みなさんこんにちは。いよいよ本日、アニメ鬼滅の刃「刀鍛冶の里編」が始まります。私は現在ラオスにいるので、リアルタイムでの視聴は難しいですが、VPNを通してアマゾンプライムで視聴する予定です。
刀鍛冶の里編1話は、すでにワールドツアーで上映されており、1話の内容に関して大きな変化はないと予想しています。「上弦会議」から始まり、「誰かの夢」、そして刀鍛冶の里へ炭治郎が突入していく流れ。最後にここで、しっかりと流れを振り返っていきましょう。ネタバレを含みますのであしからず。
上弦会議
刀鍛冶の里編1話は、遊郭編の後日談から始まります。激闘の疲労により意識を失っている炭治郎ら、かまぼこ隊。それを隠の後藤が発見します。
そしてそこから、上弦会議へと話は移り変わっていきます。突如無限城に呼ばれる猗窩座。上弦が無限城に呼ばれるということは「上弦の誰かが倒れた」という証。猗窩座は無限城を自ら移動していきます。
無限城の全貌が明らかに
ここでの無限城の映像美・壮大感は圧巻。胡蝶しのぶと童磨が戦う舞台が見え、興奮した方もいらっしゃるでしょう。他にも「移動する部屋」は、時透無一郎が黒死牟の部屋に誘い込まれた仕掛け。この映像を観てしまうと、否応にもこの先のアニメに期待が懸かります。また、移動する猗窩座のイケメン具合もGOOD。
今まで「無限城はひとつの城」と私はずっと思っていましたが、どうやらそんなに単純なものではない様子。無限城は地下に異空間を作り出している能力。「その異空間はかなりの広さで、様々な建物が織りなす場所だった」。今回そちらが判明しました。ますます無限城決戦編がとても楽しみです。
上弦の声優
そして上弦会議。鳴女の琵琶により、集められた玉壺・半天狗・猗窩座・童磨・黒死牟。それぞれの声優が明らかになりました。
気持ち悪さがよく表現されている玉壺。しかもよく通る声。お年寄り感がうまい半天狗。分裂体の若い声にも注目。鳴女は少しいやらしさを感じる声。黒死牟に関しては、絶対王者感を感じさせる覇気をまとった声でした。また、アニメで初登場した六つの目のインパクトも強い。
声優によって作品は大きく変わるので、この先の上弦の声にも要注目です。
声優一覧
上弦の壱・黒死牟 | 置鮎龍太郎 |
上弦の弐・童磨 | 宮野真守 |
上弦の参・猗窩座 | 石田彰 |
上弦の肆・半天狗 | 古川登志夫 |
上弦の伍・玉壺 | 鳥海浩輔 |
上弦同士の関係性
上弦会議では、上弦同士の関係性も明らかになりました。童磨は誰を嫌いとかはありませんが、おそらくほとんどの鬼から嫌われています。猗窩座は完全に毛嫌いしていますし、玉壺も好いてはいない様子。半天狗は誰に対しても怯えているし、黒死牟は童磨に無関心。
通常鬼は群れない性質を持ちます。群れて反乱を起こしたりしないよう、無惨により調整されているのです。しかし童磨を見ていると、彼だけ特殊なのではないかと錯覚します。感情というものが薄いためなのか、そのあたりのメカニズムも気になります。
猗窩座と童磨は過去に戦ったことがあります。入れ替わりの血戦のシステムにより、童磨は後から上弦になったにも関わらず、猗窩座を倒して上弦の弐の座につきました。それを猗窩座はよく思っていません。
猗窩座の目的は、絶対強者になること。最終目的は、黒死牟を倒し上弦の壱になることです。これには猗窩座の過去が大きく影響しています。それはまた違う機会にお話しします。
鬼舞辻無惨の目的
そして、鬼舞辻無惨の登場です。印象的な科学者のようなシーン。ここでは鬼舞辻無惨の二つの目的が明確になりました。ひとつ目は「産屋敷の抹殺」、ふたつ目は「青い彼岸花を手に入れること」。
産屋敷の抹殺
鬼舞辻無惨は、産屋敷一族を完全に滅ぼしたいと考えています。理由は「鬼殺隊を壊滅させたいから」。過去に鬼狩りのひとりに殺されそうになったことで、常にその恐怖を抱えてきた無惨。鬼殺隊を壊滅させることで、無惨はその恐怖から逃れようとしているのです。
鬼殺隊は、柱をどれだけ倒そうとも、一向に壊滅する気配はみえません。そこで無惨が考えたのが、お館様こと産屋敷耀哉の抹殺。彼を倒すことで柱や隊員は統率がとれず、鬼殺隊もろとも壊滅すると考えたのです。
無惨はずっと産屋敷の本拠地を探していますが、受け継がれてきた産屋敷家の巧妙な秘匿により、数百年もの間それを見つけることができていません。
青い彼岸花
青い彼岸花は、太陽を克服するための重要なアイテムです。鬼舞辻無惨は常に青い彼岸花を探しています。しかし、産屋敷家の本拠地と同様、数百年もの間それを見つけることができていません。
無惨は青い彼岸花を手に入れることにより、念願の太陽克服を目論んでいます。無惨が恐れるのは、かつて殺されかけた鬼狩りと太陽。どちらも自身を死へ導く死神です。この二つを潰してしまえば、無惨は実質無敵になれる。どちらも無惨の理想である「不変」を実現するためのものなのです。
それぞれの場所へ
鬼舞辻無惨の喝が入り、上弦たちはそれぞれの場所へ。猗窩座は無限城探検(笑)。童磨は強制送還。玉壺と半天狗は同じ場所へ。黒死牟はどこへやら。
鳴女は琵琶の音を使い分けています。玉壺と半天狗を飛ばす際は二人とも同じ音で、童磨だけは違う音域で飛ばしています。おそらくですが、音の違いで飛ばす場所を分けている模様。
誰かの夢
上弦会議の次は、誰かの夢のパートに突入です。誰かの夢とは、炭治郎の見た夢。炭治郎は記憶の遺伝により、第三者として過去の人物のやり取りを見ました。
時は戦国時代。継国縁壱と竈門炭吉のやり取り。めちゃくちゃイケメンな縁壱。そして金色の刀の鍔もカッコいい。彼が本格的に戦う姿を早く観たいと感じさせる。以前に登場した「怒りの縁壱」の声とはまた違い、今回は落ち着いた爽やかな声質での登場です。
ここでの縁壱の印象的な言葉。「道を極めた者が辿り着く場所は、いつも同じだ」。これは鬼滅の刃の中でも、名言中の名言。この言葉の謎は、物語の終盤になってようやく判明します。別動画で詳しく解説していますので、気になる方はご覧あれ。
継国縁壱は、まるで生きる希望を失くしてしまったかのような、言動・表情を浮かべていました。これがまた深い話なのです。ここで語るには時間が足りないので、またじっくり解説したいと思います。
目覚める炭治郎
誰かの夢から目覚めた炭治郎。カナヲがずっと看病をしていました。二か月間も意識が戻らなかった炭治郎が目を覚まし、涙をこぼすカナヲ。姿を隠し見守っていた茶々丸も、また安堵します。
そして刀鍛冶の里へ
いよいよ本題の、刀鍛冶の里への突入。発端は炭治郎の刀でした。遊郭の激闘により、炭治郎の刀は刃こぼれをしてしまいました。それを知った炭治郎の刀匠・鋼鐵塚蛍は「お前にやる刀はない」と激怒。直接会いに行ってはどうかという蝶屋敷の娘の提案にのり、炭治郎は刀鍛冶の里へ赴くことに。
厳重に秘匿されている刀鍛冶の里。隠を乗り継いで向かいます。炭治郎は鼻が利くということで、目隠しと鼻栓をぶち込まれ、おんぶされた状態で刀鍛冶の里へ向かいます。
そして辿り着いた刀鍛冶の里。着いた瞬間の炭治郎の感想は「すごい建物!温泉の匂い!」。そして、おぶってくれた隠に感謝の言葉を述べると、それはやまびことなって反射し、とある人物の元へ届きます。
恋柱・甘露寺蜜璃。里にはいく人かの重要キャラが、すでに乗り込んでいる状態でした。
里の長
刀鍛冶の里の長、鉄地河原鉄珍に挨拶をする炭治郎。実はこの男、すごい人物なのです。里の長になったのも頷けるほどの、名刀を作り出してきた人物。恋柱・甘露寺蜜璃のしなる刀や、蟲柱・胡蝶しのぶの毒の入れ替えができる鞘を作ったのも、この鉄珍です。
彼は技術を以て里の長まで上り詰めた可能性が高い。蜜璃のしなる刀は、しなりながらも折れないヤバい刀。しのぶの刀の鞘は、鞘の中で毒を入れ替えることができる、特殊なカラクリが導入されている。他の刀匠ではなかなか真似できない技術でしょう。
炭治郎は礼儀正しく、鉄珍に気に入られます。鉄珍は鋼鐵塚を探すことを約束し、炭治郎に温泉で休養をとるよう促します。
出会い
刀鍛冶の里では、炭治郎が次々と重要キャラと出会うことになります。まずは甘露寺蜜璃。乳房がこぼれ出そうなほど、ダッシュして向かってくる蜜璃。「誰かに無視された!」と叫びながら向かってきます。
柱なのに無視されたとして、わめく蜜璃。それを炭治郎は優しくあやします。「晩御飯はマツタケご飯」。その言葉を聞いた蜜璃は、無視されたことなどスッキリ忘れ、食堂へと颯爽と向かっていくのでした。
そして、次に出会ったのは不死川玄弥です。温泉で体力を回復していた玄弥。歯が折れ、投げた先にいたのが炭治郎でした。玄弥はこの地で、過酷な修行をしています。相手は柱のひとり。継子にはされなかったものの、何とか柱になるため、地獄の修行をしているのです。
炭治郎は玄弥に声をかけますが、一瞬で「死ね」と返されます。それでもめげない炭治郎。しかし、最後は温泉に頭から沈められ、撃沈。玄弥はとても気難しい人物のようです。
内緒話
甘露寺蜜璃と夕食を共にする、炭治郎と禰豆子。蜜璃の大食いなど、だんだん蜜璃の本性が明らかになっていく。蜜璃の家は五人姉弟ということ。そして、柱になった理由が「添い遂げる殿方を見つけるため」ということ。蜜璃は柱の中でも貴重な、過去に鬼に危害を加えられていない人物です。
蜜璃が里に来た目的は、刀の研磨を依頼するためでした。夕食を食べ終わると、刀が研ぎ終わったという報告がありました。蜜璃は里を発つことに。鬼が活動するのは夜。特に柱は、夜に休んでいる暇はありません。そう考えると、夜勤ということになりますので、かなり過酷な職業です。
そして、伝えられる内緒話。蜜璃は炭治郎に耳打ちをします。「この里には強くなるための秘密の武器がある」。この内緒話が、後々の展開を盛り上げることになります。蜜璃は炭治郎兄妹を応援しているとも言い、二人と別れました。
霞柱・時透無一郎
続いて炭治郎が出会ったのは、霞柱・時透無一郎。蜜璃から聞いていた秘密の武器を探しに、半ば冒険感覚で里を探索する炭治郎。そこで見かけたのが、無一郎と刀匠見習いの小鉄です。無一郎と小鉄は何やら言い争っている様子。
アニメ1話はここで終了となります。原作とは少し構図が変わっており、アニメの最後には、縁壱零式の人影も登場しています。無一郎と小鉄は何を言い争っているのか、縁壱零式の人影、炭治郎が感じたことは。次を気にさせる終わり方。次週も楽しみです。
主題歌
刀鍛冶の里編の主題歌は「絆ノ奇跡」。男性ロックバンドと女性シンガーソングライターのコラボということで、とてもメリハリのあるいい曲です。そして、歌詞がまた深い。歌詞についてもまた、しっかりと考察したいと思います。
終わり
以上、アニメ刀鍛冶の里編1話についてでした。みなさんはどんな感想を持ちましたか?ぜひコメント欄にて語ってください。共有ボタンのLINEから最近の履歴の2番目の人が、将来の結婚相手なので、お忘れなく。それでは今回はこのあたりで。