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【鬼滅の刃 遊郭編】1話を徹底解説!クソジジイこと煉獄槇寿郎の涙と真の想い。宇髄天元は冷酷なのか?成長したかまぼこ隊など【きめつのやいば】

2021年12月7日

鬼滅の刃 遊郭編

鬼滅の刃 遊郭編 1話感想

みなさんこんにちは。いよいよ待ちに待った「鬼滅の刃・遊郭編」が始まりました。僕が感じた1話の全体的な感想としては「大満足」の一言です。

無限列車編の余韻をうまく引き出しつつ、煉獄家の出来事へと繋げる。そして蝶屋敷での一悶着へ。

原作を崩すことなく、程よいアニオリも挿入され、作画も素晴らしい。本当に大満足です。この流れなら今後の遊郭編も、何一つ心配はいらないでしょう。

今回は、1話の僕なりの感想を、要点をまとめて解説していきます。みなさんの感想も、ぜひコメント欄で聞かせてください。それではどうぞ。

無限列車編の回想

導入部分をどうするのか。ここはやはり「無限列車編の回想」がありました。ここの回想があったことで、弟の千寿郎や父の槇寿郎の悲しみが、より感じ取りやすくなりました。

そして今回の回想を見て、改めて思ったこと。

「やはりこれは見取り稽古だった」

炭治郎は煉獄さんの戦いを、この先ずっと忘れることなく、意識して戦うことになるでしょう。今回のアニオリの戦闘シーンでも、まるで煉獄さんを意識したような、そんな戦いでした。

この先の堕姫や妓夫太郎との戦いでも、煉獄さんと重なるような戦い方になる。僕はそこにも期待しています。

「心を燃やせ」

この言葉も、この先の炭治郎にとって重要な言葉です。

隠のシーンと落胆する伊之助

人から聞いて初めて気づきました。このシーンは、無限列車編にはありませんでした。このまま描かれないのかと思いきや、回想を盛り上げるための演出として、重要なシーンに起用されます。

そして、肩を落とした伊之助。猗窩座相手に何もできなかった伊之助たち。特に伊之助は自分に自信があったため、人一倍悔しい思いをしたでしょう。

弟・煉獄千寿郎の悲しみ

鴉の報告を受け、崩れ落ちる千寿郎。こうなるのも仕方がありません。千寿郎には、深い悲しみと苦悩があります。

もちろん、たった一人の兄を失ったことによる悲しみが一番です。それともう一つ。炎の呼吸の継承が実質絶たれてしまったことも、千寿郎にとっては悲しい事実であり、苦悩となります。

どれだけ稽古をつけても、日輪刀の色が変わらなかった千寿郎は、剣術の才能が無いに等しい状態でした。千寿郎では、炎の呼吸の継承は難しいでしょう。

父が堕落してしまっている以上、千寿郎にとっては兄だけが頼りでした。しかし、その兄も亡き人に。

千寿郎がうつろな表情を浮かべていたのは、この悲しみと苦悩が入り混じった感情からくるものでした。

そこを解放したのが炭治郎です。

お館様に伝わっていた想い

「いつだって鬼殺隊は、お前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!」

「生身の人間がだ!」

「傷だって簡単には塞がらない!失った手足が戻ることもない!」

「逃げるな!馬鹿野郎!馬鹿野郎!」

「卑怯者!」

この炭治郎の悲痛な叫びも、鴉はお館様にしっかりと伝えていました。1000年以上も、鬼殺隊を支え続けてきた産屋敷家。お館様は炭治郎の言葉が嬉しかったのでしょう。

そしてこう言います。

「杏寿郎の想い、皆で繋いでいこう」

少年無惨の声

少年無惨。どんな可愛い声をしているのかと思いきや、猗窩座に対する声は、いつもの無惨の声でした。

さすがに人間相手にこの声はないと思いますが、この先少年無惨が言葉を発するシーンはないはずなので、アニメオリジナルでもない限り、聞ける機会はなさそうです。

鬼舞辻無惨が「猗窩座」を連呼した理由

これには深い意味があります。詳しくは割愛しますが、猗窩座の名前には「役立たずの狛犬」という意味があると言います。

無惨が猗窩座という名前を連呼したのは、名前の意味によって強い戒めを与えるためです。「役立たず、役立たず」と、体罰だけならず、精神的にも猗窩座を追い込む無惨。

決して逆らうことのできない猗窩座。この腹いせは炭治郎へと向けられます。元々猗窩座にとって癪に障る炭治郎でしたが、無惨のパワハラもあり、さらにその怒りは増幅したことでしょう。

猗窩座が刀を破壊するシーンも、アニメならではのインパクトがあり、猗窩座の怒りがより一層感じられました。

善逸とまんじゅう

善逸がアオイの目を盗んで、こっそりまんじゅうを入れ替えるシーン。このシーンを見ると、伊之助が同じことをしていたのを思い出します。

こういった行動は、やはりまだ子供なんだなと思わせてくれます。普段から善逸や伊之助は、こうやってつまみ食いをしていたのでしょう。きちんと欲しいと言えば、アオイはくれそうなものですが。

しのぶさんのピキピキ

漫画だけでこっそり描かれた、しのぶさんのピキピキ。

「どいつもこいつもですよ」

そう言いながら、笑顔でアッパーの構えを取るしのぶさん。笑顔の人に殴られるのが一番怖い。これはアッパーというより腹パンかな。

煉獄千寿郎の年齢

煉獄さんの鴉に案内され、煉獄家へと向かう炭治郎。この鴉の名前は「要」と言います。

この時の千寿郎は、大体何歳ぐらいだったのでしょうか。公式での発表はありませんが、大体12歳から13歳と予測されています。少なくとも炭治郎よりは年下でしょう。

煉獄槇寿郎

煉獄槇寿郎。僕は無限列車編で槇寿郎の声を聞いた時、声の渋さに惚れました。この声が、いよいよ遊郭編で堪能できる。

そして期待通り、槇寿郎のかっこよさを最大限表現してくれました。今後もまだ槇寿郎の見せ場はあるので、とても待ち遠しいです。

欲を言えば槇寿郎の戦っている姿や、外伝をアニメで観てみたい。こっそり期待しておきます。

クソジジイ

炭治郎が今まで生きてきた中で、およそ使ったことが無いであろう言葉。今回の1話では槇寿郎に対し「人でなし」「クソジジイ」とまで言い放ちました。

そして天元にも「人でなし」「人さらい」とまで言っています。柱に向かってここまでハッキリ言ったのは、炭治郎が初めてではないでしょうか。槇寿郎も元柱ですし。

炭治郎がもし鬼狩りになっていなければ、平和な炭焼きの息子として、このような言葉を使うことはなかったでしょう。

「クソジジイ」がトレンド入りしていたのには笑いました。

煉獄さんを助けられなかった。でも…

煉獄槇寿郎は、炭治郎が日の呼吸の使い手だと早とちりをし「調子に乗っている」と言いました。それに炭治郎は激昂。

「そんな凄い呼吸だったなら、何であの時煉獄さんを助けられなかった」

煉獄槇寿郎に不意をつかれたことで、さらにあの時の悔しさが増した炭治郎。この悔しさが炭治郎を強くします。そして遊郭編では、天元と杏寿郎が重なる場面もあり、今度は共に戦うことができます。

二十一代目炎柱

炎柱の書には「二十一代目炎柱ノ書」と書かれています。この書はおそらく縁壱のいた、戦国時代の炎柱が書いたものでしょう。当時の炎柱の気持ちが書かれていたからです。

おさらいですが、縁壱が柱を生み出したわけではなく、柱は鬼狩りに元々存在していました。戦国時代に柱に呼吸を教えたのが縁壱です。

なので、戦国時代より二十一代前の時代に、柱が誕生したということです。この時期については、また違う考察で考えてみるとします。

杏寿郎さんのような強い柱に必ずなります

この言葉、半分成し遂げて、半分は未遂のまま物語は完結。炭治郎はこの先、杏寿郎を超える剣士になります。それは間違いありません。

杏寿郎がいたからこそ、杏寿郎を超える剣士になることができます。日の呼吸と炎の呼吸は、型やエフェクトの面でも似ている呼吸。無限列車の見取り稽古も、炭治郎の実力をかなり押し上げたことでしょう。

ちなみに煉獄家で炭治郎は、煉獄さんのことを「杏寿郎さん」と呼ぶようになっています。相手がみんな煉獄さんだからですね(笑)

継子がいなかった

煉獄杏寿郎に継子はいませんでした。継子になりそうな人はいましたが、訓練の厳しさに離脱していったそうです。

最終時点では継子はおらず「今までに継子候補は何人かいた」ということになります。

甘露寺蜜璃は見込みがありましたが、オリジナリティが溢れすぎたため独立。炎の呼吸から派生した、恋の呼吸の柱になりました。

煉獄千寿郎の才能

煉獄千寿郎はどれだけ鍛錬をしても、強くなることができませんでした。これは「生まれ持った才能」によるものです。

これは妄想ですが、父の煉獄槇寿郎はこのことも、実は気にしていたのではないでしょうか。

生まれ持った才能の違いについて、槇寿郎は絶望していました。炎柱の書に書かれていた、縁壱の才能との違いを知っていたからです。

千寿郎の剣士の才能を見たことで、槇寿郎はさらに絶望することになった。全てがこれだけの原因ではありませんが、そんな裏もあったかもしれません。

炎柱の家系である煉獄家は、どういった経緯で炎柱の書を伝えてきたのでしょうか。二十一代目の自信を失くしてしまった炎柱は、次の世代にどういった継承をしたのか。

炎柱の書を破ったのは槇寿郎です。それまでは、普通に継承されてきたのでしょうか。そのあたりも今後、掘り下げてくれると嬉しいところです。

煉獄槇寿郎の涙

煉獄槇寿郎の涙のシーンは、やはりとても感動しました。酒を飲み荒れていた槇寿郎ですが、愛する息子の死とあっては、正常でいられるわけがありません。

この杏寿郎の死が、槇寿郎を変えていく事になります。

千寿郎が杏寿郎の遺言を伝えようとした際、槇寿郎はこう言いました。

「どうせ俺への恨みごとだろう!わかりきってる!」

これは、槇寿郎の本心ではないでしょう。槇寿郎は杏寿郎の父親です。父親が息子の性格を、わからないワケがないでしょう。

優しくて誠実な杏寿郎です。槇寿郎がそれを見失うワケがないでしょう。本当に切ないシーンです。

鬼より怖い鋼鐵塚

煉獄家を後にした炭治郎。蝶屋敷に戻る道中で、鬼のような形相の鋼鐵塚さんと対面します。登場時の雰囲気は、まさに鬼。刀を失くした炭治郎を、殺す気で襲ってきます。

相手は人間なので、炭治郎は戦うことができません。鬼よりも怖い人間。それが鋼鐵塚さんです。

アオイと伊之助

ご飯を食べるかまぼこ隊。三人娘の可愛さも際立っていますが、アオイと伊之助の会話を見ると、ホワホワしてしまいます。

鋼鐵塚さんの好物である、みたらし団子。それを「俺も食いてぇ」と言う伊之助に対し、アオイは笑顔で「はいはい。後で買っておきますから」と言います。

この二人がどんな恋愛をするのか。すごく気になります。

炭治郎たちのムキムキ感

無限列車編から四か月後。鍛錬に励む炭治郎達かまぼこ隊。炭治郎・善逸・伊之助の筋肉がすごい。伊之助に関しては前から上半身裸ですが、炭治郎と善逸の裸は、なかなか見ることができません。

この先、柱稽古でも上半身裸は披露されますが、その頃には一体どれだけたくましくなっているのでしょうか。特に炭治郎は禰豆子を背負っている分、他よりも負荷が高いはず。

そして、伊之助は前より猪突猛進になったとのこと。やはり無限列車編での悔しさが、三人の成長速度を飛躍的にアップさせたのでしょう。

アニメオリジナル

今回は1時間スペシャルということで、アニメオリジナルのシーンも追加されていました。寺の鬼を討伐しに向かう、炭治郎と禰豆子。夜なので禰豆子も戦えます。

尺合わせの関係もあるのでしょうが、ここに戦闘シーンを持ってくることで「少しメリハリをつける」という意味合いもあったのでしょう。遊郭編はしばらく戦いが無いので、飽きさせないための演出とも見えます。

そして、今回登場したアニメオリジナルの鬼。背中からはカマのようなものが生えています。なんだか、無惨の超劣化版みたいな感じの鬼です。血鬼術は持っていなさそうなので、ただの雑魚鬼でしょう。

この戦いの決着は、やはり煉獄さんの戦いを感じさせます。無限列車の中で戦った、一体目の鬼。煉獄さんは不知火を放ち、振り返りざまに頸を斬りました。

炭治郎は水の呼吸・打ち潮を放ち、最初の一撃で鎌を切り落とし、振り返りざまに頸を斬っています。まさにこれは、煉獄さんの戦いを思い起こさせるものです。

神崎アオイは隊員なのか?

気になった方もいるはずなので、ここでおさらいです。神崎アオイは鬼殺隊員です。

最終選別には運よく生き残り、その後は恐ろしくて戦いに出られなくなったそうです。自分を腰抜けと卑下し、カナヲに対しては劣等感があった模様。

神崎アオイの同期には、なんとあの時透無一郎がいます。継子になったカナヲと、柱になった無一郎。これだけの逸材に挟まれたら、劣等感を抱いてしまうのも無理はありません。

現在は蝶屋敷で、負傷した隊士たちの治療や炊事洗濯、リハビリである機能回復訓練の指揮も執っています。しのぶから薬学を学んでおり、簡単な薬なら調合できるそうです。

天元の冷酷さ?

宇髄天元は元忍です。天元は忍の家系に生まれ、冷酷な忍である父の下で育ちます。しかし宇髄天元は、人でなしの冷酷な人間ではありません。

父に兄弟殺しをさせられ、心や命を消耗品として扱う忍に、疑問を抱くことになった天元。そこから三人の妻と共に抜け忍となり、お館様と出会うことになります。

自身の生き方を否定するように、鬼殺隊になった天元。過去の境遇から、誰よりも命を大切にします。

冷静沈着な様子と、任務遂行のために人を駒のように扱う姿が、冷酷に見えてしまうのは確かです。しかし、これは柱として仕方のないことでしょう。

何事にも動じず、任務と命を最優先する。この時天元は、少し焦っていました。天元が何よりも大切にしている三人の妻が、遊郭で危険にさらされていたからです。

遊郭に潜入するのであれば、女性の方がやりやすい。そのため、女性隊士を連れていこうと考えた天元。焦りもあり、半ば強引に連れ出そうとしたので、最初の印象としては最悪だったでしょう。

しかしこの先、天元という男のかっこよさを、遊郭編でたくさん見ることができます。ただ強いだけではない。ただのイケメンではない。とても奥深い人です。

成長したかまぼこ隊の登場は鳥肌

このシーン。成長したかまぼこ隊を感じさせてくれるので、僕はとても好きなシーンです。鳥肌が立ちました。

鍛錬を重ねた三人は、自分たちが成長した実感もあったでしょう。それに無限列車での激闘も、彼らの心を成長させています。

そして、柱相手に引くことなく、炭治郎は自分たちを連れていけと言います。炭治郎・善逸・伊之助。みんなたくましく、強くなっていきます。遊郭編での戦いが本当に楽しみです。

まとめ的なもの

さすが鬼滅の刃。原作からブレることなく、全く不満のない内容でした。ここから少しの間は、遊郭でのコミカルかつシリアスな展開が続きます。

そして急展開の、堕姫とのバトル。そこからは、ずっと緊迫した戦いが続きます。僕はやはり戦闘シーンが好きです。

ヒノカミ神楽を連発する炭治郎。縁壱と重なるシーン。禰豆子の覚醒。かまぼこ隊の共闘。天元の譜面。炭治郎の痣などなど。言い出したらキリがありません。

みなさんは、遊郭編1話でどのような感想を持たれましたか?また、これからのどこに期待しますか?いろいろコメント欄で教えてください。

今回の記事は以上です。それではまた♪

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