今さっき コメント欄を見て気づきました。
約ネバ 次週で終わりじゃないですか…
巻頭カラーで前兆を出しておいて、センターカラーで締めくくる…
人気作は 最近このやり方が多いですね。
巻頭カラーで終わる作品はなかなか無いので、ワンピースくらいの長編でないと 無理ということでしょうか。
まだ約ネバが最終回と決まったわけではないですが、次号 超クライマックス、センターカラー 大増27ページ と書かれているので、ほぼ完結とみて間違いないでしょう。
ここから変な展開にはならないと思うので、エマと家族が再会し、ハッピーエンドとなりそうな気がしますよね。
まずは、どういった展開になるのか 少し予想をしてみましょう。
代償
現状だと、エマは家族の記憶を思い出すこともないですし、これからも家族とは 絶対に出会えないという事になっています。
それが あのお方が求めた代償。
この、あのお方の代償こそが カギとなる部分なのではないでしょうか。
ここで、以前の代償について 少し振り返ってみましょう。
以前の代償は、ユリウスラートリーとイヴェルクが、あのお方と約束を結んだときに求められました。
この時は、人間と鬼 それぞれに代償を課せられています。
人間にはラートリー家が、人間と鬼の約束を見張る門番として、調停役を命じられました。
そして鬼側にはイヴェルクに対し、その年に実った一番いい肉を差し出すことを 代償として課しています。
代償について分かっているのはここまでで、断るとどうなるのか、そして破るとどうなるのかについては、ハッキリとしていません。
断ると、おそらく約束は守られないでしょうし、最悪殺されてしまうかもしれません。
殺されるというよりは、あのお方レベルの鬼ですから、存在すら消してしまいそう…
そしてこの代償、破るとどうなってしまうのか。
ここもちょっと謎なんですよね。
代償2
代償を破るとどうなるのか。
今までを振り返ってみると、ある程度の答えは出せそうです。
まず、ラートリー家に課せられた代償の 調停役について。
これについては、エマがあのお方と約束を結んだ時点で、少し不安定なものとなりました。
エマは食用児を人間の世界に逃がし、人間の世界と鬼の世界、二つの世界の行き来を出来ないようにしたのですから、調停役はもう必要なくなります。
そして、ピーターラートリーは死んだ。
ここから推測できるのは、代償を守り切れなかった者は 死んでしまうのではないかということ。
食用児の脱走を許してしまい、秩序を保てなかったラートリー家。
鬼側にも大いに責任がありますが、最後は鬼の女王まで殺され、秩序は崩壊しました。
この時点で、ピーターラートリーの死は決まっていたのかもしれません。
そしてイヴェルクに関しても、その年に実った 一番いい肉を差し出さなければならなかったのですが、その一番いい肉であるフルスコアの脱走を 許してしまっています。
あのお方は「その年の」と言っているのですから、脱走して時間が経過してしまったのでは、代償を破ったことになるのかもしれません。
そしてイヴェルクは死に、フルスコアを狙った女王も死ぬことになった。
それもこれも、全てがあのお方の手の中だとしたら…
なんだか怖いものがありますね。
代償3
ここまでは、代償を破ると死んでしまうという線で 考察してみました。
ここからは、また違う観点で考えてみます。
ピーターラートリーが死ぬときの場面、あのお方は「思っていたより長く楽しめた」と言っていました。
つまりこれは、あのお方が全て操作しているわけではなかった、という様にもとれます。
すぐに終わってしまう可能性も あったという事ですから。
代償は、どうなるかを楽しむだけに提示するもの。
あのお方の存在が大きすぎて、代償は絶対に破ってはいけないと思い込んでいただけで、実はあのお方は行く末を楽しんでいただけ。
そういう事なのかもしれません。
つまりつまり、課せられた代償はとりあえず降りかかるけど、その後のことは、あのお方がどうこうするわけでもないし、行く末を楽しんでいるだけ。
エマの場合でいうと、過去の家族の記憶をなくし、これからの繋がりさえも絶たれた状態。
これは…
これからの繋がりも絶たれているのが、少しやっかい。
過去の記憶だけなら、再会して新しく家族になることもできたのですが…
これからの繋がりが絶たれている以上、それは代償として起きていることなので、そこを消去することはできない。
これは手詰まりか…
いや、なんとかできるかも。
家族
まず一つ。
エマの家族の記憶とつながりはなくなったけど、レイやノーマン、他の者にはしっかりと記憶があり、繋がりは消されていないということ。
これは、あえてあのお方が そうしているのかもしれません。
これからの繋がりを全て消すのであれば、レイやノーマン、他の者の記憶も、全て消し去ったほうが無難。
それをしなかったのは、あのお方の優しさなのか、それとも楽しみたいだけなのか。
私は後者なのかなと思っています。
あのお方はわざと エマ以外の家族に記憶を残し、探させるように仕向けた。
でも、エマは記憶と繋がりを絶たれている状態。
これは、どうなるのか全く予想できません( ´∀` )
ということで、最後の案を…
もう一度
代償を撤廃する、最後の案。
それは もう一度誰かが、あのお方と約束を結びに行くということ。
これは、エマがすでにやっている手法です。
エマは食用児を人間の世界に逃がし、二つの世界の行き来を不可能にしました。
本来なら この約束が履行された時点で、ユリウスとイヴェルクの代償については 自然消滅します。
ユリウスは調停役をしなくて済み、イヴェルクはそもそも食用児がいなくなるので、肉を献上することはできなくなります。
これが、あのお方の代償を撤廃するヒント…となればいいのですが。
次にあのお方と約束を結ぶ者が 代償を支払うことにはなりますが、エマの記憶と繋がりを 元に戻してほしいと誰かが頼めば…
なんとかなりそうな気がする。
では、それを実行するのは誰なのか。
ノーマンかもしれないし、鬼側のムジカやソンジュかもしれない。
ノーマンだとドラマがありそうですが バットエンドになってしまうので、あるとしたらムジカやソンジュかな?
ペンダントの事もありますし、まだムジカが登場してきそうな気もします。
一つ気がかりなのは、代償がなくなったものが、死んでしまわないかということです。
ピーターラートリーとイヴェルクは、約束の履行の前に死んでしまったので、ここはなんとも言えないところ。
約束で他者の代償を取り去った場合は、死が免除されるとか。
いろいろ妄想しちゃいますね。
ペンダント
ペンダントについても、少し振り返っておきましょう。
コミックス6巻、エマとの別れ際に ムジカが渡したペンダント。
ムジカは「これはお守り、きっとあなた達を守ってくれる」と言っていました。
この伏線、回収されていないような気がしますよね。
あのお方のいる場所へ 唯一行けたのはエマだけ。
遺跡で仮に行った時も、実際に七つの壁に行った時も、あのお方と会えたのは エマだけでした。
これがペンダントの効果だとしたら、ペンダントの役割はもう終わっているような気もします。
でも、180話で再度ペンダントの存在を出してくるという事は、ここからペンダントの効果が明らかになるのでは?とも考えてしまいます。
ペンダントの模様は、あのお方のいる場所にいた、竜の目と同じ模様をしています。
これに 何か意味があったりするのでしょうか。
見るだけで意味があるのなら、エマはもうすでにペンダントを見ていますので、意味がないと言えます。
いやそもそも、なんでムジカはこんな物を持っていたのか…
ムジカは一体何者なのか。
そこもまだ ふわっとしていますよね。
ペンダントでムジカがずっと見てたとか…?
いやでも、それにしては何も助言とかないし…
次週は27ページなので、そこまでの事を詰め込めるとも思えない。
一体どうなってしまうのでしょうか。
まとめ的なもの
まとめると、代償は破れる。
破る方法は、他者の影響か 約束で代償を破棄するということ。
ただ、次週が最終回だとするなら、そこまでの設定を詰め込めるかどうか。
案外すんなりと エマと家族が再会し、ペンダントが光って思い出すとか、そんな展開も考えられます。
つまりペンダントは、代償を破棄してくれるアイテムだったと。
エマ以外の記憶と繋がりを残したのは、あのお方の遊び。
必ずしも代償が続くわけではない。
そう願うとしましょう。
鬼ごっこの次はかくれんぼ!
というか、エマのいる場所までたどり着いていた、レイはやっぱりすごいとしか言いようがないw
ノーマン、隠れてあのお方のいる場所に行ったりとか、やめてくださいね。
ということで、もう少しで約ネバも終わってしまいそうですが、皆さんの意見も聞かせてくださいね。
それではまた♪