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【約束のネバーランド】141話考察『後編』過去の戦い【ネバラン ネタバレ】

2019年7月9日

約束のネバーランド141話考察

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「約束のネバーランド・141話考察・後編」についてです。

141話のタイトルは「1000年前の約束1」です。なので、このまま2に突入するのだと思います。

前編では、もう一つの約束とごほうびについて考えてみました。

そして後編。過去の戦いについて。まずはここからです♪

扉絵

今回のこの扉絵。誰もが感じた感覚。面影が!

もったいぶらずに言いましょう。

この人達はエマ達の祖先であり、最初の食用児となった人達で間違いないでしょう。

しかも、エマ達・現代の食用児の面影が、1000年前のこの人達にもあります。

レイの祖先

まず、間違いないところで言うと、この人。この人はレイの祖先でしょう。

レイ以外他に思い当たらないです。

単純に似ているというのもありますが、仕草なんかもレイに似ている感じがします。

レイに似た人は「合理的だが義に欠ける」と言っています。

レイも合理的な性格をしていますが、義理を重んじているあたりが、レイとは少し違うところでしょうか?

でも、エマとレイを想う気持ちや、グレイスフィールド脱出後のレイを見ると、そうも言えません。

エマの祖先

次は、この猿のような人。この人はエマの祖先で間違いないでしょう。

髪の毛の色もそうですが、発言がエマそのものです。

和平を考えているところや、全ての民を守り抜こうという発言。

あえて全人類や全ての民の「全て」という部分に傍点が打たれていることからも、これがエマの「全ての人と鬼を殺したくない」という想いと重なるような気がします。

1000年前も方針を決め皆を引っ張るのは、エマの一族だったのですね。

ドンとギルダの祖先

そして次は、ドンとギルダの祖先です。ドンとギルダの祖先は確実にここにいるような気がします。

というのも、以前にドンとギルダは、七つの壁に向かう前の門に書かれている、読んだことのない文字を読んでいたからです。

あれは、ドンとギルダが初代食用児の末裔だという伏線なのだと思います。

どうして読めていたのかについては、少し不明な部分ではあります。

あれは1000年前に使われていた文字で、記憶の遺伝により読めたのかもしれません。

問題は、ギルダの祖先です…w

ドンはこの黒い人で確定でしょう。しかし、ギルダはこのドワーフみたいな人…?

消去法でいくとそうなるのですよね。

一番手前に女性はいるのですが、この女性はおそらくギルダの祖先ではありません。

立ち位置的にもギルダの祖先が一番前にくるということはないと思いますし、この女性はおそらくあの人の祖先です。

ギルダがもし、このドワーフおじさんが祖先だと知ったら…。

「私だけこんなオジサン!?」とビックリするのではないでしょうかw

ユリウス

そして、問題はここからです。

一人だけ名前が判明しているユリウス・ラートリーと、一番手前の女性についてです。

まずはユリウスからです。

私は、これが引っかけ問題だと考えました。ユリウス=ノーマンだと思わせるための演出なのではないかと。

話している感じや発言からも、ユリウスがラートリーに見えますよね。

でも、よく考えたらユリウスはラートリー家であり、鬼やあのお方と約束を結んだ一族です。

そして、ラートリー家は食用児にはなっていません。

なので、食用児だったノーマンの祖先がラートリー家のユリウスというのは、どうも合点がいかないのです。

ノーマンが肩にフクロウを乗せているシーンがありましたが、それもこのユリウスをノーマンと思わせるための布石だったのではないでしょうか。

あとこれは確定要素とは言えないのですが、目に関しても違いがあります。

ユリウスは三重の円からなる目をしています。

最近のノーマンがそのような目をしていたときは、ざっと見る限りありません。

そして、そのような目をしているのは、コミックス11巻最後のページにいる、ピーターラートリーです。

少し形状は違いますが、ユリウスに近い多重の円からなる目をしています。

とは言え、ここが似るのは同じラートリー家として当たり前の話ではあります。

あと、先程はユリウスの発言がノーマンのようだと言いましたが、このシーンの発言はノーマンらしくない気もします。

これこそピーターラートリーが言いそうなことです。

そして、その後考え直しているのはジェイムズを思わせます。

以上のことから私の予想としては、ユリウスはジェイムズやピーターの祖先であり、ノーマンの祖先ではない。

そして、ユリウスの性格はピーターとジェイムズが合わさったようなものであると考えました。

一番手前の女性

最後はこの女性についてです。この編み込んだ髪型から、一瞬アンナかなとも思わせます。

しかし、アンナはここに立つようなキャラクターではありません。

これはノーマンの祖先だと思います。

女性という点についても、ギルダの祖先がオジサンということから、あまり性別は関係ないと言えます。

このノーマンの祖先と思われる女性は、話し合いではあまり発言していません。

これも、仕組まれた引っかけの一つだと思いました。

ユリウスをノーマンだと思わせ、あえてこの女性は目立たなくさせたということです。

動画の方では、この女性の髪型とノーマンの顔を合成させてみました。よろしければ見てみてください。

レウウィス全盛期

約ネバ祖先当てゲームの次は、レウウィスの登場についてです。

このときのレウウィスは、エマ達が戦ったときとは比べものにならないほど強かったでしょう。

回復スピードも段違いだと思うのですが、まず傷を付けることすら難しそうです。

周りには死体の山。何十人と倒れています。

本来ならレウウィスだけで、人間を全滅させられてしまいそうですよね。

そこでふと思いました。人間が全滅したら鬼はどうするつもりだったの?

取り引き

ユリウスは、レウウィスに対し取り引きを持ちかけました。どうやらユリウスは戦いを終わらせたかったようです。

よくよく見ていくとこの時のラートリー家は、他の者より特に優位に立っていたというわけではなさそうですよね。

エマ達の祖先からユリウスと呼び捨てにされていることからも、ここにいる6人は同等の立場だったと思われます。

ラートリー家が王だというわけではないですし、元を辿ればこの6人に優越はないのです。

つまり、エマ・ノーマン・レイ・ドン・ギルダは、元を辿ればラートリー家と立場は同等です。

そう考えると、今の扱いには怒りを感じますよね。

この先の展開は、おそらくユリウスがエマ達の祖先を売ることで、約束が結ばれるのだと思います。

その取り引きとは、人間の絶滅が関係してくるのではないでしょうか。

人間と鬼は戦い、お互い疲弊しているかに見えた。しかし、レウウィス一人の力によって部隊は全滅。

人間のほうが分が悪いのは明白になった。しかし、人間は戦い続ける。

そうすると、人間が絶滅してしまうかもしれない。そうなれば、鬼が人間を食べれなくなってしまう。

「それを防ぐために、人間を養殖し育てる必要があるのではないか」

これが、ユリウスが持ちかける取り引きなのではないでしょうか。

そして王族が人間を養殖すれば、市井に人肉を供給することで鬼の世界を支配しやすくなる。

そこまでユリウスが持ちかけたのかもしれません。そして、それに王陛下は納得。

約束が結ばれたと。

まとめ的なもの

次号でユリウスは、自分の保身のために仲間を売ることになりそうです。

ラートリー以外の人物はレウウィスに全滅させられていますが、ここにエマ達の祖先の姿は見えません。

なので、エマ達の祖先は別の場所で戦っているのでしょう。

今回の話で、ピーターラートリーやアンドリューが秩序にこだわっていた理由も分かりました。

ラートリー家は知っているのですね。鬼と戦ったら負けると。

人間と鬼の力関係はずっと、圧倒的に鬼が有利だったようです。

しかし、これがノーマン軍に通用するかというと、そうではありません。

昔の人間は、ただの人間だったと思われます。

しかし、今のノーマン軍には、アダムやラムダの実験で強化された人間がいます。

以前とは違います。

昔ユリウスが逃げた鬼との戦い。今度はノーマンが鬼を倒すことになるのか。

それとも、エマの祖先が言った「和平」の道を進むのか。

ギルダの祖先と思われる人物が「徹底抗戦だ」と言っているのは、少し面白かったです。

これは本当にギルダの祖先なのでしょうか…?w

祖先についても全て当たっているとは限りませんし、次号の展開を楽しみに待つとしましょう♪

それではまた♪

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