普通の人間に戻れ」と言ったからなのではないでしょうか。

嫁の命が一番大事な天元です。なるべく危ない事はさせたくない。普段からそのような話をしていたのではないでしょうか。そして雛鶴が「上弦を倒したらそうしましょう」と提案した。

この決意に、天元は何も言えなかった。そして天元は、なるべく誰も死なないように、上弦を討ち取ることを目標にしてきた。上弦さえ討ち取れば、嫁の命と、過去の縛りが解放されるからです。

こう考えると、遊郭での大事な血戦。違った視点で視ることができます。天元にとっては、嫁の命が一番大事。一人も失いたくない。嫁は命を惜しまない。何があっても上弦を討ち取りたい。深いい。

そして、妓夫太郎に顔を潰されそうになる雛鶴。天元は、堕姫の帯と妓夫太郎の飛び血鎌により、足止めをされています。すぐには動けない状況。ここで炭治郎の出番です。炭治郎には堕姫の帯の攻撃だけで、妓夫太郎の飛び血鎌の攻撃はありません。

ヒノカミ神楽なら間に合う。しかし、炭治郎にその体力はもうありません。どうする。急げ。考えろ、自分にできる最大のこと。今の俺にできることは。

そうして考えた末、炭治郎の出した結論は「呼吸を混ぜる」ということ。水の呼吸とヒノカミ神楽を、合わせて使う。そうすれば、水の呼吸よりも攻撃力は上がり、ヒノカミ神楽よりも長く動ける。

スピードに関しても、ギリギリ間に合うスピードに調整したのでしょう。今までの剣士たちも、そうやって戦ってきた。自分に合わせた呼吸。これを教えたのがあの人。ふむふむ。

無事に雛鶴を救った炭治郎でしたが、さらに妓夫太郎の攻撃が迫ります。妓夫太郎と弱った炭治郎では、実力差は明らか。とても炭治郎一人では対処できません。そこに遅れて天元が登場。

「竈門炭治郎、お前に感謝する」。そう言いながら、妓夫太郎の頸元に刀を振る天元。いよいよ決着か!というところで原作90話の終了です。いやぁ、1話でこれだけ深いとは…。アニメ9話もヤバいっす。

本当に、雛鶴がここで死ななくてよかった。ここで雛鶴が死んでいたら、さすがの天元も精神をやられてしまい、戦えていなかったかもしれない。最終決戦では容赦ないワニ先生でしたが、ここは生かしてくれて良かった。

鬼滅の刃 遊郭編 9話 後半

アニメ9話。どこまで進むのでしょうか。全11話説濃厚ということですが、ここでかなり進めておかなければ、11話には到底収まりがつかない。上弦会議は難しいような…。

やはり最終話を1時間スペシャルか、12話へ続かせるような動きになるのでしょうか。僕はアニメ8話が放送される前、アニメ9話は、原作92話の途中まで進むと考えていました。しかしそれもどうだろう。

原作91話は、伊之助と善逸が堕姫に苦戦。ここで上弦の陸の秘密が明らかになっています。伊之助は「同じタイミングで頸を斬らなければ」と言っています。しかし善逸は「同時でなくてもいい」と言います。

どうして善逸が、それを分かっているのかは不明です。もしかしたら伊之助を落ち着かせるため、堕姫の頸を斬ることだけに集中させるため、そのような発言をしたのかもしれません。

一方、天元と炭治郎サイド。再び妓夫太郎の頸に、二人の刀が届きそうといったところ。今度は前後からの攻撃です。しかし、それを鎌で凌ぐ妓夫太郎。変幻自在な妓夫太郎の鎌は、刀を掴み離しません。

天元は二刀流ですので、もう一方の刀が空いています。天元の攻撃。両手を塞がれている妓夫太郎。防ぐ方法がない。しかし、妓夫太郎はこれを防ぎます。頸を180度回し、刀の攻撃を歯で咥えて防ぐ。ヤバすぎる。このシーンはアニメでも見物です。

そして、妓夫太郎の血鬼術。円斬旋回・飛び血鎌。この距離でこれを喰らうとヤバい。天元は、何とか炭治郎に毒を浴びせまいとします。炭治郎に踏ん張れと言いながら、妓夫太郎を刀で引っ張り屋根から落とします。

そして、何とか踏ん張り屋根に残った炭治郎。そこに、堕姫の帯に苦戦する伊之助と善逸が登場します。ここから堕姫vsかまぼこ隊のバトルが始まります。天元は、下で妓夫太郎とタイマン状態。

まずは三人で堕姫の頸を斬る。そう決めたかまぼこ隊。炭治郎が加わることで、堕姫の攻撃は分散され、それぞれの攻撃に若干の緩みが生じます。

ここからが、かまぼこ隊一番の見せ場。堕姫の頸は片方からの力では、帯のようにしなって斬ることが難しい。ならば伊之助の二刀流が有効。

炭治郎と善逸は、伊之助を帯の攻撃から守り、伊之助が堕姫の頸を斬る事だけに集中させます。目立ちたがりの伊之助が、堕姫の頸を斬るという大役を担う。まさに適材適所。伊之助は喜んで突進していきます。

そして見事、獣の呼吸・陸ノ型・乱杭咬みにより、堕姫の頸を斬ることに成功します。この一連のシーンは、特に作画に期待できます。交錯する帯の中、炭治郎の水の呼吸、善逸の雷の呼吸が入り乱れる。迫力のバトルシーン間違いなし。

ここで善逸の雷の呼吸・壱ノ型・霹靂一閃・八連も飛び出しています。そして、ここでの天元の活躍も見逃せません。妓夫太郎の血鬼術は、ここで一旦途絶えているのです。それだけ天元が、下で頑張っていたという証拠。

堕姫の頸を斬った伊之助は、繋がらせないよう頭を持って逃げます。しかし、そこに妓夫太郎の急襲。鎌による攻撃を、胸に喰らってしまう伊之助。これで猛毒は確定。さらに心臓あたりを貫かれているため、致命傷は必至。

どうして妓夫太郎がここに現れたのか。戦っていた天元は?下を見る炭治郎。そこには倒れている天元の姿が。絶望する炭治郎。

その隙を狙った堕姫の帯の攻撃が、炭治郎と善逸のいる屋根を破壊します。炭治郎を庇う善逸。二人は瓦礫の中に飲み込まれていきました。

アニメ9話はここで終わると思っていました。絶望の中終わっていくのかと。でも今のペースを考えると、92話のラストまでは進みそう。

禰豆子の回想から炭治郎が目覚め、目の前には妓夫太郎が。伊之助も善逸も天元も、全員が倒れている状況。戦いの疲労で、すぐには動けない炭治郎。ここで妓夫太郎の悪い癖が出ます。

妓夫太郎がここで鎌を振っていれば、炭治郎は死亡。決着はついていました。しかし妓夫太郎は、欲を発散するように炭治郎を罵ります。炭治郎の指を折るシーン。見るに堪えない。これで声をあげない炭治郎もすごい。

虫けら、ボンクラ、のろまの腑抜け、役立たず。様々な罵詈雑言を浴びせかける妓夫太郎。炭治郎は沈黙を続けます。炭治郎には作戦がありました。そのため抗うことなく、ただ沈黙を続けていたのです。

炭治郎を鬼に勧誘する妓夫太郎。完全に油断しています。そんな時でした。天を仰ぐ炭治郎。妓夫太郎は言います。「人は嘆く時に天を仰ぐ」。しかし、炭治郎のそれは違いました。炭治郎は動ける準備をしていたのです。

そして、渾身の頭突き。今さらの頭突きによる攻撃。妓夫太郎には効くはずもない。しかし、様子のおかしい妓夫太郎。堕姫が叫びます。「鬼ぃちゃん何してるの!早く立って!」。

妓夫太郎は尻もちをついていました。たかが人間の頭突きで。立ち上がることも出来ません。炭治郎の作戦成功です。

炭治郎は雛鶴から渡されていたクナイを、油断する妓夫太郎の足に刺しておいたのです。遊女の香り袋で、藤の花の毒をかき消しておくという用意周到ぶり。

毒により、少しの時間動けなくなる妓夫太郎。炭治郎は、妓夫太郎の頸を目掛けて全力で刀を振ります。折れた右手の指。左手は、肩の負傷によりうまく握れていないはず。それでも思い切り刀を振り下ろす炭治郎。妓夫太郎の頸は斬れるのか。次週に続く!

まとめ的なもの

いやぁ、アニメ9話も熱いっす。雛鶴の深すぎる言葉。かまぼこ隊の共闘、バトルシーンの作画。妓夫太郎が炭治郎を罵るシーンなど、今回も見どころが満載です。天元の音の呼吸にも期待。

みなさんは、アニメ9話のどこに注目していますか?ぜひコメント欄で語ってください。全部目を通しています。いつもコメントありがとうございます。

アニメ10話は、決着からの堕姫と妓夫太郎の回想。11話で遊郭編のまとめ、上弦会議あたりまででしょうか。このあたりもどうなるのか、非常にワクワクします。

本当にもうすぐです。あと3話で、アニメ遊郭編は終わってしまいます。楽しみましょう。鬼滅ロスの心配はありますが、今を楽しみましょう。というわけで、今回の記事は以上です。それではまた♪

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