扉絵
今回は扉絵にも注目。
246話の扉絵には、新宿決戦の最終メンバーが描かれている。総勢10名。
- 虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)新宿・対 宿儺
- 日車寛見(ひぐるま ひろみ)新宿・対 宿儺
- 日下部篤也(くさかべ あつや)新宿・対 宿儺
- 脹相(ちょうそう)新宿・対 宿儺
- 猪野琢真(いの たくま)新宿・対 宿儺
- 秤金次(はかり きんじ)新宿・対 裏梅
- 禪院真希(ぜんいん まき)新宿?岩手?
- 冥冥(めいめい)新宿郊外・岩手かも?
- 憂憂(ういうい)新宿郊外・岩手かも?
- 乙骨憂太(おっこつ ゆうた)岩手・対 羂索
このうち、246話時点で宿儺と対峙しているのは虎杖・日車・日下部・脹相・猪野の5人。秤は裏梅とタイマン中。
真希はまだ現れていない。呪力ゼロを活かして奇襲をかけるリーサルウェポン。宿儺側か裏梅側か、もしくは岩手か。
乙骨は岩手にいる。憂憂の術式が空間転移なら、憂憂は乙骨を迎えに行っている可能性も。冥冥も同伴しているなら、乙骨・冥冥・憂憂が岩手にいる可能性もある。
この扉絵に高羽史彦がいないことから、高羽はすでに死んでいる可能性が大。
戦闘経験の浅さ
クッ!俺の戦闘経験の浅さがここで出た!
出典:芥見下々/集英社『呪術廻戦』246話 日車寛見のセリフ
日車は術師として覚醒してから、まだ二か月弱。そのため、まだ術式の全てを把握しているわけではない。おそらく呪具持ちとの戦いは初だったため、今回のパターンを想定できていなかった。
しかし、宿儺の神武解(かむとけ)を没収できたのは大きい。神武解は、鹿紫雲以外にはとても強力な呪具。振りかざすだけで、一瞬にして対象に雷(イカヅチ)を落とす。雷は回避が難しいため、神武解の有無で大きく戦況が変わる。
簡易領域
おそらくこれが最終決戦ということで、呪術のすべてが詰め込まれた戦いが展開されていく。
今回、日下部は宿儺の術式を薄める目的で、簡易領域を使用した。簡易領域内に日車も巻き込むことで、二人は一命を取り留めた。
世界を断つ斬撃
日下部の分析
全ての斬撃があの「世界を断つ斬撃」ではない。普通に考えれば、術式対象を拡張するため、何かしらの縛りやタメがいる。
出典:芥見下々/集英社『呪術廻戦』246話 日下部篤也のセリフ
宿儺の斬撃
宿儺の2種類の斬撃についておさらい。
即死案件
宿儺の斬撃で即死する技は以下の二つ。
近距離、遠距離ともに即死技を持つ宿儺。強すぎる。
何かしらの縛りやタメ
世界を断つ斬撃には、何かしらの縛りやタメがいる模様。呪術廻戦でこういった予想が立つときは、その通りなことが多い。なので、おそらく日下部の予想通りで間違いない。宿儺は今発動できない状態とみていい。
炎の術式
気持ち悪ぃのは、渋谷での「炎」を使わないこと。
出典:芥見下々/集英社『呪術廻戦』246話 日下部篤也のセリフ
「■、開(フーガ)」と唱えることで、発動可能な炎の術式。領域展開の直後に使用していたことから、宿儺の生得術式ではないことが判明。開(フーガ)は英語版の呪術廻戦で「OPEN」と訳されていることから、『黒い箱を開けて術式を取り出す』イメージではないかと推察。
炎の術式は、漏瑚(じょうご)や魔虚羅(まこら)を一発で祓った術式。まともに食らえば、高専術師では生き残ることはまず不可能。日下部は、「今は使えない」と結論付けているが、果たして。
まとめ
日下部の分析により、宿儺の斬撃について情報の整理ができた。
斬撃を連打すれば、すぐに決着がつきそうなものだが?
宿儺はゼロ距離(手で触れた状態)で解や捌を発動すれば、簡単に相手を卸すことができる。246話では、脹相に貫手を食らわせたり、日車を掴んで放り投げたり、いくらでもゼロ距離の斬撃を放つタイミングはあった。
それをしないのは、宿儺が遊んでいるから?
ただ純粋に、宿儺は戦いを楽しんでいるだけ?次回も246話の考察をしていく!