鬼滅の刃 ヒノカミ様
みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「ヒノカミ様」についてです。
それではどうぞ♪
ヒノカミ
今回ヒノカミ神楽について調べていくうちに、面白い事が次々と判明しました。
特に「ヒノカミ」という言葉。
これをあえてカタカナで表記することにより、様々な考察ができるようになっています。
これからできるだけ判りやすく、簡潔に説明していきます。
詳しく知りたい方は、日本神話の本などを参考になさってください。
ヒノカミからは「日の神」と「火の神」、二つの意味が読み取れます。
鬼滅の刃のヒノカミ様は、一体どちらの神様なのでしょうか。
この二人を理解するために、まずは日本神話を見ていきましょう。
神話
日の神は「天照大神」と呼ばれる、日本の太陽神・女神です。
天照大神はどのようにして産まれたのか。
まずはそこを振り返ってみましょう。
天照大神の父はイザナギ、母はイザナミです。
イザナギとイザナミは、天の神々から「国づくり」を任せられた神です。
国づくりとは、島を作ることです。
淡路島や四国・九州・本州と、合計八つの島を作ったと言われています。
そうして、苦労しながらも国づくりを終えた二人は、次に神産みを始めます。
風・木・山・海・川・岩・石などの神を産みだした二人は、最後に火の神も産み出しました。
ここで出てくる火の神。
名前をカグツチと言います。
これが少しくせ者で、カグツチは自ら火を出して燃えていたので、産まれる際に母のイザナミに火傷を追わせてしまいます。
そうしてイザナミは絶命。
イザナミが死んでしまったことで怒ったイザナギは、十拳剣で首を斬り、カグツチを殺しました。
イザナミを失ったイザナギは、ひどく落胆しました。
そして黄泉の国へ行き、イザナミを追いかけます。
しかし、時既に遅し。
イザナミは黄泉の国の食べ物を口にしてしまったため、黄泉の国から帰ることは叶いませんでした。
結局イザナギは、イザナミを黄泉の国へ封印し、下界に戻ります。
下界に戻ったイザナギは、黄泉の国の穢れを落とすため、禊を行います。
禊とは、水を使って体を清めることです。
そのとき産まれた神の一人が、日の神こと天照大神です。
興味深い
天照大神(以下アマテラス)が産まれた際に一緒に産まれたのが、ツクヨミとスサノオです。
ツクヨミは、名前に月がつきます。
その名の通り、月や夜の神です。
そして、日の神である太陽神アマテラス。
この関係性、月の呼吸を使う黒死牟と、ヒノカミ神楽を使う炭治郎の関係性に、よく似ていると言えます。
黒死牟と、炭治郎の夢に出てきた剣士の関係性、とも言えます。
神話には、アマテラスとツクヨミが喧嘩をして、昼と夜ができたというものがあります。
昼と夜、人間と鬼とも考えられますよね。
実に興味深いです。
もう一人のスサノオについてですが、スサノオはアマテラスの弟です。
スサノオは猛将で、泣きわめくだけで世界を破滅させる力があったそうです。
これが鬼舞辻無惨?
この辺りはシックリこないところなので、スサノオに関しては割愛します。
ヒノカミ
本題に戻ります。
ヒノカミには、火の神カグツチと、日の神アマテラス、どちらかが当てはまると予想できます。
私の予想では、やはりツクヨミと喧嘩した日の神、アマテラスの方かなと思っています。
では、火の神は関係ないのか。
これがそうも言い切れません。
それはまた、次の記事でお話したいと思います。
とても興味深いものが出てきましたので♪
そういえば、耳飾りも太陽のマークですので、やはり太陽神アマテラスという見方もできますね。
まとめ的なもの
ヒノカミ様から見る鬼滅の刃。
日本神話との関係性。
とても興味深いものです。
まだまだ神話から見る鬼滅の刃で気になる部分も多いので、今後記事にしていきたいと思います。
肝心のヒノカミ神楽についても、またまとめてみます。
それでは今回はこのへんで♪