こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「特別な子」についてです。
133話の時点では、七つの壁が何で、超えた先に何があるのか、全く分かっていません。
私の予想では、はるか昔に戻ることになり、過去の光景を目にするのではないかと思っています。
ただ、過去と七つの壁、どういった関係性があるのかも、今のところは不明です。
七つの壁自体は過去とは関係なく、あのお方が作り出した「遊び場」なのかもしれません。
今回お話するのは、あくまでひとつの可能性として、頭の片隅に置いておこうと思ったものです。
完全な妄想ですので、あらかじめご了承ください。それではどうぞ♪
スミー
本題に入る前に、今更ながら私が気付いたことです。
スミーは、ラムダでノーマンに手を貸した人物で、クローネの目の前でミネルヴァのペンを落とした人物です。
本当に今更ですが、9巻のこの人物がスミーだということに気付きました。
ノーマンの回想にも出ている後ろ姿から見ても、ほぼ間違いないですよね。
3巻の登場時では、まだぼやっとした姿しか描かれていませんね。
今回はこのスミーが言った言葉「特別な子」という言葉から、色々妄想してみました。
特別な子
ここでスミーが「特別な子」と口にしたのは、必ず意味があると思います。
スミーは支援者なので、ミネルヴァことジェイムズの仲間です。
なので、少なくともジェイムズとスミーは、ノーマンが特別な子だと知っていたのだと思います。
では、どういった風に特別なのか?
ここからは推測でしかありませんが、他とは違う遺伝子を持っているという可能性があります。
ジェイムズと似た風貌からも、ラートリー家の血を持っている可能性もあります。
ということは、他の食用児達は特別な子ではないので、ラートリー家や特別な血を持っているわけではなく、一般人の血族だということになります。
特別な子と言えば、ノーマンだけでなくエマやレイもそうです。
ノーマンほどではありませんが、知性の高さは群を抜いています。
ここで気になる点が浮上しました。
エマ、ノーマン、レイは、王すらも食えない「あのお方の御膳」と呼ばれていました。
そこで私が感じたのは、あのお方の御膳は、故意的に作られたものなのではないかということです。
どうも偶然産まれた産物とは思えないのです。
私の予想では、フルスコア組は故意的に作られた存在であると考えています。
もしかしたら、あのお方が直々に作られた産物なのかもしれません。
なので133話の最後に、エマの認識番号があったのかもしれませんね。
もうひとつ気になるのは、どうして頭がいいと「あのお方の御膳」になるのかという点です。
今のところ、あのお方と思われる鬼の子供は、人間を食べたいと思っているような感じは見受けられません。
遊ぼ遊ぼと言っている、ただの子供のようです。
そう考えてみると、あのお方の御膳という意味は、遊び相手という意味なのかもしれません。
普通の知性では、あのお方の遊びにすぐ負けてしまったり、あのお方としてもやりがいがなくつまらない。
七つの壁から戻ってこれた者がいないのは、あのお方に勝てる者がいないから。
そう考えると合点がいきます。
そのため、あのお方は世界を操作し、頭のいい人間を美味しくするようにした、とも考えられます。
はるか昔から、鬼に捧げ物をさせる文化を創り、特別美味しい人間は自分の所へ来るようにしておいた。
そこまでの能力があのお方にあるのかは分かりませんが、現状エマとレイのいる場所についても、あのお方が創った空間のようですし、特別な力があるのは間違いないと思います。
どうしてここまで、あのお方が遊びにこだわるのかも気になります。
昔から特別すぎて、遊び相手がいなく寂しい想いをしていた。そんな過去があるのかもしれませんね。
そうなるとエマの出番でしょう。「私がいつでも遊び相手になってあげる!」とエマなら言いそうな気がします。
そうして、七つの壁から戻ってこれるか、もしくはエマだけ遊び相手として残るか…。
どうなってしまうのでしょうか。楽しみすぎます!
まとめ的なもの
今回実は、別のお話を考えていたのです。しかし、スミーの言った「特別な子」が気に掛かり、ここまで妄想が膨れあがりました。
次回は、もうひとつのお話をお話ししたいと思います。では今回はこのへんで♪