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【約束のネバーランド】140話考察『前編』ギーラン卿の謎がヤバすぎる|約ネバ考察【ネバラン ネタバレ】

2019年7月1日

約束のネバーランド140話考察

こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「約束のネバーランド・140話考察・前編」についてです。

今回も驚きの展開でした!特に気になったのはギーラン卿のくだりです。

それでは順番に考えていきたいと思います!

扉絵

今回の扉絵は、バイヨン一家の記念写真のような物でした。

そこにはルーカス達によって殺された、先代バイヨンの姿もあります。

先代・当代・先々代と並び、下には夫人、子供二人がいます。

先々代バイヨンはかなり老いているようですが、過去が気になったりしますよね。

そして、この子供達。

おそらく人間に関して敵とみなすような教育をされているのだとは思うのですが、まだまだ子供のようなので、更生させることもできそうな気がします。

本編の中では、この写真を撮影した頃より少し時が進んでいます。なので、子供も少し大きくなっています。

母親に手を引かれる子供が、写真の赤ちゃんのようです。その後ろには長男と思われる子がいます。

写真では赤ちゃんだった子は母親に手を引かれているくらいなので、まだまだ幼いのでしょう。

鬼とはいえ、可愛いものです。

こういう姿を見ると、ますます鬼の絶滅はいかがなものかと、考えてしまいますよね。

乗り物

鬼の世界には様々な乗り物があるようです。

まずはバイヨン領の黒い汽車。

どういった原理で走るのかは分かりませんが、鬼の世界にも車や馬以外の交通手段があることが分かりました。

汽車と言えばフィルが見たかった乗り物ですね。

車に関してもそうですが、この汽車もおそらく、人間の世界の物を参考にしているのだと思います。

汽車は、2047年にしてはレトロな乗り物なので、グレイスフィールドにあった一番新しい本同様、人間の世界の情報は2015年以降、鬼の世界に共有されていないのかもしれません。

そして、五摂家の領ごとに乗り物の違いが見てとれます。

イヴェルク領は徒歩?

ノウム領は飛行機のようなもの。

ドッザ領はサウザーの乗り物。

プポ領は馬車のようです。

イヴェルク領は歩きのようですが、イヴェルク領は王都に近いからとかそんな理由でしょうか。

さすがに遠方であれば、乗り物で移動しそうですよね。

人間のテクノロジーが嫌いだという理由だったとしても、馬や馬車などもあります。

そしてドッザ領の乗り物。ルーチェと同じ事をしています笑

乗っているのはドッザ夫人のようです。

ドッザ夫人の乗り物は、子供のルーチェに比べて豪華な仕様になっています。

この親を見て育ったルーチェ。ドッザ夫人は、どうしようもない鬼なのかもしれません。

知らない方もいるかもしれないのですが、この乗り物はサウザーが乗っていた乗り物に良く似ています。

あのサウザーでも動力はエンジンでしたが、ドッザ夫人は手下の鬼を使っています。

これって結構揺れて乗り心地は悪そうなのですが…。優越感に浸っているのでしょう。

お次はプポ領です。馬車のようなものに乗り込むプポに似た鬼。

貴族といえば馬車がシックリきますね。

そしてここにいる鬼、これはどれもプポではないようです。先代プポとか兄弟でしょうか?

奥の鬼はプポに見えますが、服が違うのでプポではないと思います。

そして最後はノウム領の乗り物。羽がついていることからも、おそらく飛行機なのだと思います。

下に穴のあいたレールのような物がありますが、これは関係ないかな?

五摂家の中では、最先端の技術を使っているノウム領。

これだけ大きな飛行機を飛ばしているところを見ると、あの小さいノウムも侮れない存在のような気がしてきました。

乗り物の技術的な順番でいうと、一番下がイヴェルク領、次にドッザ領、プポ領、バイヨン領、そしてノウム領が最先端となります。

今後のバトルに、この技術の影響は出てくるのでしょうか。楽しみです。

儀祭

この時点で11月7日、儀祭まであと3日とあります。ということは、儀祭は11月10日。

この日付に何か意味があるのかどうか。

約ネバの時系列では、そんな日付を見たことがないような気がします。

約ネバには直接関係ないとは思いますが、私達の世界の11月10日は、いい音・オルゴールの日、いい友の日、トイレの日なんて呼ばれ方もするようです。

そして、イヴェルクの手下が、イヴェルクに状況を報告しています。

「各地からの供物も続々到着し、五摂家皆様のご家族方も、それぞれご出発されたとのご報告あり」

供物というのは色々あるようですが、あのお方の御膳もあるようです。

そこにグレイスフィールドの子供がいないといいのですが…。

そして、先程の乗り物の件ですが、あそこにいたのは全員五摂家の家族だったようです。

よく考えたら五摂家は王都に来ていますしね。プポっぽい鬼もそういうことでした。

驚愕の事実

五摂家は貴族ですが、何か色々仕事をさせられています。

手下にやらせればいいのでは?と思ってしまいますが、ドッザはどこかでさぼっているようです。

ノウムいわく、陛下とイヴェルク公が甘すぎるとのこと。

そう言われると、トップもたいしたことがないように聞こえますよね。

このノウムという鬼がくせ者となりそうです。

そして、当代バイヨンが驚きの言葉を口にします。

「ギーラン様の方が私は良かった」

ということは、ギーラン卿が野良落ちの刑に処されてから、新しく五摂家に加わったのがドッザということになりますね。

つまり、ドッザが陰謀を企て、ギーラン卿を陥れた可能性が高いということになります。

そして、もう一つの驚愕の事実と思われるもの。みなさんお気づきですよね。

バイヨンが幼な心に覚えているギーラン卿の姿。

ムジカに凄く似ています。

これについては次の項目でお話しします。

今回ギーラン卿が野良落ちされている頃の描写もあり、牢獄のような場所にいるように見えました。

今までどうやって野良落ちにするのか疑問に思っていましたが、牢獄に入れ手足を縛り、そのまま放置するというやり方だったようです。

何とも辛い刑ですね…。

ギーラン卿

さて、当代バイヨンが覚えていたギーラン卿の姿。これは99%ムジカと関係があると言えるでしょう。

ムジカ本人ではないことは確かですが、これには私もかなり驚きました。

驚愕すぎてどこから整理したらいいのか…。

まずここで繋がりそうな出来事を整理します。これはやられました…。

記録では、ムジカが現れたのが700年前。

ギーラン卿の野良落ちも700年前。

時期が被りますよね。もうこれでほぼ確信しました。

ムジカとギーラン卿、同じ事件で繋がっていると思います。

そして色々考えているうちに、気になるシーンが出てきました。それは、127話のシーンです。

誰かがドッザに、ムジカやムジカの血を持つ者を捕らえるように命令しています。

これはおそらくギーラン卿。姿を見ても、バイヨンの回想の姿とよく似ています。

これがギーラン卿だという根拠は、当代バイヨンの言葉にありました。

「あの方は美しく清廉で、民のことを真に考えていた」

127話のシーンでも、民のことを考えての命令を出していますので、この鬼がギーラン卿という考察で、ほぼ間違いないと思います。

これがギーラン卿であれば、ドッザはギーラン卿の手下だったということになりますね。

そこから、ドッザの陰謀説も濃厚になってきます。

ドッザはおそらく、優しく民のことを考えるギーラン卿のやり方を好いていなかったのでしょう。

そして、自分ももっと上の位に上がりたかった。

そこで考えたのが、ギーラン卿を陥れ、自身が五摂家入りをするということなのでしょう。

どうやって陥れたかは分からないところですが、おそらく陛下や他の五摂家に、知恵入れをしたのではないでしょうか。

「このまま邪血の血が広がれば、王達の威厳がなくなる。それを企てたのはギーラン卿だ」

そんなところでしょうか。

ただ、この陰謀をドッザだけで企てたかというと、微妙なところですよね。

もしかしたら他の五摂家、王達も、端からギーラン卿を陥れようと考えていたのかもしれません。

というのも、ノーマンとギーラン卿の話の中で、王家と現五摂家に裏切られたというくだりがあったからです。

そしてここで、ひとつの謎が生まれました。

ムジカとギーラン卿

ひとつの疑問点。どうしてギーラン卿の後ろ姿とムジカは似ているのか。

血縁関係があるならば、ドッザに命令するとき「彼らの力が本当なら」なんて言い方はしないでしょう。

まるで、今までムジカを知らなかったという口ぶりです。

もし、ギーラン卿の娘がムジカであるならば、何かしら知っているはずでしょう。

それとも知らないふりをしたか。

ここは謎ですよね。全ては、ムジカの出生に秘密が隠されていそうです。

ギーラン卿がムジカの子供だったならどうでしょうか。

それならギーラン卿がムジカのことを知らなくても、おかしくはありません。

ただ、ムジカとギーラン卿が血縁関係にあるのであれば、ギーラン卿も邪血を持っているのではないかといった疑問も出てきます。

やはりここは謎ですね。

ギーラン卿の姿

みなさんも気になったのではないでしょうか?

当代バイヨンの回想にいたギーラン卿は、ムジカのような姿をしています。

しかし、今のギーラン卿は、巨大な怪獣のような姿をしています。

どうして姿が変わり、そのまま戻らないのか。これについて少し考えてみました。

まず姿が変わったのは、野良落ちの刑によるものです。

野良鬼に戻る過程で、巨大な怪獣のような姿に戻ってしまったと考えられます。

ではなぜ、元の姿に戻らないのか。これについては、アイシェの父を参考にしました。

アイシェの父は顔の右半分が突然形を失い、以来何を食べても元に戻らなかったそうです。

これに近い現象が、ギーラン卿にも起きているのではないでしょうか。

アイシェの父も、「野良落ちだ」と周りからいじめられています。

「人間食べたら元に戻るはずなのに」

アイシェの父はそう言っています。人間を食べても戻らない。

もしかするとギーラン卿も、二度と昔の姿に戻ることができないのかもしれません。

ただ、アイシェの父の場合人間は食べていたし、野良落ちしたわけではないので、ギーラン卿と全く一緒の状況ではありません。

元の姿に戻れないことと、野良落ちという共通キーワードがあったので考えてみました。

性別と性格

もう少し気になった部分があります。ギーラン卿の性別についてです。

ムジカのような後ろ姿ということから、ムジカと同じ女性という可能性もありますよね。

大きな怪獣のような姿から、ギーラン卿は男性と思いがちですが、誰も男性とは言っていないはずです。

もしかして、野良落ちして性別が変わってしまったとか…?

当代バイヨンもギーラン卿は美しかったと言っているので、この線も少しありそうです。

そして、性格についてです。

野良落ちする前のギーラン卿は、民のことを真に考える、思いやりのある高尚な鬼でした。

しかし、今のギーラン卿はどうでしょう。嘘をつき欲をむき出しにしています。

かつてのギーラン卿の面影はありません。

これはおそらく野良落ちによる影響でしょう。

一度は野良落ちしたギーラン卿。知性は野良鬼並みに落ちています。

そこから復帰したとはいえ、昔ほどの知性は戻っていないのでしょう。

これも姿同様、昔の知性に戻ることはできないのかもしれません。

まとめ的なもの

今回のギーラン卿の伏線。分かりやすく仕込まれていましたね。

とはいえ、127話のドッザに命令をしていたのがギーラン卿だとは。全く想像もしていませんでした。

もうすぐドンやギルダもムジカと遭遇しますし、そろそろ真実が明かされていきそうな気配がします。

今回も面白すぎました。続きは後編で♪

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