鬼滅の刃

【鬼滅の刃】縁壱という男が背負った、悲しすぎる運命【きめつのやいば】

2020年3月26日

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誰も知らない縁壱の、悲しい運命。

縁壱の悲しい運命と聞いてまず想像するのは、うたとお腹の子供を失ったこと。

でもあれも全ては、縁壱が生まれながらにして持っていた「天命」から起こったこと。

それはどういうことか。

縁壱は生まれながらの痣者で、幼少期から透き通る世界を見ていました。

もちろん幼少期の縁壱は、自分がどうしてそのような体で生まれたのか、知るはずもありません。

しかし鬼の存在を知り、鬼舞辻無惨と出会った時、初めて自分の体の意味と、持って生まれた天命について知ることになります。

縁壱は言っていました。

「出会った瞬間にわかった。この男を倒すために生まれてきたのだと」

鬼舞辻無惨を倒すということ。

それが縁壱の、生まれ持った天命。

縁壱は鬼舞辻無惨と出会った瞬間に、自分の天命と存在価値について知ったのです。

縁壱は、生まれた時点で痣に対応した体をしており、一昼夜走り続けても疲れないという、驚異的な心肺能力を持っていました。

それは呼吸の使い方もマスターしていることで、実現していたと思われます。

そして縁壱は「人の体を透かして見る」という能力も持っています。

幼少期にはその能力で母の病気を見抜き、無惨と対峙した際には、無惨の体の中に複数の臓器があることを透かして見ることで、無惨の弱点を見抜くとともに、日の呼吸を完成させています。

そうして無惨を、あと一歩のところまで追いつめた縁壱。

しかし、無惨は分裂して逃げてしまいます。

無惨を倒すために生まれてきた縁壱ですが、結局自分では天命を全うできませんでした。

そんな縁壱の気持ちを救ったのが、竈門家であり炭吉です。

縁壱の想いと呼吸法は、竈門家によって炭治郎たちがいる時代まで受け継がれ、今まさに、無惨を倒さんといったところまできています。

縁壱の運命の何が悲しいって、縁壱は生まれた時点で、幸せな人生は送ることができないと、確定していたということです。

縁壱が痣者として生まれ、透き通る世界を見ることができたのは、鬼舞辻無惨を倒すという天命を持って生まれたためです。

そんな縁壱が、うたと子供と静かに暮らすということは、天が許さなかった。

天命を思い出させるために、あのような形で鬼という存在を、天は縁壱に知らせた。

あのまま縁壱が、うたと子供と幸せに暮らしていたのであれば、無惨を倒せる者は生まれることがなかったでしょう。

自分では無惨を倒せなかったとはいえ、日の呼吸が伝承されなければ、痣者はもう生まれなかったかもしれない。

縁壱の生は、鬼舞辻無惨が生まれたことによる、人々の鬼を倒したいという想いから生み出されたもの。

その想いを全て背負い、縁壱は無惨と戦ったのです。

そしてあの時、縁壱が珠世を逃がさなければ、珠世が無惨に投与した様々な薬は、生まれなかったということになります。

全ては、縁壱が作り出したきっかけ。

それが400年以上の月日を経て、いよいよ炭治郎という痣者が生まれ、そこから痣が伝染していった。

縁壱の過去は悲しい。

これはそんな簡単な言葉で、終わるようなものではないのです。

「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから…思い出してください」

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