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テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編十一話「何度生まれ変わっても」前編【きめつのやいば 遊郭編】最終話・最終回

2022年2月11日

きめつのやいば 遊郭編

鬼滅の刃 遊郭編 11話 何度生まれ変わっても 前編

テレビアニメ鬼滅の刃・遊郭編11話。またの名を遊郭編最終話。サブタイトルは「何度生まれ変わっても」。ついにやってきてしまいました。いよいよ2月13日で終わりです。終わりとは言っても、まだまだアニメ化は止まらないと思うので、暫しの休息です。

人生のうちのたった11週間でしたが、久しぶりに熱くなることができました。そして、いつもコメントをしてくれる人達のおかげで、感動を分かち合えている感覚を楽しむこともできました。

毎週日曜日は興奮して寝れず、月曜日に訪れる睡魔と倦怠感。このつらさがいい思い出になります。今この時代に生まれ、アニメ鬼滅の刃をリアルタイムで楽しめている。本当にいい時代です。

ということで、アニメ10話で壮絶なバトルが終わり、いよいよ感動の11話へと進んでいきます。最終話は、放送枠を拡大した45分の放送。感動の回想で号泣すること間違いなし。

今回は解説が長くなりますので、動画を二つに分けてみました。まずは10話の振り返りと11話前半を、しっかりと解説していきます。

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鬼滅の刃 遊郭編 10話 振り返り

前回の振り返りです。原作92話、禰豆子の回想から本編は始まりました。そして目覚める炭治郎。燃える遊郭。そこに妓夫太郎が現れます。ここからしばらくは、妓夫太郎の趣味の時間。

炭治郎の指を折り、罵声を浴びせ、人間が絶望する時間を楽しみます。今までも妓夫太郎はこうやって、人間の心が折れる様子を楽しんできたのでしょう。絶望する瞬間を楽しみながら、最後は残酷なやり方で…。

しかし炭治郎の心は折れません。禰豆子の木箱を持って走り、毒のクナイを拾いに行きます。クナイの毒の匂いを遊女の香り袋でごまかしながら、炭治郎はタイミングを見計らいます。クナイを妓夫太郎に投げるタイミングを。

そして渾身の頭突き。とともにクナイを妓夫太郎の足に目掛けて投げます。クナイは見事に妓夫太郎の足に刺さり、妓夫太郎は少しの間動けなくなります。そこに炭治郎のヒノカミ神楽。指を折られ、肩の傷の影響もあり握力が足りない。

なかなか斬れない頸。堕姫が邪魔に入ります。そこに復活の善逸。善逸は神速を使い瓦礫から抜け出し、もう一発の神速で、堕姫と遊郭一周旅行に出かけます。善逸が遊郭旅行を楽しんでいる中、炭治郎は頸を斬ることができず、妓夫太郎は復活。

やられかける炭治郎。ここで宇髄天元が復活。そして圧巻の譜面演出からの、妓夫太郎との壮絶なバトル。これは鬼滅の刃なのか?そう錯覚してしまうほどのクオリティ。

善逸と堕姫が遊郭を飛び回り、それに合わせるように天元・妓夫太郎も、遊郭全体を使って壮大なバトルを繰り広げます。宇髄天元はやはり強い。そう確信させてくれるこの戦い。

ですが天元は、毒の影響もあり限界が近づきつつあります。妓夫太郎の攻撃を腹に受け、左目も負傷。しかし天元も負けてはいません。やられると同時に妓夫太郎の左腕を切断。そしてタックルによって動きを封じます。

そこに炭治郎です。天元の飛べ!という掛け声とともに、妓夫太郎目掛けて大きくジャンプする炭治郎。妓夫太郎は炭治郎の顎を鎌で攻撃。しかし炭治郎は止まりません。そのまま刀を振り抜きます。

限界を超えた炭治郎は、ついに痣を発現。心拍数200以上、体温39度以上の状態。万力の握力により、刀の温度も急上昇。斬れていく妓夫太郎の頸。一方善逸と堕姫は、神速による遊郭一周を終えていた頃でした。

神速で堕姫を引きずり回すも、未だ斬れない頸。そこに伊之助の登場です。善逸が飛んでくる場所を見極め、そこに飛び出す伊之助。善逸の刀とは逆方向から刀を入れ、神速の勢いで堕姫の頸を斬る。

炭治郎・善逸・伊之助。かまぼこ隊の三人は雄叫びを上げ、炭治郎は妓夫太郎の頸を、善逸と伊之助は堕姫の頸を、それぞれ斬ることに成功します。同じタイミングで斬られた頸。頭は転がり向かい合わせで停止。

ようやく終わった。誰が欠けても勝てなかった血戦。しかし絶望は続く。炭治郎・伊之助・天元は、毒により間もなく命が尽きる。さらに妓夫太郎の体からは、最後の取り立てによる血鬼術の発動。

鬼にも体力というものがあり、血鬼術を出せる限度はあります。その限界一杯まで放出したであろう、妓夫太郎の血鬼術。辺り一帯を破壊します。

住民はまきをと須磨が逃がしていたため、民間人の被害は無いでしょう。ただ、近くにいた天元と炭治郎は…。禰豆子は…。どうなる11話…。

鬼滅の刃 遊郭編 11話 危機回避

さぁいよいよアニメ11話です。11話は原作95話から始まります。冒頭はやはり前回の戦いの振り返りからの、妓夫太郎の最後の血鬼術発動からのオープニング。そういった流れになりそうです。

オープニング明けはどうなるのか。ここはアニメならではの演出に期待。漫画では妓夫太郎の飛び血鎌を、どうやって凌いだのかは描かれていません。ここは予想ポイント。みなさんも考えてコメントしてみてください。

みんなどうやってあの状態から生き残ったのか。まずは状況整理から。善逸と伊之助は屋根の上にいました。遊郭一周とネタにしましたが、実はそんなに移動はしていません。アニメでは長い時間に感じましたが、実は全て一瞬の出来事だったのです。

善逸と伊之助は、すぐ近くの家の屋根の上にいる状態です。そして同じく家の屋根の上にいるのが、天元の嫁三人です。嫁たちは、距離的には善逸と伊之助よりも妓夫太郎からは離れている様子。

そして地上には、天元・炭治郎・禰豆子がいます。一番危ないのは天元と炭治郎。この距離で飛び血鎌をまともに喰らえば、最悪即死もあり得るといった状況。

しかし一旦はご安心ください。漫画の最後のコマでは、天元と炭治郎への飛び血鎌の軌道はありません。どちらかと言うと斜め上方向への軌道が多めです。

ただ、このコマでの飛び血鎌が全てとも言い切れません。ここからまだ追加で発動をしていたら、やはり天元と炭治郎は危ない。

そして、斜めに飛んでいる飛び血鎌は屋根の上に向かっているため、このコマを見る限りは善逸と伊之助も十分危ない。さて、みんなはどうやってこの危機を回避したのか。

嫁三人はどうでしょうか。嫁たちは元忍なので、雛鶴を抱えて後ろに下がれば何とかなりそうです。

善逸に関しては足がダメになっているので、動くことが出来ない状態。ここは伊之助が善逸を助ける展開になるか、もしくは運で助かるか。伊之助が親分肌を見せてくれたら嬉しい。

血鬼術が収まった後、善逸は地上に、伊之助は倒壊した屋根の上で倒れていました。状態としては伊之助の方が危ない状況。やはり「伊之助が善逸をかばった」という展開に期待。

善逸は毒を喰らっていないので、そこも考えて伊之助が体を張ったと。親分として子分を生かすために。善逸は頸を斬った瞬間はまだ寝ていたので、伊之助に助けられていたとしても覚えてはいないでしょう。なので善逸はそのような発言はしていないと。

そして天元と炭治郎について。ここは禰豆子が助けた可能性が高い。炭治郎が目覚めると、傍には禰豆子がいました。炭治郎は「禰豆子が助けてくれたのか」と言っています。禰豆子は笑顔を見せていますので、おそらくこれは事実でしょう。

ということは、ここがアニメで描かれる可能性はある。禰豆子が箱から飛び出し、炭治郎を助ける瞬間。小さいままで助けるのか、それとも大人バージョンになって助けるのか。要注目です。

問題は、天元はどうしたのかという点。禰豆子が天元と炭治郎を同時に助けたのか。天元を蹴り飛ばし、炭治郎を体を張って助けたというのなら、その可能性もあります。ここも要注目です。

鬼滅の刃 遊郭編 11話 解毒

妓夫太郎の最後の血鬼術により、遊郭は崩壊。炭治郎が目覚めると、困った顔の禰豆子がいました。このシーンは、アニメ10話の妓夫太郎のシーンと似ています。絶望と安心の対比構図です。

炭治郎は驚きます。毒を喰らったはずなのにまだ自分が生きていることに。そこに炭治郎と叫ぶ善逸の声。疲労で動けない炭治郎を禰豆子が背負い、善逸のもとへ向かいます。

善逸は起きていました。寝ている間に神速を二度使い、いつの間にか折れている両足。善逸は毒を喰らっていないので、重症ですが命の心配はありません。それよりも伊之助の命が危ない。

毒をまともに喰らい、胸の傷から出血多量の状態。炭治郎が声を掛けに行きますが、まったく反応がありません。毒を何とかしないとマズイ。陽の光はどうか。まだまだ夜は明けない。しのぶさんを呼ぶ?それでは遅すぎる。

このままでは伊之助が死んでしまう。そんな時でした。禰豆子が伊之助に手を差し伸べます。爆血での解毒。禰豆子は、炭治郎を助けるためにこの技を覚えました。そして伊之助も解毒。伊之助は「腹減った!」と息を吹き返します。

ここで炭治郎は「自分も禰豆子に解毒されたんだ」という事に気付きます。そして、最初に毒を喰らった天元。この人が一番危ない。よくここまで持ちこたえた。天元は最期に、嫁三人に遺言を伝えようとします。しかし須磨が泣き叫んでおり、伝えることができません。

とうとう舌も回らなくなってきた天元。何も言い残せずに死んでいく絶望。そこで禰豆子の登場です。ここで禰豆子が「ヨッ」って言っているのが可愛い。そして爆血での解毒。

一見すると、燃やしているような禰豆子の爆血。嫁三人は天元を火葬されたと驚きます。須磨は「お尻を叩きます!」と言いながら禰豆子に詰め寄ります。しかし、天元がそれを制止。天元は言いました。

「毒が消えた」

状況の分かっていない天元。炭治郎が分からないなりにも説明します。禰豆子の血鬼術が毒を燃やして飛ばした。それ以外の説明の方法がない状況。伊之助・天元の様子からもこれが大正解。ただし傷は治りません。

天元も炭治郎も毒は治りましたが「動くと死んでしまうほどの重症」というのには変わりがありません。しかし炭治郎は動きます。堕姫と妓夫太郎の生死を確認しなければ、本当の終わりとは言えないからです。

再び禰豆子が炭治郎を背負い、堕姫と妓夫太郎の頸がある場所へ向かいます。その道中で鬼の血だまりを発見。これはおそらく、妓夫太郎が最後に血鬼術を放った場所でしょう。

炭治郎は採血の短刀で、上弦の陸の血を入手。すぐさま茶々丸が現れます。茶々丸に短刀を渡した後、炭治郎はいよいよ頸を見つけます。そこでは言い争う兄妹の姿がありました。

鬼滅の刃 遊郭編 11話 兄妹

言い争う堕姫と妓夫太郎。なんで助けてくれなかった。なんでトドメを刺さなかった。上弦なら下っ端くらい一人で倒せ。それぞれの主張を言い合う中、とうとう堕姫が言ってはいけない事を言ってしまいます。

「アンタみたいに醜い奴が、アタシの兄妹なわけないわ!」

「アンタなんかとは、きっと血も繋がってないわよ!」

「だって全然似てないもの!」

これはどうでしょうか。堕姫の言うように、確かに堕姫と妓夫太郎は似ていません。二人は血が繋がっていない?いや、血が繋がっているからこその二人の血鬼術です。

赤の他人なら同じ体で共存したり、目を移動させたり出来るわけがありません。二人はまだ鬼ですので、言ってはいけない事を口にしてしまう。妓夫太郎もそうです。

「出来損ないはお前だろうが」

「弱くて何の取り柄も無い」

「お前さえいなけりゃ俺の人生はもっと違ってた」

それを聞いて涙を流し始める堕姫。妓夫太郎も堕姫も長い間鬼をやってきたことで、我慢というものを知りません。すぐに感情的になり、抑えが効かない。言われたら言い返すが当たり前。

妓夫太郎が本心で、こんな事を思っているはずがありません。しかし妓夫太郎は、さらに最悪の言葉を口にしようとしてしまいます。

「お前なんか生まれてこなけりゃ…」

そう言いかけた妓夫太郎のもとへ、駆け寄るのは炭治郎。それ以上は言わせまいと、妓夫太郎の口の前に手を添えます。

「嘘だよ」

「本当はそんなこと思ってないよ。全部嘘だよ」

「仲良くしよう。この世でたった二人の兄妹なんだから」

「君たちのしたことは誰も許してくれない」

「殺してきたたくさんの人に恨まれ、憎まれて罵倒される」

「味方してくれる人なんていない」

「だからせめて二人だけは、お互いを罵り合ったら駄目だ」

涙腺崩壊。同じ妹を持つからこそ、二人の気持ちが分かる炭治郎。戦うことで見えた、二人の絆。鬼として人を殺してきたことは否定するけれど、兄妹の絆は否定できない。これは炭治郎にとっては切ない。これこそ日本一慈しい鬼退治。

そして消滅していく堕姫と妓夫太郎。妓夫太郎は最後に、堕姫の人間時代の名前である梅の名前を叫びました。

まとめ的なもの

ということで、アニメ11話の前半解説は終了となります。前半で注目しておきたいのは、最初の飛び血鎌を回避するシーンと、禰豆子の「ヨッ」のシーン。兄妹の争いとそれを見た炭治郎の想いです。

ここでまず泣いてしまうでしょう。そしていよいよここから、堕姫と妓夫太郎の過去・地獄への道へと進んでいきます。おそらくずっと泣きっぱなしになります。1リットルは涙が出るでしょう。

11話の後半解説は明日出します。寝ずに動画を作ります。残された時間は少ない…。

ということで、今回の記事は以上となります。何でもいいのでコメントを置いていってください。なかなか返信はできませんが、全部読んでいます。いつもありがとうございます。それではまた♪

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