みなさんこんにちわ、ここなです。
今回の記事は「痣についてもう一度考えてみた」についてです。
発現者
痣といえば、生まれつき痣のあった縁壱。
そして、縁壱の影響で痣を発現した、当時の柱たちや黒死牟こと厳勝。
あまね様の説明では、痣の者が一人現れると、共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる、とのことでした。
これを聞いた当時の私は、本当に痣が共鳴していくのだろうと考えていました。
何か特別な力で、伝染していくのだろうと。
でも実際は、縁壱が呼吸を教えたことにより、痣が発現しやすい体になった、というのが正しいようです。
そして痣を発現した者は、次々に倒れていったのだそうです。
おそらくですが、戦国時代の痣者はほとんど倒れ、唯一残ったのが鬼になった黒死牟、だったのだろうと思います。
縁壱が鬼狩りを追放されてから、呼吸を教えることは炭吉以外になかったのでしょう。
縁壱はおじいちゃんになるまで生きていましたが、炭吉以外には呼吸を教えることがなかったため、痣者はそこから現れることがなかった。
そう考えると、炭治郎に痣が発現したのも納得がいきます。
竈門家は、縁壱直伝の日の呼吸を教わっています。
そのため竈門家は、痣が発現しやすい体になっていたのだろう、と推測できます。
炭治郎の父である炭十郎に、生まれつきの薄い痣があったのも、その影響があったからなのではないでしょうか。
竈門家は、炭治郎が鬼殺隊に入るまで、戦いの場には行っていなかったと思われます。
そのため、死の淵に立たされる事や、限界を超えた呼吸を使う場面というのは、ヒノカミ神楽を舞うとき以外はなかったはずです。
それが炭治郎の代で急変。
炭治郎は家族を無残に奪われ、鬼殺隊に入隊。
何度も死の淵を乗り越え、炭治郎は日の呼吸を使えたため、最初の痣者になることになった。
私の中の解釈では、こんな感じにまとまりました。
これは妄想ですが、炭十郎が鬼殺隊にいたなら、もっと早く痣を発現し、無残ともいい勝負ができていたかもしれない。
炭十郎は透き通る世界も見ていましたし。
縁壱同様、冷静にバッサバッサと、鬼を斬っていく姿が目に浮かびます。
そして次は、炭治郎の次に痣を発現した者について、振り返ってみましょう。
共鳴
炭治郎の次に痣を発現したのは、今は亡き無一郎。
これも運命か、無一郎は縁壱と同じ継国家の血を受け継ぐ、黒死牟こと厳勝の子孫です。
痣を発現していた厳勝の子孫ということで、無一郎は痣を発現しやすかった、ということも考えられます。
無一郎の痣の発現は、怒りがトリガーとなっていました。
強すぎる怒りにより、心拍数は200以上、体温は39度に。
無一郎の説明により、痣の発現条件が判明し、他の柱も訓練していく事になります。
そしてもう一人、偶発的に痣を発現したのが、甘露寺蜜璃です。
蜜璃は単純に、心拍数をもっと上げようと考え、痣を発現するに至りました。
蜜璃の場合は、みんなを守るという強い意志から、心拍数と体温が上がったようです。
炭治郎・無一郎・蜜璃は、偶発的に痣を発現しています。
この三人に共通して言えるのは、痣を発現するとき、何かしらの強い気持ちがあったという事です。
そしてこの三人以外は、訓練により痣を発現していく事になります。
訓練
無一郎の説明により判明した、痣の発現条件。
心拍数を200以上、体温を39度。
この状態を作り出すため、訓練していた柱たち。
結果的に生き残っている柱は全員、痣を発現する事となりました。
訓練してこの状態を作り出せるとは、さすが柱といったところでしょう。
ここまでで痣を発現したのは、炭治郎・無一郎・蜜璃・義勇・悲鳴嶼さん・実弥・小芭内の7人です。
そのうち6人は柱です。
柱以外で、唯一痣を発現している炭治郎。
これはやはり、日の呼吸が使えることが関係しているのでしょう。
そして、ここから気になってくるのが、これから先誰が痣を発現するのか、という事についてです。
柱以外は、痣の訓練をしていません。
なのでもし、同期組が痣を発現するとするなら、偶発的に、強い気持ちによる発現しかありません。
それがこれから見れるのかどうか。
寿命に関しては気になりますが、少し楽しみな部分でもあります。
その他
特殊な例ですが、先ほどの痣を発現した7人以外にも、もう少しだけ痣者がいます。
まずは禰豆子です。
禰豆子の体に発現した、草の模様。
あれは公式ファンブックでは、痣と明記されていました。
禰豆子の痣が発現したのは、コミックス10巻、堕姫との戦いにおいてです。
禰豆子の痣の発現条件は、無一郎と同じ怒り。
禰豆子が堕姫の頭を吹っ飛ばしたとき、説明として書かれていた言葉。
「その激しい怒りが、無限に体を動かす」
無限といえば無一郎。
意図的ではないと思いますが、無一郎の無限と繋がっているような気がして、少し嬉しかったです。
そしてもう一人、痣を発現したであろう人物がいます。
それは玄弥です。
これは自ら発現したというよりは、黒死牟の肉を喰ったことにより、黒死牟の体に近づいた、という事なのでしょう。
玄弥は呼吸が使えないので、生きていても痣が発現する事はなかったでしょう。
鬼喰いならではの、チート技だったといえます。
まとめ的なもの
今回は、痣を発現してきた者について、振り返ってみました。
逆に考えると、メインキャラで痣を発現していないのは、亡くなった人も含めて杏寿郎・しのぶ・天元・善逸・伊之助・カナヲの6人。
一応村田さんも…?
次回はこのあたりについて、考えてみたいと思います。
今回の記事は以上です。
それではまた♪