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【鬼滅の刃 考察】時透無一郎・煉獄杏寿郎・胡蝶しのぶ|幸せな人生を送った人達|179話考察【きめつのやいば ネタバレ】最新話 考察

2019年10月23日

鬼滅の刃 考察

鬼滅の刃 幸せな人生

みなさんこんにちわ。ここなです。

今回の記事は「幸せな人生」についてです。

それではどうぞ♪

幸せ

無一郎が最後に、有一郎に対し言った言葉。

「僕は、幸せになる為に生まれてきたんだ」

無一郎は、人生辛い事もあったけど、幸せな瞬間もたくさんあったと言っていました。

それは家族みんなと過ごした時間や、炭治郎や禰豆子、鬼殺隊の仲間達との時間。

179話の、無一郎が笑ってみんなと話しているシーン。

無一郎はこの時、本当に幸せだったのだと思います。

無一郎は、仲間の為に命をかけました。

無一郎の死は無駄死にではありません。

そして、今回の無一郎の死がきっかけで、私は今まで死んでいった人達の事を思い出す事となりました。

煉獄杏寿郎

猗窩座との戦いで命を落としてしまった杏寿郎。

彼もまた、仲間を守るために戦い、最後まで戦い抜いた男です。

では、杏寿郎は生前幸せだったのでしょうか。

杏寿郎の人生も、山あり谷ありの人生でした。

鬼に家族を奪われる事はありませんでしたが、母の病死と父の堕落。

そういった苦境にも負けずに、柱にまで登りつめた杏寿郎。

杏寿郎が一番幸せだったのは、母がまだ生きていた頃、弟の千寿郎と一緒に、父に稽古をつけてもらっていた時でしょう。

両親と兄弟二人。

幸せだった頃の家族構成は、無一郎とよく似ています。

そこから苦境を乗り越え、弟には兄の立派な姿を見せ続けた杏寿郎。

杏寿郎は、父に認めてもらえなかったとしても、幸せだったに違いありません。

特に最後の任務では、炭治郎達という新しい世代の可能性も見ることができました。

そして、幻影とはいえ死ぬ間際に、母に認めてもらえた杏寿郎。

杏寿郎の死は決して無駄死にではなく、杏寿郎は幸せだったと思います。

悔いの無い人生だったでしょう。

そして、杏寿郎が守り抜いた炭治郎という存在が、父とのわだかまりを解くきっかけとなった。

これにも杏寿郎は救われたのではないでしょうか。

胡蝶しのぶ

姉のカナエを鬼によって殺され、自身も犠牲になったしのぶ。

しのぶの人生は、カナエを失ってから不幸せだったのでしょうか。

いえ、そうではなかったと私は思います。

カナヲという存在がいたからです。

カナエを失ってからのしのぶは、鬼への憎悪とカナエの理想との間で、板挟みの状態にありました。

無理矢理に作った笑顔。

隠しきれない怒り。

ずっと復讐を考えて生きていました。

そんな中でも、姉と一緒に育てたカナヲという存在が、しのぶの心を救っていたのではないでしょうか。

そうであったと思いたいです。

しのぶは正直、カナエを失ってから本気で笑えていたのかというと、そうではなかったかもしれません。

自身の体を毒にしてまで、童磨を倒すキッカケを作ったしのぶ。

その後カナヲと伊之助が、カナエとしのぶの仇を討ちました。

しのぶが本気で笑えたのは、童磨が死んでからだったのかもしれません。

18歳という若さで逝ってしまったしのぶ。

しのぶの死も、決して無駄死にではありませんでした。

最期の回想では、両親とカナエとしのぶ、四人が楽しそうにする姿がありました。

ここは本当に幸せだった頃。

もしかしたら、天国でも四人で幸せに暮らしているのかもしれません。

まとめ的なもの

この三人に加えて、179話では玄弥も亡くなっています。

あえて予想しておきます。

この先も犠牲はあると思います。

これ以上誰も死なないで無惨を倒せるほど、作者さんは甘くないというのが現状言えることです。

ここまで人気のキャラクターが死んでいるのを目の当たりにすると、次は誰が死んでもおかしくないと理解できます。

ただ、これがみんな無駄死にではなかったという事。

それが作品をより一層盛り上げているということ。

鬼滅の刃という作品を愛するなら、全てを受け止めるべきなのかもしれません。

数年後、鬼滅の刃という作品は終わっているかもしれません。

その時、無一郎や他の死んでいったキャラクターの偉大な死について、もう一度語れる日がきたらいいなと思います。

それでは今回はこの辺りで♪

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