いよいよやってきました。テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編3話。2話が思いのほか進んだということで、今回より本当にヤバい展開が始まりそうです。
アニメ2話は、原作漫画102話~104話までの3話分進みました。次のキリがいいところまで進むとなると、時透無一郎が小鉄を庇う場面でしょうか。原作漫画105話~107話の終わりまでということです。ちょうどここで無一郎の場面から炭治郎達の場面に切り替わるので、キリがいいと言えます。
ということでまずは、2話のあらすじを振り返った後、3話についてじっくり先読みしていきましょう。いいねとチャンネル登録を必ずお願いします。しないとあなたは損をします。そして共有ボタンも必ず押してください。押さないと幽霊が出ます。では参ろう。
アニメ2話 振り返り
アニメ1話は、竈門炭治郎が霞柱・時透無一郎を発見するところで終わりました。そして2話に突入。2話では、刀匠見習いの小鉄と無一郎が、何かを言い争う場面から始まります。
縁壱零式の鍵を巡って、言い争いを続ける二人。無一郎が小鉄に手をあげたところで炭治郎が乱入。無一郎は炭治郎も殴り倒した後、縁壱零式の鍵を奪い訓練を開始します。
無一郎の訓練はすぐに終了します。腕を破壊され、動けなくなった縁壱零式。無一郎は、縁壱零式の腕にあった刀を持って去っていきました。
小鉄は、壊れてしまった縁壱零式を前に呆然とします。もう直せる人がいないからです。炭治郎は諦めずに、小鉄と縁壱零式の動作確認を試みます。そうすると、縁壱零式は奇跡的に復活。ここから炭治郎と縁壱零式の、地獄の特訓が始まります。
地獄の特訓というのは、ただ縁壱零式が強力というだけではありません。小鉄のスパルタがヤバいのです。7日間、飯も水もほとんど飲めない状態で、縁壱零式という強力な相手にとんでもない運動量をこなす。これが炭治郎の地獄の特訓。
炭治郎は三途の川を渡りかけました。そしてそこで、隙の糸の上位スキルを習得します。その名も「動作予知能力」。この能力により、柱に劣らぬ反射能力を手に入れた炭治郎。ついに縁壱零式を打破します。
砕いた縁壱零式の頸から出てきたのは、およそ300年以上前の物と思われる刀。驚く二人。これこそアニメ3話のタイトル「なんか出た」。
アニメ3話 なんか出た
アニメ3話のタイトルは「なんか出た」。原作漫画105話の最初から始まります。縁壱零式の内部から出てきた刀に、驚きと興奮を隠せない炭治郎と小鉄。ここでの二人の動きに注目。組体操のサボテンが見られます。
二人は鞘に収まる刀を抜きます。抜いてみると、刀はボロボロに錆びていました。300年も誰も手入れをしていなかったのですから当然です。期待感が高すぎたこともあり、泣きじゃくる炭治郎。
そこにムキムキの刀匠・鋼鐵塚が現れます。炭治郎の担当の刀匠です。山籠もりで修行をしていたという鋼鐵塚。これだけの肉体なら鬼殺隊士としても活躍できそうです。
鋼鐵塚は、ずっと二人のやり取りを覗き見していました。二人というよりは、ずっと炭治郎のことが気になって気になってしょうがなかったのでしょう。そして「話は聞かせてもらった」と言い刀を無理やり持って行こうとします。
渡さない炭治郎。鋼鐵塚は「俺に任せろ」とだけ言い、それ以外のことは何も説明しようとしません。そして、炭治郎よりもあるパワーにより、力づくで刀を奪ってしまいます。そこに現れたのが別の刀匠・鉄穴森です。鉄穴森は無一郎の新しい刀匠です。
鋼鐵塚の脇をくすぐり、動きを止めてしまった鉄穴森。鋼鐵塚がぐったりとしている間に、冷静に状況を説明していきます。少しすると鋼鐵塚が復活。鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術で、見事に磨き上げてみせると宣言。そうして300年以上の戦国の世の刀は、鋼鐵塚に預けられることとなりました。
鉄穴森いわく、鋼鐵塚が修行していたのは炭治郎のためだといいます。炭治郎を死なせないための強力な刀を作るための修行。鋼鐵塚はこの性格ゆえ、剣士に嫌われることが多く、担当を外されることが多いそうです。毎度頼んでくれる炭治郎が、可愛くてしょうがなかったのでしょう。
また、この刀は300年以上も前の刀。小鉄いわく戦国時代の鉄は質が良いとのことで、この先の刀の行方に期待が懸かります。
敵襲
場面は変わり、炭治郎が誰かに事の説明をしている様子。刀の研磨には三日かかる。研ぎ方は死人が出るようなもの。覗きに来るなと言われている。炭治郎は淡々と説明を続けます。
相手は不死川玄弥でした。嫌われているにも関わらず、馴れ馴れしくしゃべりかけてくる炭治郎に対し、玄弥はご立腹。玄弥は、最終選別で炭治郎に腕を折られました。その恨みもまだ残っているのです。
玄弥は出て行けと炭治郎を突っぱねます。ここで炭治郎がある異変を感じ取ります。玄弥の歯が治っている。温泉で炭治郎は、玄弥の歯の落とし物を拾っていました。その歯を炭治郎はまだ保存しています。
気のせいだとはぐらかす玄弥。このあたりの秘密は後々明らかになります。みなさんもうご存じかと思いますが。
そして追い出される炭治郎。場面は変わり、刀匠が温泉から帰る道中のシーンへ。道の真ん中に不自然に置かれている壺。刀匠はそっと壺に手をかけます。
その時でした。刀匠はギュルギュルと音を立て、壺の中に飲み込まれていってしまいました。バキバキと聞こえる骨の折れる音。もはや生きてはいないでしょう。そして、壺がゴトゴト少し揺れた後、刀匠は吐き出されました。もはや人の形をしていません。
壺の中から現れたのは上弦の伍・玉壺です。上弦集結で初登場した玉壺です。玉壺は刀鍛冶の肉は不味いと言いました。そして刀鍛冶の里を潰すとも言います。
そしてここには半天狗の姿もあります。玉壺のおかげで里は見つかった。けれども早く皆殺しにしなければ、あの人はお怒りだ。ガタガタ怯えながら、怖いことを言い出す半天狗。
そんなことは露知らず、すやすや眠る炭治郎と禰豆子。ここで原作漫画105話までが終了。物語は急展開を迎えていきます。
半天狗
原作漫画106話に突入。寝ている炭治郎を起こすのは無一郎。刀匠・鉄穴森を探しています。無一郎の新しい担当の刀鍛冶です。探しているなら一緒に探すと言う炭治郎。
ここの会話の流れで、無一郎にある異変が。「なぜそんなに人に構うのか」という無一郎の疑問に対しての、炭治郎の返答に何かを感じたようです。今何て言ったのかと、いつもにはない表情で炭治郎に尋ねる無一郎。答えようとした炭治郎でしたが、ここで禰豆子が頭突き。話は途切れます。
ここで、人の気配を感じる炭治郎と無一郎。あくまで人の気配として感じています。ぬらりと入ってきたのは半天狗です。上弦集結で初登場した上弦の肆・半天狗。
とんでもない気配の消し方。柱の無一郎も人と勘違いをし、鼻の利く炭治郎も匂いで察知できなかった。完全に気配をとぼけているのです。これは半天狗の強力な能力のひとつ。忍である宇髄天元の能力に近い。気配をとぼけて忍び寄り暗殺、なんてことも出来るでしょう。
目視で初めて鬼と悟った炭治郎と無一郎。さらには上弦とまで見抜きました。無一郎は、即座に霞の呼吸・肆ノ型・移流斬りを発動。これは初動として早く斬りかかりたい時に使う技です。
半天狗はこれを回避。無一郎は上弦として半天狗を認知していますから、手を抜いているということはありません。無一郎の本気の攻撃を半天狗は躱したのです。ただ、顔には傷を負いました。
そこに炭治郎が追撃を加えます。ヒノカミ神楽・陽華突。初めて見せる技です。上空に突き上げるように繰り出される技。こちらもスピード重視でしょう。しかし、これも躱す半天狗。
半天狗はよけるばかりで攻撃をしてきません。そこに禰豆子得意のサッカーボールキック。禰豆子は鬼の覚醒状態に入っています。炭治郎はその姿になるなと禰豆子に忠告。遊郭編での暴走があるからです。
そして無一郎が、半天狗の頸をバッサリ。炭治郎は頸を斬っても死なない鬼、上弦の陸と対峙したことがあります。油断はできないことを知っていました。半天狗はまた違う性質ですが、頸を斬られても死にません。
斬られた頭には胴体が生え、胴体からは頭が生え、計二体の状態になりました。無一郎は即座に斬りかかりますが、団扇のようなもので吹き飛ばされてしまいます。その威力は凄まじいもの。時透無一郎は建物を貫通し、遠くへ行ってしまいます。
残されたのは炭治郎と禰豆子。相手は上弦二体の状態。これはかなりマズイ状況です。上弦は一体で柱三人分。どう見ても分が悪い。
二体の半天狗は、互いを積怒・可楽と呼びます。積怒は怒りの表情、可楽は楽しい表情を浮かべる鬼。それぞれの発言もそれにちなんだものです。
そして繰り出される、積怒の錫杖による雷撃。炭治郎と禰豆子は動けなくなってしまいます。炭治郎は失いかける意識の中で、屋根にいる人影を見ます。不死川玄弥です。銃を構える玄弥。ここでコミックス12巻・原作漫画106話が終了です。
喜怒哀楽
二体の半天狗の頸を、銃で狙い撃ちする玄弥。半天狗の頸が吹き飛びます。炭治郎は玄弥の武器から、日輪刀の匂いを感じ取ります。
玄弥は一体だけ仕留め損ねていました。そこを刀でぶった切ります。こうして頸を斬られた二体の半天狗は、さらに分裂することになりました。計四体に増えた半天狗。炭治郎の言う通り、段々と若返った分裂体が登場しています。つまり年齢順に本体・積怒・可楽・空喜ということです。
空喜に足を掴まれ、空中に連れていかれる炭治郎。そして哀絶の槍により、腹を刺されてしまう玄弥。炭治郎は禰豆子に玄弥を託しますが、自身も空喜の超音波の攻撃を受けてしまいます。そんな中、空喜の足だけ道連れに斬っていました。
高所から地面に落下した炭治郎。木で衝撃を和らげたとはいえ、なかなかのダメージ。そこに空喜の斬られた足による超音波攻撃。分裂体がさらに分裂したことによる攻撃。炭治郎が危ない。
邪魔
原作107話のタイトルは「邪魔」。ここからは時透無一郎パートです。可楽の団扇により、遠くへ飛ばされてしまった無一郎。そこで小鉄を発見します。小鉄は鬼に襲われていました。玉壺の生みだした鬼です。
無一郎は、鬼が本体ではないことに気づき、小鉄を見捨てようとします。本体でないことに加え、小鉄の能力が低いと判断したからです。小鉄よりも他に守る者がいる。例えば里長など。
ここで無一郎は思い出します。炭治郎が言っていたある言葉。「人のためにすることは、巡り巡って自分のために」。過去を思い出すこの言葉。無一郎は小鉄を助けます。無一郎の中で何かの変化が起きたのです。
「邪魔になるからさっさと逃げてくれない」。素直に言えない無一郎。これも実は過去が影響しています。糞ガキと罵っていた無一郎に助けられ、驚く小鉄。ここでアニメ3話は終了ではないでしょうか。原作107話の終了部分です。
もしくは、ここから玉壺の壺鬼を倒し、過去を一瞬思い出す流れから、小鉄を抱えて走っていくまで。再度炭治郎パートに切り替わる直前までです。いよいよ戦いが過熱していきます。
まとめ的なもの
いよいよ登場した上弦。主に半天狗の回となりました。喜怒哀楽も登場し、半天狗の能力も少しずつ明らかになっていきます。次週もほとんどが半天狗の回。本当に楽しみです。まだまだ盛り上がりの絶頂は先ですが、ここから飽きの来ないバトルパートが続きます。
そして激闘の中に過去の回想がある。刀鍛冶の里編は、鬼の過去が薄いものですが、鬼殺隊士の過去についてはかなり深い。そこで折り合いをつけている感じ。早く観たいですね。
ということで、今回の記事は以上となります。皆さんの意見もぜひコメント欄で。いいねとチャンネル登録・共有ボタンプッシュのご協力お願いします。それではまた。