約束のネバーランド136話の扉絵
こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「136話の扉絵」についてです。
ちょっと待って!と言いたい気持ち、すごく分かります。
もう扉絵から謎だらけです。そこからまず考えていきましょう。
扉絵
雨の中傘をさすエマ達。顔が確認できるのは、エマとノーマンとレイだけです。
傘には認識番号が書かれていますね。
わざわざこんな傘を作るということは、おそらく管理側の作ったもの?
食用児が自分の番号の傘を欲しいとは思わなさそうなので…。いや、これは少し考えすぎかも。
まず確認したのは、番号が合っているかどうか。
エマの番号は「63194」です。エマの傘からは「6319」まで確認できるので、おそらく合っているでしょう。
ノーマンの認識番号は「22194」、傘では「2219」まで確認できます。
レイの認識番号は「81194」で、傘から全ての番号を確認できます。
次に後ろ姿から判別できたのはアンナです。アンナの認識番号は「48194」
これが8かどうかは微妙なところですが、髪型からしてアンナで間違いないかと思われます。
ちょっとここで、不可解な点が…。194世代多すぎないですか?
認識番号おさらい
結論から言うとこの扉絵にいる194世代は、エマ達と年の近い先に出荷されていった食用児達、というのが正解なような気もします。
194世代が何かと言うと、エマ達食用児の首筋に記された、認識番号に関することです。
正確には491世代になります。この認識番号は反対から読むと意味が理解できるものになっているからです。
フルスコア3人組で説明します。
まずレイは、認識番号を反対にすると「49118」となります。
仮にレイを491世代の18番とします。同じ法則でエマは491世代の36、ノーマンは491世代の22となります。
実はこれ、誕生日順になっています。
1月15日が誕生日のレイは18、3月21日が誕生日のノーマンは22、8月22日が誕生日のエマは36といった具合です。
そしてこの491世代は、本編で確認できるだけであと3人います。
若い順に言うと、ギルダの56、ドンの61、アンナの84と、全員491世代です。
本編には登場していませんが、491世代の99番の次に生まれた子供は、492世代の0番となります。
49199の次が49200といった感じです。
492世代は、ナットからマルクまで491世代よりは多くいます。
それもそのはず、11歳まで出荷されずに残れるのは、かなりのスコアがないと難しいからです。
6歳で出荷されてしまったコニーは、492世代でした。ちなみに、フィルは493世代、キャロルは494世代です。
傘の数
これらの情報をおさらいした上で、傘の数を確認してみました。
全て491世代の番号だとは思うのですが、そうだと仮定すると傘は全部で21個でした。
本編に出てきている491世代の数を引くと、21-6で15となります。
およそ15人の、知らない認識番号の食用児がいることになりますね。
確認できる番号は、491世代の、35、37、38です。後ろ姿だけを見ても、誰だか分からないですよね。
この3つの番号、エマによく似た番号です。位置的にも近い場所にいます。
エマが36ですので、全員30番代ということになります。
そして、よく見るとノーマンの周りにも、491世代の末尾が20番代の傘があります。
レイの周りにも10番代の傘がありました。
つまりこれは、生まれた日が近い者が近くにいることになります。
本編に出てきたのは、グレイスフィールド第3プラントですので、ここにいる他の子供達は、グレイスフィールドの他のプラントの子供ということでしょう。
これは誰?
この扉絵の中で、ひとつ意味深なものがありました。扉絵にいる子供です。
491世代というのは間違いなさそうですが、その次の番号が滲んでいるようで、何と書いてあるのか分かりません。
風車のようにも見えますね。髪の色は紫。ヴァイオレット?
でもヴァイオレットはグレイスフィールド出身ではないので、違いますよね。
考えても分からないところですが、すごく気になります。
タイトル
この扉絵のタイトルは「rain or shine」です。この言葉には深い意味があるようです。
訳すと「降っても晴れても」となります。
この言葉は、雨が降っても晴れてもそれ決行する、という使い方をされるようです。
もう一つの意味は「どんなことがあっても」です。雨や晴れに関わらず、何があっても決行するという使い方をされます。
これを扉絵に当てはめると、どういった意味になるのでしょうか?
エマとノーマン、レイだけが大人というのも気になりますよね。
まだ残っているグレイスフィールドの食用児達を、どんなことがあっても救い出す?
でも、この子達が生きているなら、もう満期は迎えています。この説はなさそうです。
おそらく死んでいる子もいることから、この子達の無念を晴らす?
すごく難しいですね。
ノーマンの策をどんなことがあっても決行する…?
考え方によっては…といった感じですね。
まとめ的なもの
今回は本編に触れる前に、扉絵に関して考えてみました。
それにしても意味深というか何というか、うまく考えさせられる扉絵でした。
約束のネバーランドで傘をさすという行動は、かなりレアなことだと思うので、これはこれで新鮮でしたね。
次回の動画では、本編について触れていこうと思います。それではまた♪