今回は、鬼滅の刃197話より、実弥の今後についてを考えてみました。
実弥は無惨に吸収されてしまうのか。
現在そのような話題があがっています。
まず、197話の最後のページ、一番上にいるのは実弥です。
脚絆を見れば、これが実弥だということが分かります。
実弥の脚絆はベルト式。
義勇の脚絆はベルト式ではなく、悲鳴嶼さんは布を巻いただけの形なので、一番上のベルト式は実弥で間違いありません。
そして本題。
実弥は無惨に吸収されてしまうのか。
確かに実弥は稀血であり、無惨にとって栄養価の高い人間。
これは黒死牟が見た情報から、無惨も知っている情報です。
なので無惨は、実弥を見つけたら吸収してしまおうと考えるかもしれない。
そして、実弥を食べた無惨はパワーアップ。
そんな展開もありえます。
でも、私はそれはないと考えています。
なぜなら、弱っているのは無惨も同じだからです。
ここで、実弥の稀血の特性を思い出してみましょう。
実弥の稀血は、鬼を酩酊させることができます。
詳細な効果は判明していませんが、下弦クラスなら、フラフラしてまともに戦えないほど、酔わせることができるのでしょう。
上弦の黒死牟に対しては、ほろ酔い程度の効果でした。
全快の状態の黒死牟が、ほろ酔いの状態です。
では、今の無惨はというと…
全快の黒死牟よりは、確実に弱っている状態。
息切れをしているおじいちゃん。
術も出せないほど、疲労困憊している状態です。
ということはです。
ここでまた実弥の稀血の効果も、無惨に対して効いてくる可能性がありますよね。
弱っている無惨は薬の分解に気をとられ、稀血の酩酊を防ぐのに力を振れないとも考えられます。
なので無惨は、実弥を吸収しようにも稀血の影響で吸収できない。
そういう事になるのではないか。
それが私の最終結論です。
ハッキリいって今の実弥は、まともに戦えるのかどうかも怪しい状況です。
黒死牟との戦いでは、臓物が飛び出そうになるほど腹を斬られ、かなりの出血をしています。
傷口は縫ってあるものの、戦いの最後のほうは気絶さえしていました。
そして直近では無惨の衝撃波により、壁に激突して意識を失っています。
この間にも、出血はしているでしょう。
元々呼吸で止血していたので、意識を失っては出血も止められていないはず。
下手すると腹の傷が開いて、中の臓物が…
いやさすがにそれは…
隠が手当てをしていたので、そのあたりは大丈夫なはず…
でも今回、義勇と悲鳴嶼さんは姿が全て確認できたのに、実弥は足元だけ。
義勇は右手、悲鳴嶼さんは左足を欠損している状態。
実弥もどこかしら、欠損している可能性はありますよね。
となると顔あたりが怪しいわけですが、顔はおばみつがすでにやられているし…
実弥の足は無事だから、両腕欠損しちゃってるとか…
もしかしたら口で刀をくわえて、無惨に特攻するかもしれない。
なぜなら、実弥は稀血だから。
酩酊してしまう稀血の実弥が急接近したなら、さすがの無惨も平常ではいられないはず。
無一郎ルート。
また再びあのような事が、起きてしまうかもしれない。
実弥の稀血で酩酊させている間に、他の隊士がトドメを刺すために攻撃していく。
そのような展開もありえます。
おそらく次週で、実弥の状態は確認できると思います。
それまで固唾を飲んで待ちましょう。