みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「数字を持たない鬼の過去」についてです。
鬼の過去
無惨に鬼にされた人間は、ほとんどの者が悲しい過去を持っています。
というのも、無惨は人の悲しみを利用し鬼にすることで、それを憎悪へ変え、強い鬼を作り出してきたからです。
例外もいますが今回は、数字を持たない鬼の中で、特徴的な過去を持つであろう鬼について、振り返ってみたいと思います。
まずはこの鬼から♪
手鬼
過去がある鬼といえば、まずは手鬼でしょう。
いかにも手に執着した鬼。
それは手を握ってくれた、兄との思い出の名残。
鬼になってからは兄をかみ殺し、段々と兄のことを忘れていったようです。
最後は炭治郎によって首を斬られ、炭治郎に手を握ってもらった事によって、兄のことを思い出しています。
そしてもう一つ、手鬼の過去といえば鱗滝との過去があります。
手鬼は47年前に鱗滝と対峙し敗れ、最終選別の場に封じられる事となりました。
そこから50人もの人間を喰らい、13人の鱗滝の弟子を殺しています。
鱗滝が弟子に渡していた厄除の面を見て、手鬼は鱗滝の弟子を特定していました。
鱗滝はどうして、手鬼を最終選別の場に閉じ込めたのか。
もしかしたら、炭治郎と同じく鼻の利く鱗滝ですから、手鬼の悲しい匂いを感じ取り、殺さず生かしておいたのかもしれないですね。
沼の鬼
この鬼の過去は、正直よく分かりません。
沼に潜んで若い女を狙い、身につけていた物をコレクションする。
そして、一本の角から三本の角まで、それぞれ性格の違う鬼がいました。
ファンブックで判明している事で言うとこの三人は、一人の鬼が分裂した姿だということです。
そしてナルシストだそうです。
三本角の歯ぎしりについては、人間時代から歯ぎしりをしていた事からきているようです。
この鬼の過去を妄想するのであれば、多重人格のナルシストで、人間時代にも女を襲う変態ヤローだった。
そういった過去が思いつきますね…
これは悲しい過去というよりは、半天狗に似た過去と言えます。
矢琶羽と朱紗丸
まず、矢琶羽に関しては過去という過去は分かっていません。
目をつむっていますが、実際は顔の目も見えているそうです。
ただ、掌の目のほうが使い勝手がいいため、そちらをメインに使っているのだとか。
あと、矢琶羽は人間の頃から病的な潔癖症だったので、その事が鬼になるキッカケになってたり?
この手の鬼については悲しい過去というよりは、どちらかというと半天狗よりの過去を持っているような気がします。
そして、続いては朱紗丸について。
朱紗丸といえば毬。
この毬は、人間の頃に父親に買ってもらった物だそうです。
こちらは、悲しい過去を持っていそうな気がしますよね。
朱紗丸の話し方から見て、何だか育ちが良さそうな気がしますし、いい家のお嬢様といった感じだったのではないでしょうか。
そこで一体何があったのか。
手鬼や珠世のように、鬼にされてしまい家族を殺してしまうような事があったのか。
最後はただ遊びたいだけの、子供のようになっていた事から、元々は純粋な子供だったのではないかと推測できます。
響凱
響凱は少し変わった鬼で、人間の頃も鬼になってからも、文筆業を続けていました。
大体の鬼は、鬼になると理性を失ってしまうようですが、響凱はわりと理性を保っていたように思えます。
響凱は文筆業を続けて頑張っていたのに、例のパワハラ野郎がきつかった…
あれだけコケにされたら、響凱が怒るのも無理はありません。
鼓も趣味だったそうですが、趣味までけなされてはさすがに…
殺すのは良くないと思いますが、もっといい人間に出会っていたなら、響凱はどうなっていたのでしょうか。
でも、ずっと文筆業を続けていても、無惨としては面白くなさそうですよね。
いやでも、文筆業に勤しむという事は、青い彼岸花に関するヒントを得る可能性もある?
その辺りも見越して、無惨は響凱を十二鬼月にした?
こう色々と考えていくと、鬼になってからも冷静でいられるという事は、十二鬼月になれる最低条件なのかもしれないですね。
理性を失って、そこら中の人間を食い殺すようでは、雑魚鬼認定されてしまいそうな気がします。
それとも人間を食べていくうちに、成長していくようなものなのでしょうか。
色々と気になるところです。
まとめ的なもの
鬼の過去。
色々と興味深いものです。
累や堕姫・妓夫太郎もそうでしたが、やっぱりみんな死んだら地獄に行くのでしょうか。
大体の鬼は、鬼になったら自分がどうなるのか、分からずに鬼になっています。
そして、一度鬼になったらほとんどの鬼は、人間に戻ることはできない。
人間の頃の記憶も無くし、強くなることだけに洗脳される鬼がほとんどです。
何にせよ、無惨が諸悪の根源。
無惨は、どういった倒され方をするのでしょうか。
ここまで色々な人を巻き込んでおいて、簡単に死ぬことができるのか。
この先の展開を、楽しみに待ちましょう。
それでは今回はこの辺りで♪