こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「129話考察・前編」についてです。
今回も衝撃の連続でしたね。もうぐうの音も出ません。
第129話「背負うべきもの」。私の気になったところをまとめてみました。それではどうぞ♪
ラムダの実験
説明するのも少し気が引けるシーンですね。
ラムダの実験のひとつだと思われます。体を切断したり脳を取り出したりと、あまりにも非道な実験です。
歩いている子供はこんなところを歩かされて、精神も無事ではないでしょう。
背中に「02」と書かれていることと、奥の部屋にも「02」と書かれていることから、鬼の命令で奥の部屋に向かわされているようです。
鬼は部屋を指差しています。普通なら歩いて行けないですよね。奥の部屋でも同じ事が行われていることに気付くからです。
おそらく歩いている子供達は、薬を投与され何も考えられないようにされているのでしょう。
ラムダには人間の博士と呼ばれる人がいましたが、この実験室にもいますね。
敵だった鬼ならまだしも、人間が人体実験をよくできますよね…。尋常ではないです。
地下室
階段を降りるノーマンとザジ。シスロ達を探していたようです。
ここで衝撃のシーンが…。
ものすごく大きな鬼が死んでいます。これはギーラン卿より大きいですね。
目を刺されていることから既に死んでいるようです。この鬼は、おそらく拷問を受けた鬼だと思います。
体のあらゆるところを武器で刺され、他にも色々な拷問、仕返しをしたのでしょう。
そして最後に目を刺して殺した。シスロやバーバラが落ち着くのも、そのときの恨みを晴らしたような気持ちを感じられるからではないでしょうか。
やられたらやり返す。その典型と言えます。
邪血の少女
エマ達と話したことを、隠しきれないノーマン。ヴィンセントが詰め寄ります。
計画に変更はないと伝え、邪血の少女が生きていたことを伝えたノーマン。
それについては考えると言っていますので、まだ答えは出ていないようです。
邪血の少女がエマの友達ということも腹心達に伝えました。
それに対しヴィンセントはこう言っています。
「それは都合が良くも悪くもあるな」ヴィンセント
(引用元:約束のネバーランド129話)
どういうことでしょうか。
都合が良いというのは、エマが友達なので近づきやすく、隙を作りやすいということかもしれません。
都合が悪いというのは、殺してしまうとエマが悲しむということでしょうか。
病気
バーバラは、鬼のことを考えると激昂してしまいます。こうなったのも、非道な実験や薬物の投与が原因なのでしょう。
ここではバーバラだけが発作を起こしていますが、シスロやヴィンセントもこうなってしまうようです。
そして、発作が起きる間隔が段々と狭くなってきているようです。
薬でとりあえずは抑えることができるようですが、薬の量も増え症状が悪化しているので、ヴィンセントは自分達の命が長くないことを悟っています。
ヴィンセントの言う私達全員に、ザジが含まれているかは分かりません。
バーバラは、異常なまでに鬼への恨みがあるようです。それは涙を流すほど悲しいものなのですね。
博士と呼ばれる人間もいたはずなのですが、人間というよりは鬼のみに対しての恨みを持っているようです。
まとめ的なもの
今回のお話は、少し悲しいお話でした。バーバラがかわいそうで仕方がありません。
幸せな生活から、地獄の実験へ向かわされたのです。まだ殺された方がマシだったとも考えたでしょう。
確かノーマンは、能力を持っている子供が何割かいると言っていました。
その子達もバーバラ達のように命が長くない子達となってしまうのでしょうか。
そうすると、ノーマンの全員を救う計画も陰りを見せそうで怖いですね。続きは後編で!
今回の記事は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。また次の記事でも会いましょう。さようなら。