約束のネバーランド137話考察
こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「137話考察・黒い球」についてです。
それではどうぞ♪
黒い球
エマとレイが時間を過去に戻し、辿り着いた先。そこは一辺10里の空間でした。
前に動画でお話したとおり、10里とは約39キロです。
この空間は一辺が39キロという、とても広い空間ということになります。
そこに出てきた球ですが、実はこれは球ではなく「黒い穴」だったようです。
黒い穴と言えば、思いつくのはただひとつ。ブラックホールしかありませんね。
ブラックホールと言えば、2019年4月10日に、直接観測が成功したとニュースになっていましたね。
まずはこの、ブラックホールについて、簡潔に説明してみたいと思います。
ブラックホール
私たちの住む地球や火星、太陽などの天体は、重力と圧力が釣り合い球体を保っています。
しかしブラックホールは、重力と圧力が釣り合っていない天体となります。
ブラックホールは重力が異常に強い「超重力の天体」で、重力と圧力のバランスが崩れており、元々はコラプサー(崩壊した星)と呼ばれていました。
重力崩壊した天体は、ブラックホール全体が徐々に歪んでいき、きわめて高密度な重力を保っています。
特に中心のシュヴァルツシルト面と呼ばれる部分は漆黒の円となっており、重力が周りに比べて強力なため、光すらも吸い込み逃がさないそうです。
ここに入ってしまったら、脱出は不可能。
ということは、エマとレイがここに吸い込まれるようなことがあれば、物理的には二度と出られなくなります。
そして、恐ろしい話ですが、人間がブラックホールに入るとどうなってしまうのか。そこをお話しします。
ブラックホールに人間が入った場合、最初は身体が伸びたり縮んだり、歪んだりしているように見えるそうです。
その後はスパゲッティのように身体が伸び、一瞬にして小さな粒子になってしまいます。
何とも恐ろしい。これはスパゲッティ化現象と呼ばれているそうです…。
この現象を目視できることがあるならば、見えている光景は動きが徐々に遅くなり、スローのようになるのだとか。
スローで人間が粒子になる光景が見れるということですね…。見たくない…。
ふと恐ろしいことを想像してしまったのですが、これが犯罪行為に使われたら、完全犯罪も可能となってしまいます。
何百年後には公開処刑として「ブラックホールの刑」なんてのも出るかもしれないですね(;´Д`)
と余談はさておき、ブラックホールの文献で興味深い物が出てきました。
それは、ブラックホールの対とされる「ホワイトホール」というものの存在です。
ホワイトホール
なんだか難しい話なので、かなり分かりやすくお話します。
要は、吸い込んでしまうのがブラックホールで、はき出すのがホワイトホールと言われています。
ブラックホールは光すらも飲み込んでしまいます。
ですが、物理学や量子学的に、これらの光や情報というのは、無くならないし新たに作られることはないとされています。
つまり、ブラックホールが吸い込んだ光や情報はそこで無くなってしまうわけではなく、ホワイトホールによって後々はき出されているという考えがあるようです。
そのはき出し方についてですが、二つの説があり、ひとつは年老いたブラックホールがホワイトホールだという説。
もう一つは、ブラックホールには出口があり、それがホワイトホールだという説です。
さらに興味深かったのが、このホワイトホールは別の宇宙に繋がっているとも言われています。
これは実に面白い話ですよね。今の約ネバにも当てはまる部分がありそうです。
補足ですが、ホワイトホールに関しては、存在が証明されているわけではありません。
あくまで数学的には存在しうるというものです。
そして、ここから約ネバのお話に戻り、黒い穴について再度考えてみたいと思います。
危険
もしエマとレイが見た黒い穴がブラックホールだとすると、とても危険な状態にあります。
何せブラックホールに入った人間は、スパゲッティ状に伸ばされ、最終的には小さな粒子となってしまいます。
ただ、側にいるエマとレイには、まだ何も起きていません。
これがブラックホールなら、重力で引き寄せられているはずです。
そこで気になるのは、この四角い箱のようなものです。
これが重力をさえぎっているのでしょうか?手を入れると吸い込まれるとか…。
おそらくですが、この黒い穴の先が昼と夜の場所。あのお方のいた場所なのだとは思います。
エマとレイは、この先に進むという選択肢しかありません。
予想では黒い穴に入って行くという方法なのだとは思います。
そしてこの黒い穴は、私たちの世界のブラックホールとは少し原理が違うもので、約ネバ上の原理のようなものがあるのではないかと。
さすがにエマとレイがぺしゃんこになるわけはないので笑
今までも、意識と空間がリンクしていたりと、物理的な考察は意味を成してきませんでした。
なので、ここでも驚きの原理が働くのではないかと思います。
気になるのはホワイトホールのほうですよね。ホワイトホールは、別の宇宙と繋がっているという説もあります。
あのお方のいる空間が別の宇宙で、ブラックホールを入り口に繋がっていた、なんてこともあり得ますね。
ここについては、レイがぶつぶつ言っていた部分にヒントがありそうな気がします。
高次元の話も出てきています。ここについては次の動画にします!
まとめ的なもの
今回の動画では、黒い球とノーマンの進軍についてまで考えてみようと思いましたが、意外にブラックホールも奥が深く、尺的に次に回すことにしました(;´Д`)
なんだかノーマンサイドは現実的、エマとレイサイドは非現実的な世界観を繰り広げていますね。
来週はノーマンの話と、ドンギルの話が展開しそうな気がしています。
エマとレイは最後に出るかもしれないですね。
では、また次の動画で♪