こんにちわ。漫画研究所です。今回の記事は「127話考察・前編」についてです。
今回も驚きましたね。ショックを受けてしまった人も多いのではないでしょうか。何のことかは分かりますよね…。
でも大丈夫です。
こんな嫌な姿で終わるはずがありません。そちらは後編で語るとして、まずは700年前の出来事から見ていきましょう。
700年前
時代は700年前。農園からの肉の供給が追いつかず、飢えに苦しむ鬼が描かれています。この鬼達は、2年もまともに人間を食べていないようです。
腕や足はたまに食べれているようですが、それでもじきに野良鬼になってしまうと言っています。
脳を食べなければ形質を維持することは難しいのでしょう。
そして、気になっていた野良落ちの刑の期間ですが、大体2年もあれば野良落ちにさせることができるということも分かりました。
そんなとき登場したのが、邪血の少女です。
邪血の少女
このローブを着ている鬼は、頭が見えていないので誰だか分かりにくいのですが、ムジカで間違いないでしょう。
そして周りには3体の鬼と、赤い馬のような鬼がいます。
126話でノーマンは「邪血の少女の一族」と言っていたので、もしかしたらムジカのような鬼がたくさんいるのかもしれないと思っていました。
実際一族として何体かいたのは確かですが、オリジナルの「邪血」は、ムジカだけだったようです。
その血を与えることで、一族を増やしていったようですね。ソンジュもまたその一人のようです。
ただ、ムジカの出生の秘密はまだ明かされていません。記録では700年前に登場したと言われています。ムジカの血については後述します。
農園
もう一つ分かったことがあります。700年前はまだ、農園のシステムが確率していなかったということです。
800年前、バイヨンとレウウィスが話をしていた際に、バイヨンは24の農園に出資、12の農園を管理、6つの農園の責任者をやっていると言っていました。
単純に足すと42の農園です。エマ達のいる時代では、量産農園が数百あるとソンジュが言っていたので、まだまだ発展途上だったのでしょう。
ムジカの血
なんともすごい血を持っていましたね。ムジカの血を一口飲むだけで、退化しない鬼になることができるようです。
さらに、ムジカの血を貰った鬼もまた、他の鬼に血を与えることで退化しない鬼をつくることができたようです。
そして、ムジカはやはりいい鬼でしたね。救世主として、飢えに苦しむ鬼を助けていたのです。
邪血の少女と呼ばれていますが、これは王家や五摂家が付けた呼び名なのでしょう。
鬼の社会を支配するために邪魔な存在として、皮肉った呼び名を付けたのだと思います。
それと同時に平民の間にも、ムジカのような存在の血を飲むことは良くないことだと、嘘の逸話を広めておいたのかもしれません。
王家と五摂家
ノーマンは、王家と五摂家がムジカの一族を全員捕らえて食べたと言いました。
ということは、その血を代々受け継ぎ、今でもまだ王家や五摂家の鬼は、ほとんどがムジカの血を持っているということです。
バイヨン卿やレウウィス、ノウスやノウマ、ルーチェなんかもそうだったのですね。
どういう理由かギーラン卿だけは、その血を貰う前に追放されています。これらも何か関係がありそうですね。
レウウィスとソンジュ、ムジカとの関係も少し見えてきた気がします。といっても核心に触れるようなことはまだ分かりません。
事実としてあるのは、ムジカが王家や五摂家に食べられずに生きていること、そしてそれを助けたのはソンジュであるということです。
レウウィスの回想で、ソンジュがムジカをかばっているシーンがあります。これはレウウィスが相手なのか、他の王家や五摂家なのか気になるところです。
そろそろレウウィスの登場も期待されますね。
もう一つの事情
126話で出てきた「もう一つの事情」についても明らかになりました。
もう一つの事情とは、ギーラン達がノーマンに手を出せない理由です。
ギーラン達はノーマンの策を利用し、どうしても王家や五摂家を食べたかったのですね。そうして退化しない体を手に入れたいようです。
ギーラン一家だけではそれが叶わなかったため、王家や五摂家を食べるまではノーマンが必要だというわけです。
なので、王家や五摂家を食べた後はノーマンは不要だということになります。
自分達にとっても怖い存在に変わるのを恐れ、ノーマンを殺しにかかるでしょう。
それに、退化しないとはいえ、極上の脳を持っているノーマンですから、食べてしまおうと考えるはずです。
そこまではノーマンも読んでいるようなので、大丈夫だとは思いますが…。
まとめ的なもの
ここから先はエマもヒートアップするため、後編にまとめたいと思います。
しかしノーマン、少し様子が…。あのグレイスフィールドにたノーマンであれば、エマの意見も少しは聞いてくれるとは思うのですが…。
127話のタイトルも「対立」となっていますし、この先どうなってしまうのでしょうか。しかし、約ネバは本当に面白い。
今回の記事は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。また次の記事でも会いましょう。さようなら。