腹を貫き、頭を吹っ飛ばされ、腕をちぎられ燃やされる。頸に錫杖をぶっ刺され、雷撃で固定!?えぐすぎるぜ!吾峠呼先生!
テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編4話がヤバすぎた。昨日の動画では4話前半の徹底解説をしました。今回は中盤をじっくり解説していきます。
4話はアニメだけのオリジナル色が印象的で、原作のあやふやな部分をスッキリさせてくれており、いくつかの新しい発見がありました。原作との比較や、アニメだからこそ意味がよく分かるシーン。この動画でしか解説していない事もあります。しっかり最後までご覧ください。
とにかく後半の戦いがえぐすぎる。腹を貫かれたと思ったら頭を吹っ飛ばす。腕を引きちぎり燃やしてしまう。頸に錫杖をぶっ刺し雷撃を喰らわせる。なんとも激しい戦い。吾峠呼世晴先生、えぐすぎるよ。もうちょっと優しくしてください。
いや、ここで嘆いているようでは今後の戦いは見ていられない。この先もっともっと激しい戦いが待ち受けています。作者の吾峠先生を甘く見ることなかれ。腕を落とし、足を落とし。。
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アニメ「刀鍛冶の里編」4話前半
玉壺の壺鬼と対峙する無一郎。背中に乗せられた弱点の壺を破壊し、壺鬼を撃破。助けられた小鉄は、無一郎に鉄穴森と鋼鐵塚の救助を懇願。無一郎が頼みを断ろうとした時、頭の中の霞が晴れだす。
過去の記憶。お館様の言葉。重症を負っている無一郎。記憶を少し取り戻し、無一郎の中で何かが変わり始めてゆく。小鉄の要望を受け入れ、鉄穴森と鋼鐵塚の元へ走る。これが正しい判断なのか。里全体を守れるのか。「いや、できる。僕はお館様に認められた鬼殺隊、霞柱・時透無一郎だから」。
続いて炭治郎と空喜のバトル。超音波の攻撃を躱し、空喜に一閃。空喜は分裂こそしたものの、感情が増える様子はありません。炭治郎はこの短い間に、半天狗の分裂体・喜怒哀楽の特性を見抜きました。炭治郎の成長具合がすごい。
とはいえ炭治郎は、空喜一体も倒すことはできません。空喜の爪撃に対し応戦するも、足止めを食らい禰豆子と玄弥に合流できない。早く合流したい。あせる炭治郎。
そして、次は玄弥と哀絶の戦い。そばでは禰豆子と可楽が力比べをしている。玄弥は哀絶の槍で急所を刺され、死んだかと思われていました。しかし玄弥は生きていた。哀絶が槍を抜くと大量出血をしますが、それでもまだ生きている。
むしろスピードが上がっている。哀絶の背後に回る。しかし、冷静な積怒の雷撃で攻撃は中断。再び哀絶の槍で骨が折れる重傷を負う。今度こそ絶命か。これで生きているなら、もはや玄弥は人間じゃない。というところで禰豆子と可楽のバトルへ切り替わり、後半戦へ。
禰豆子 vs 可楽
可楽は戦いを楽しむ戦闘狂。禰豆子とは力比べをして遊んでいました。早々に決着をつけることはなく、いかに楽しんで戦うかに重きを置いている。これは可楽の欠点でもあり、後に大きな反撃を受けてしまうことになる要因。
力では禰豆子に勝る可楽。可楽は哀絶と玄弥の戦いを見て、玄弥の方が楽しそうだと相手を乗り換えようとします。「お前はもういいぞ」と禰豆子の腹を貫通する強力な蹴りを繰り出す。おいおい、禰豆子は仮にもヒロインであるぞ。鬼とはいえ痛みはあります。やめてくれ。。
可楽は怖いことを言い出します。「積怒、この鬼の娘は手足を捥いだ後、お前の錫杖で刺して、雷を落とし続ければ動けまいな」。なんてことを言い出すんだ。手足を捥いで錫杖で刺して雷を落とし続ける。なんという拷問。
「それならいっそ死んだ方が」とも思える内容ですが、禰豆子は鬼なので簡単には死ねません。積怒は「儂は初めからそのつもりじゃ」とここは意見が一致。可楽は実行開始。
とここでワンポイント。可楽は最初に禰豆子の腕の骨を折りました。その後に、原作では腕を皮一枚まで引きちぎっています。しかし、アニメではほとんど引きちぎっていない。あまりにも残酷すぎるが故に、ここは配慮したのでしょう。腹を貫通する蹴りと腕を折るだけでも、かなり衝撃的ではありますが。。
可楽は禰豆子を甘く見すぎていた。禰豆子の強力な蹴りが可楽の頭を吹き飛ばす。可楽も驚くほどの蹴りの威力。堕姫との戦いで、禰豆子の覚醒モードの再生能力は上弦並みと明らかになっています。蹴りの威力に関しても、半天狗の分裂体に引けを取らないはず。
この後、禰豆子は自分から腕を引きちぎり、自身の血を可楽に浴びせます。この血こそが禰豆子の爆血を浴びせる契機。禰豆子の爆血は血を媒体として発動させます。
燃える可楽。これは強力です。禰豆子の爆血は鬼相手には強力な攻撃となり、味方に対しては、鬼の血鬼術の影響を取り除くことができる。とても素晴らしい能力です。
そして次の場面。ここが見もの。禰豆子のデスロール。デスロールとは、ワニが獲物を喰いちぎるために使う必殺技。原作では分かりにくいシーンですが、アニメではしっかりと回転している様子が描かれています。
やられたらやり返す。倍返しだ。禰豆子は半沢直樹ばりの反撃を返しました。そして、禰豆子がデスロールで腕を引きちぎったのにはしっかりワケがありました。可楽の団扇を狙っていたのです。
時透無一郎を吹き飛ばし、自身も飛ばされそうになった可楽の羽団扇。禰豆子は団扇を奪い可楽を吹き飛ばす。これは一種の賭けでもありました。団扇が誰でも使える保証はなかったからです。
団扇の爆風が可楽の血鬼術だった場合、禰豆子では爆風は起こせなかったでしょう。しかし、禰豆子は爆風を起こせた。ということは可楽の団扇は誰でも使える。つまり、可楽の武器は血鬼術の類ではなく、特殊な武器だということ。
遠くへ飛ばされる可楽。自分の武器とはいえ例外はありません。さらに禰豆子は積怒も狙います。しかし、ここは積怒が爆風を起こさせない。
ここもワンポイント。原作をアニメで補完しているシーン。原作では、積怒が禰豆子の腕を払うようなシーンはありません。禰豆子が団扇で爆風を起こす直前の場面から、次の場面では既に禰豆子の頸に錫杖が刺さっています。雷撃も浴びている状態。
これがアニメでは、禰豆子が団扇を振ろうとしたところで積怒が一度錫杖で払う。禰豆子が振り返ったところを頸に錫杖、という流れに補完。
いやしかし、禰豆子の頸の骨が折れる音がえぐすぎる。何度も言うがヒロインだぞ。頸から雷撃を喰らわせ続けるなんて。。これは「えぐい攻撃ランキング」の上位に入るかもしれない。
不死川玄弥 vs 哀絶
炭治郎と空喜の戦いの続き、その後の展開については明日詳しい解説動画を出します。今回は最後に、玄弥の状況について触れておきます。哀絶の槍で骨を折られ、倒れこんでいる玄弥。「いい加減死んだか」と近づく哀絶ですが、玄弥はまだ死んでいなかった。
起き上がる玄弥。念仏を唱えています。困惑する哀絶。明らかに人間なのに、何度攻撃しても死なない。まさに不死川の名前がふさわしい男。「何なんだお前は」と言う哀絶に対し、玄弥が自己紹介。
「俺の名前は不死川玄弥。しっかり覚えろよ!テメェを殺す男の名前だァ!」。不死川という名前の関連性は?どうして死なないの?念仏の意味は?謎だらけの不死川玄弥。刀鍛冶の里編の中でしっかり理由が分かるので、乞うご期待。
まとめ的なもの
えぐい戦いが続く刀鍛冶の里編。玄弥は哀絶に槍で刺されたり、ぶん殴られたり。禰豆子は腹を貫通する蹴りを食らい、逆にデスロールで腕を引きちぎったり。鬼とはいえ痛々しすぎる。禰豆子は女の子だし。。
アニメもいよいよ4話が終わり、次週は約半分に差し掛かる5話です。全10話ぐらいとして、6月の中盤頃には刀鍛冶の里編が終わってしまいます。もう5月です。2023年の正月ってつい最近だったような。
時間が経つのは早いもの。あっという間に2024年です。鬼滅の刃に関しては、2023年が刀鍛冶の里編YEARだとして、2024年にも何かイベントがあるはず。今までの流れから見て、1年に1度は何か大きなイベントが起きてきているからです。
楽しみは終わりません。理想としては、鬼滅の刃のアニメが完結したとしても、その次の展開を用意してくれているということ。長々と焼き増しをしても廃れていってしまうような気もするので、何か新しいものを。
原作の続きを描くには中々に難しい終わり方をしているため、新たな展開があるとしたらどんな展開でしょうか。みなさんの意見をぜひコメント欄で聞かせてください。今回は以上となります。それではまた。