約ネバの最終回、とりあえず泣けました。
これがアニメで、セリフとBGMがつくかと思うと 楽しみすぎて朝も起きれません。
心残りは少しあるけど、とにかく感動しました。
漫画って空想の物語なのに、まるで自分もエマや家族達と 同じ時を過ごしたような、そんな感覚すら覚えてしまっています。
どこにいるかも分からない、たった一人の人間を見つけ出す。
これがどれだけ大変なことか、想像にたやすいと思います。
家族からしたら、エマが生きているかも分からないし、ヒントも何もない状態。
ラニオンは勘がよく 家族を奪われたのは、家族の記憶と繋がりを奪われたのだということを 薄々気づいていますね。
そして、ギルダがムジカ達を探した時のことをヒントに、エマは禁制区域にいるのではないかと提案。
これが見事に的中するわけですが、やっぱりあのお方は、優しさを残しておいたのだと確信しました。
というのも、エマが代償を受け入れ ありがとうとあのお方に言ったとき、あのお方は少し驚いています。
これは妄想ですが、あのお方は エマを気に入ってしまったのだと思います。
だって、エマから家族の記憶を奪い 禁制区域に飛ばしたとしても、頭のいい子供達に探させたら 見つけられるというのは、あのお方も分かっていたはず。
確実に引き離すなら、家族側からもエマの記憶を奪って 絶対に会えないようにしたほうが確実。
これは、あのお方の優しさ。
いや、実はかくれんぼを楽しみたかっただけの あのお方の趣味なのかもしれません。
遊び
でも あのお方もこれで、遊びをなくしてしまったことになります。
1000年間 鬼と人間の世界を楽しみ、次はかくれんぼを楽しむはずだったのですが、2年ほどでそれは終わってしまいました。
なかなか七つの壁を越えて、あのお方のいる場所までくる者は そうそういないと思うので、しばらくあのお方は遊ばない感じかな。
いやそもそも、あのお方って結局何者…w
これもファンブックの質問箱に、質問しておいたほうがいいかもしれない。
再会
これはちょっとヤバい。
レイを誘導する 三つの影。
レイのバッグを引っ張るのは、あのコニーです。
グレイスフィールドの子供で、唯一死んでしまったコニー。
最後にここで登場させてくるとは、さすが。
そして、ユウゴとイザベラの姿も。
これも実は あのお方の想定外?
この三人の声がなければ、もしかしたら永遠に会えなかったのかも。
そうして、ようやく再会したエマと家族ですが…
「みなさん どなたですか?」
まぁそうなりますよね。
首の数字も消えているのを見て、ハッとしました。
首に数字があったら、ニュースに出ていた子供だと騒がれるでしょうし、家族も手掛かりを見つけやすくなります。
あのお方も、ここはキッチリしていたようです。
そして、たまたまペンダントを拾った時に出会わせたことで、レイはそのペンダントを見て 目の前にいるのがエマだと確信。
まぁ、アホ毛もありますしね…( ´∀` )
ケジメ
鬼を全滅させずに、食用児全員が助かる。
その道を選んだ、エマのケジメ。
エマは一人で全てを背負い、家族との別れを選びました。
エマだって、家族と一緒にいたいし、忘れたくはない。
でも、今までの悲惨な過去を変えられるなら、それを厭わなかった。
エマの中では食用児だけでなく、ムジカやソンジュも 今となっては家族同然。
エマは食用児だけ助かる未来ではなく、鬼の世界のことまで考えていました。
鬼の世界に食用児がいなくなれば、ムジカの血で食糧難はなくなり、政権も安定するはず。
全てをエマが計算していたとは思えないですが、エマの理想通りの形となりました。
ただ、エマは一つ思い違いをしています。
それは家族が、エマがいないと 笑顔になれないということ。
エマはみんなが 笑顔で暮らせる世界の実現を目指していました。
しかしそれは エマがいなければ実現しないということに 自分では気づけなかったのでしょう。
いや、食用児の安全と 鬼の世界の安寧。
それと自分の存在を天瓶にかけたら、エマなら迷わず自分を犠牲にすることを選ぶのは、仕方なかったことなのかも。
よかった
ノーマンの言う通り、記憶が無くても生きているだけよかった。
あのお方が奪ったのは記憶だけ。
他は健康で、いい人に巡り合い ご飯もきちんと食べられている。
多分この先、一度奪われたエマの記憶は もう戻らないと思います。
さすがにそこまであのお方も、甘くはないでしょう。
でもエマは、本能で気づいています。
目の前にいるのが、本当の自分の家族なんだと。
それに 記憶を奪われたとはいえ、エマはエマに変わりがありません。
優しくて、勇気があって、誰よりも家族想いのエマ。
それが変わらない限り、またみんなでうまくやっていけるはず。
できたらこの先のみんなも見てみたいけど、それは少し先のお話になりそうかな。
まとめ的なもの
約ネバの最終回も、やはり賛否両論あるとは思いますが、私はすごく感情移入ができました。
まだ少し謎が残っていますが、そこはファンブックに期待しましょう。
レイの本当の誕生日、ノーマンがアイシェに言った鬼語、あのお方の正体、アンドリューを食べた鬼が 最後に言った言葉について などなど。
それにしても、この先のエマたちがどうなっていくのか、どこかで公式に出してほしいな。
キャラが多いので大変だとは思うけど、設定だけでも明らかにしてほしい。
みんな天才だし 才能を持った子が多いから、すごい事になりそうですが( ´∀` )
私はイベットがお気に入りなので、イベットが画家になった姿を見てみたい。
ラムダ組も無事そうで、最底辺の量産農園の子供も、呼吸器なしで歩けるようになっているとは、よかったよかった。
あとは…
ここから先エマが誰と結婚するのかとか…
禁忌な部分ですが、どうなるのでしょうか…( ´∀` )
またここは「想像にお任せ」的なやつですかね。
私の中では、エマとノーマンが幸せな家庭を気づき、それを影で支えるレイ みたいな感じを想像してます。
夫婦喧嘩の仲裁を、レイがしていたりとか( ´∀` )
そういえば、そんなシーンも前にあったような…?
ということで、約束のネバーランドは 堂々完結いたしました。
長い間本編を楽しませていただき、幸せでした♪
これからも 映画や海外ドラマなど、まだまだ話題はつきないので、また興味深いものがあったら記事にしてみます。
みなさんも、約ネバへの想い、白井先生への質問など、コメント欄で語ってみてください♪
それでは今回はこのあたりで♪