こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「あのお方」についてです。
現在の約ネバは、133話まで進みました。
そして、いよいよエマとレイが、七つの壁に突入するといったところです。
今回は、あのお方について考えていきたいと思います。
今回注目してみたのは、あのお方が子供だという点と、遊ぼという言葉、そして、顔のない鬼です。
では見ていきましょう。
子供の鬼
エマが見たのは、おそらくあのお方と呼ばれている子供の鬼です。
ただ、ハッキリとこの子供の鬼があのお方だとは、公表されていません。
なので、もしかすると、あのお方は別にいるという線もあり得ます。
ただ、今回はこの子供の鬼が、あのお方だということで話を進めます。
素直な疑問からです。どうしてあのお方は子供なのでしょうか?
まず引っかかるのはここです。エマが初めてあのお方を見たとき、その姿は子供でした。
そして、あのお方は
「かこのこうけいだよ」
とエマに話しかけています。
ということは、エマが見た光景が、過去のモノと知っているということです。
なのでおそらくですが、あのお方は現代にいるのだと思います。
ということは、ずっと成長をしていないということですよね。不思議です。
もともとこういう姿で、そもそも神のような存在だから、成長という概念がないのかもしれません。
特殊な能力を使っていることから、もはやどのような展開にでもできそうなので、作者さんの考え方次第ということになります。
予想は難しいですね(;´Д`)
生きた人間
今回あのお方について読み返していたところ、怖い事に気付いてしまいました。
それはこの言葉です。
「めずらしいね、いきたにんげんなんて」あのお方
(引用元:約束のネバーランド12巻,77ページ)
これ、ちょっと怖い言葉です。生きた人間は滅多に来ないけど、死んだ人間は来る、という意味にもとれます。
これは、グプナをされた人間がここに来るという意味なのでしょうか?
それとも、滅多に出ない「あのお方の御膳」のことなのでしょうか?
どちらにしても、死んだ人間はここに来てどうなるのでしょう…。
意識はあって、あのお方と遊ぶのでしょうか?
そう考えていくと、この周りにいる魚みたいな生物が怪しいです。
これが魂のようなモノなのかな?と最初は思いました。
しかし、どうやら3匹ほどいるようですが、これが人の魂だとするなら、数が少なすぎますね。
これはまた別物なのでしょう。
死んだ人間が来て、あのお方の遊び道具になっている可能性も考えました。
133話でイザベラやコニー達、死んでいった者達が登場していたからです。
これはあまり考えたくないので、ここでやめておきます。
遊ぼ
133話で
「遊ぼ」
と連呼しているあのお方。軽くホラーですよね(;´Д`)
どうしてあのお方は遊びたいのでしょうか?ここもすごく気になるところです。
子供だから遊びたいのでしょうか?
でも、エマが会ったあのお方は、落ち着いた様子で賢そうな雰囲気があります。
ただ単純に遊びたいだけの子供とは思えません。何かしらの理由があるのだとは思うのですが…。
ひとつ考えられるのは、あのお方は創造神のような存在で、世界や人間、鬼を作り出し「遊んでいる」とも考えられます。
そして、自身が作った人間の中でも、頭のいい子を生み出す仕組みを作り、その子と遊ぶことで楽しんでいる。
子供ではないような、でも子供のような…、よく分からない存在ですね。
違う考え方では、あのお方が呪いのようなものをかけられており、誰かに負けないと呪いが解けないような展開も考えましたが、あのお方の雰囲気から、そんな過去があるとは思えません。
そこで気になったのが、顔のない鬼です。
顔のない鬼
エマ達が訪れたお寺の中にいた「顔のない鬼」。
エマは、この顔のない鬼のことを、あのお方に似ていると言いました。
エマいわく、服も体格も全然違うけど、雰囲気が似ているということです。
あえてこういった発言をさせていることから、作者さんには何かしらの意図があるものと思われます。
最初に考えたのは、この顔のない鬼もあのお方で、現代にいるあのお方だということです。
エマが見た子供のあのお方は、過去のあのお方なのかもしれないと考えました。
そして、どういういきさつか、この姿でここにいることになった。
肉体は現代のお寺に置いておいて、精神だけ過去に固定し、ずっと遊べる仕組みを作ったのかもしれません。
でも、ひとつ気になるのです。この顔のない鬼、指があのお方とは違います。
あのお方の右手の指は4本しかありません。しかし、この顔のない鬼の右手の指は、6本あるように見えます。
ただ、左手は4本のようです。
これは、形質変化によるものではないでしょうか?
ドンは、顔のない鬼のことを、人間か鬼か分からないといった様子でした。
なので、この顔のない鬼は、あのお方が人間を食べた姿か、もしくは人間があのお方を食べた姿かの、どちらかではないかと考えました。
エマがハッキリとあのお方だと言い切れなかったのも、そういった要因があったのではないでしょうか。
おそらく人間があのお方を食べるというのはなさそうなので、あのお方が人間を食べたということになるのでしょうか。
そして、何かしらの儀式で神になった…。ちょっとよく分からないですね(;´Д`)
ただ、今後この顔のない鬼の秘密も、必ず出てくると思うので、みなさん要チェックです。
個人的には、この鬼も気になります。
鳩にエサをやっているだけですが、関係ないですかね?
お寺の中にあった、おそらく女性の鬼と思われるモノも気になりますね。子供を抱いています。
子供は人間のようなので、神に捧げるという意味のようですね。
この箱も重要な意味がありそうです。剣もあります。
どれもこれも意味深すぎて面白いです。
まとめ的なもの
あのお方の秘密を考えてみましたが、ハッキリとどういう存在なのかは全く分かりませんでした。
あのお方とエマ達が出会うのは、もう少し先になりそうなので、そこまでの楽しみにとっておきましょう。
今回調べていっていると、ペンダントの模様の違いというのも気になりました。
ここもまた動画にしてみたいと思います。それではまた♪