約ネバの終わりが一気に近づいた。
なぜなら、もう敵がいなくなったから…
嬉しいのだけど、これは終わりへのサイン。
ノーマンの回想から始まる169話。
ピーターラートリーが、バイヨンをけしかけて猟場なんて作らなければ。
ピーターラートリーの祖先である、ユリウスラートリーが仲間を売らなければ。
食用児さえ生まれなければ…
ノーマンはそう思っていますが、ピーターラートリーは全くの逆。
自分たちが食用児を作ったから、お前たちは生まれてくることができたのだと。
もう、こいつはどうしようもない。
そして、オリバーの回想と思われるところにいたのは、ルーカスとユウゴ。
懐かしいですね。
オリバーはルーカスを父親のように…
オリバーは、今すぐにでもピーターラートリーを殺したい気持ちでしょう。
そしてとうとうエマたちは、ピーターラートリーを残して本部を制圧します。
しかし、ピーターラートリーは生かしたまま。
さすがに、無力な人は殺せないといった状況なのでしょう。
そして、何かを言いかけていたエマ。
「私たちは…」
おそらく人間の世界へ渡る、というようなことを言おうとしたのでしょう。
そこに現れるママたち。
グレイスフィールドのママ全員が集まっている様子です。
そして、グランマであるイザベラの登場。
本当に、ここからどうなるのかヒヤヒヤしました。
まさか、こんなに早くイザベラが裏切るとは。
「すばらしいわ。あなたたち全員、満点よ」
この言葉、約ネバ1話のママの言葉を思い出す。
一斉に、ピーターラートリーに銃口を向けるママたち。
ここは本当に鳥肌ものでしたね。
ピーターラートリーは、もう打つ手はないでしょう。
しかししかしですよ。
ここからそう簡単に、全員人間の世界へ渡りましたで終わるような、甘い話ではないでしょう。
一番怖いのは、ピーターラートリーが外部に連絡をこっそり入れていること。
外に待機している2000の鬼の兵が、襲い掛かってくることです。
私の予想では、それらに気づかれるのは時間の問題。
ピーターラートリーが外部に連絡を入れるか、何か警報を鳴らすような事を起こすか。
そうすれば、エマたちは逃げなければならない。
そうなると、おそらくママたちが鬼と戦う事になるのでしょう。
それはなぜか。
ママたちには、心臓に埋め込まれたチップがあるからです。
ママたちは農園を出ると、心臓に埋められたチップに電気が流れ、死んでしまいます。
そもそもママたちは、人間の世界へ行くことはできない体なのです。
さすがに自分たちで、胸のチップを取り除くことは難しいでしょうし、今からそれをやっている時間もないはずです。
なので、エマたちを逃がすためにママたちが戦う。
私はそういった展開を予想しています。
ママが言いそうではないですか?
私たち大人はいっぱい子供を殺してきたから、せめてもの償いを今ここでしたいと。
ちなみに、ピーターラートリーがイザベラの、胸のチップを消してあげると言っていましたが、あれはまだ実行されていません。
そのあとの会話で、グレイスフィールドがなくなれば、晴れてイザベラが自由だという事が言われています。
なので現状は、ママたちはまだ逃げられない体で間違いないはずです。
という事はです。
やはり鬼と戦うのがママたちで、フィル達を助けに行くのがエマたち。
そういった役割分担になるのではないでしょうか。
もしこれが当たっているとするなら、エマたちはまたイザベラと離れ離れ。
せっかくイザベラが助けてくれたのに。
分かり合えるかもしれなかったのに。
なんとも悲しい結末となりそうです。
特にレイは…
実の母親ですからね。
レイも本音を言えば、イザベラを連れていきたいでしょう。
でもそんなこと口が裂けても言えないと、レイは思うかもしれない。
でもそこでエマなら、最後のお別れくらいちゃんと言えよと、レイを諭すかも。
ここからもう一波乱起きて、いよいよ約ネバも終わりといった展開になりそうですよね。
いよいよ人間の世界へ渡って、幸せな未来を描くことができるのか。
それとも人間の世界はもうなくて、絶望的な未来が待っているのか。
みなさんはどうなると思いますか?
コメントお待ちしています。
という事で、今回の記事は以上です♪