テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編9話はどうなるのか。今回はそこに触れていきたいと思います。これは難題です。時透無一郎と玉壺の戦いが一気に決着するのか。それとも途中で炭治郎達の戦いへ切り替わるのか。
今の私の感覚では「途中で炭治郎達の戦いへ移る」という方が優勢。これが考察をまとめていく中でどう変わるのか。
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アニメ8話
アニメ8話は完全に時透無一郎の回でした。水獄鉢から脱したものの、毒の痺れでまともに体を動かすことができない。迫る玉壺の鬼。もうダメかと諦めかけたところで、無一郎の記憶が覚醒していく。
同じ日に亡くなってしまった両親。鬼に襲われ、兄と記憶も失くしてしまった。11歳で一人になった無一郎。そこから死に物狂いで鍛錬を重ね、柱にまで上り詰めた。兄を殺された鬼への怒りだけを原動力に。
記憶を取り戻した無一郎は、痣を発現。鉄穴森から新しい刀を受け取り、最強の状態へと昇華する。毒の影響も、痣の発現により無効化されている。ここから玉壺との熾烈な戦いが始まる。ここでアニメ8話は終了。さて、ここからどうなっていくのか。
時透無一郎 vs 玉壺
ここからの時透無一郎と玉壺の戦いは、物凄い勢いで決着する。原作にして2話と少し。原作120話・121話・122話の冒頭部分までという流れになる。
原作120話は、無一郎と玉壺の悪口合戦から始まる。無一郎と有一郎の口調が織り交ざった悪口と、どこか的外れな玉壺の悪口の応酬。壺を侮辱されたことで、とうとう玉壺がブチギレる。作品を侮辱されることによる、玉壺の怒りの沸点は非常に低い。
ブチギレ玉壺は血鬼術・一万滑空粘魚を発動。対して無一郎は霞の呼吸・月の霞消により魚を全て斬り落とす。魚の経費毒も霞散の飛沫により弾き飛ばし、玉壺の頸元を狙う。玉壺は脱皮をしてそれを回避。そして、無一郎で見せるのが三人目という真の姿に変化。
奇妙な姿から気持ち悪い姿へ変化した。しかし強さだけは本物。神の手。拳で触れたもの全てを魚に変化させる技。魚になれば何もできない。玉壺のコレクションにされてしまう。まさに一撃必殺。
さらに、玉壺はスピードも速い。柔らかくも強靭なバネと、鱗の波打ちにより縦横無尽に飛び回る。その鱗は金剛石よりも硬い。壺による血鬼術で中距離をカバーし、近距離は神の手という一撃必殺がある。玉壺は相当に強い鬼です。
しかし、無一郎は当たらなければどんな攻撃も意味がないと言う。確かにその通り。無一郎は不敵な笑みを浮かべ、相当に自信がある様子。ここから原作121話へと突入していきます。
原作121話を端的に説明すると、霞の呼吸・朧の回。玉壺は血鬼術・陣殺魚鱗で攻撃を仕掛けますが、無一郎の朧発動で手も足も出ない状態になる。姿を見せる時は亀のように遅く、姿を消す際は一瞬の間に。玉壺は煙に巻かれているような錯覚を覚える。
そして、一瞬の隙をついて無一郎が玉壺の頸を斬る。これが14歳の本気。始まりの呼吸の剣士の末裔の本気。玉壺が頸を斬られたことで、原作121話は終了。玉壺が何もできないままに倒される回でした。
そして原作122話の冒頭、毒で倒れる無一郎の前に、父や母・兄の姿の幻が現れる。無一郎は涙を流し、刀鍛冶の里編における時透無一郎の戦いは終了する。
そしてここから、炭治郎達の戦いへと移っていく。時透無一郎の戦いが終了すると、残す戦いは炭治郎達と半天狗との戦いのみ。ここから一気にクライマックスまで駆け抜ける。さて、9話以降はどうなるのか。
アニメ9話の流れ①
9話のタイトルは「霞柱・時透無一郎」。このタイトルにより、冒頭は無一郎と玉壺の戦いが継続することが ほぼ確定。問題はどこまで進むのかという点。一気に決着まで進むのか、それとも半分に割り、炭治郎達の戦いと切り替わりながら進むのか。
無一郎と玉壺の戦いは、原作120話と121話。これを半分に割り、途中で炭治郎達の戦いに切り替わる。まずはこのパターンから考えてみましょう。120話は、玉壺が真の姿をお披露目したところで終わります。ここで炭治郎達の戦いへ切り替わるとします。
憎珀天の石竜子に苦戦する炭治郎達。石竜子は喜怒哀楽の能力の強化版を使います。炭治郎は鼓膜が破れ、足の骨も折られてしまう。回復の呼吸を使う暇もない。玄弥と禰豆子は石竜子に捕まり、ついに炭治郎も捕まってしまう。絶体絶命。
ここで甘露寺蜜璃が登場します。「頼れる柱の登場」といったシーンですが、憎珀天に「黙れあばずれ」と言われてしまい、どうもコミカルになってしまう蜜璃。
蜜璃が柱と気づいた憎珀天は、攻撃のギアを上げ共鳴雷殺を繰り出す。対して蜜璃は恋の呼吸・恋猫しぐれで応戦。憎珀天の攻撃を斬ってのけた。
バシバシ石竜子を斬っていく蜜璃。柱の強さを見せつける。さらにギアを上げた憎珀天は、血鬼術・無間業樹を繰り出し、蜜璃を本気で仕留めにかかる。
これも全て躱す蜜璃。一気に詰め寄り、憎珀天の頸に刀を巻き付け斬ろうとする。しかし、憎珀天は本体ではない。判断を誤った蜜璃。憎珀天は至近距離の狂圧鳴波を放つ。まともに攻撃を喰らってしまった蜜璃。
驚く憎珀天。普通なら肉の形を保てない程の超音波攻撃。蜜璃は特異体質により耐え抜いた。ここから憎珀天がトドメを刺そうとするところで、蜜璃の走馬灯・回想が流れていく。
一旦ここでまとめます。アニメ9話の冒頭は、無一郎と玉壺の戦い前半戦、原作120話。これで原作1話分。そして場面は炭治郎達の戦いに移り、蜜璃の回想手前までで、原作1話と少しのボリューム。これで原作2話分と少しということになります。
アニメ9話は、これがちょうどいいのではないでしょうか。ここで中途半端に蜜璃の回想に突入するよりも、蜜璃の回想はアニメ1話を使いじっくりやる。私はこう考えました。
このパターンでいくと、アニメ10話で蜜璃の回想があり、痣を発現。玄弥の鬼喰いも明らかになっていく。そしてコミックス14巻の終わりまで進み、最後に時透無一郎と玉壺のバトルへ切り替わる。
アニメ11話では、時透無一郎が玉壺を倒し、炭治郎達のバトルも佳境へ突入。もしもアニメ11話が 最終回で1時間スペシャルなら、玉壺と半天狗が1話で倒されることもあり得るかも。
その場合、合計で原作4話分と少し。ない話ではない。ただし、これは刀鍛冶の里編が原作127話までという仮定のもとに成り立つ話。もしも原作129話、柱稽古編の触りまで行くなら、少しボリュームが大きすぎる。そうなるとアニメ13話説も浮上する。
まだまだ読めない刀鍛冶の里編の展開。情報によると、番組表から最終回は11話、1時間スペシャルもあり得るとのこと。
アニメ9話の流れ②
もう一つのパターンは、原作通り進行していくパターン。時透無一郎と玉壺の戦いが決着し、最後に炭治郎達の戦いに切り替わってアニメ9話は終わり。そこから一気にクライマックスへ。
原作120話・121話で無一郎と玉壺の戦いが終わり、122話からは炭治郎達の戦いへ。127話の決着まで一気に進む。122話から127話までは原作6話分。アニメ10話で2話分消化、アニメ11話が1時間スペシャルで4話分消化。これならしっくりくる。やはりアニメ11話が最終回説は濃厚か。ここは次の動画で考えてみます。
まとめ的なもの
次週のアニメ9話で、今後の流れが確定します。無一郎と玉壺の戦いが決着すれば、あとは原作通りの進行。半分に割れれば、その先はまた予測が難しい。
私としては、早く無一郎の朧が見たい。しかしながら、アニメ11話の最終回で、一気に上弦二体を撃破というのも面白いと感じる。
あと、ここまで考えてみて少し思った。もしも無一郎の戦いを半分に分けた場合、無一郎が泡を吹いて倒れてから、炭治郎に刀を投げて渡すまでのスパンが短いような気がする。やはり来週で一気に決着かもしれない。
遊郭編とは違い、戦いが入り混じることで予測が難しい。だがそれがいい。分かり切った未来よりも面白い。
無一郎と玉壺の戦いでは、霞の呼吸と血鬼術の応酬が見もの。刀鍛冶の里編の中で、一番作画に期待できる場面と言えるかもしれない。もちろん憎珀天の壮大な血鬼術や、蜜璃の恋の呼吸にも注目です。
まだまだ楽しみが尽きない刀鍛冶の里編。何とかアニメ13話までと思いましたが、11話で終了ならもうすぐ。悲しいけれど仕方がない。次の柱稽古編までまた鬼滅ロス。そろそろそんな声も聞こえてくる。
みなさんは、アニメ9話をどのように予想していますか?また、アニメは何話まで続くと思いますか?柱稽古編はいつなのか、無限城決戦編への期待など、コメント欄に残していってください。今回の記事は以上です。いいねとチャンネル登録・共有ボタンもプッシュ。それではまた。